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(日刊ゲンダイ2011/8/23)
「日々担々」資料ブログ 2011-08-23(21:43)
やっぱり「人間のクズ」ばかり 「主役は小沢」と書く大新聞まで出た
政権与党・民主党の代表選びは、事実上の次の総理選びである。国難に直面している日本の舵取りをすべき人物が、党員資格を奪われた人物にスリ寄り、頭を下げ、支持・応援を頼む姿は常軌を逸している。野田、海江田、馬淵、鹿野、小沢鋭仁……。
この連中、今ごろになって「93年の政権交代の推進力は小沢先生だ。依然として政局の中心にいる希有な存在だ」(野田)なんて講演で歯の浮くようなおべんちゃらを言い、「党の総力を挙げなければいけない」(海江田)と、取ってつけたような党内融和論を振りかざす。党員資格停止処分の見直しの可能性にまで言及しているのだ。
おいおい、いい加減にしろよ。陸山会事件で小沢の秘書だった石川知裕議員が逮捕された2010年1月以降、反小沢勢力はかさにかかって小沢排除に動いた。口火を切ったのは野田だった。
「政権交代の意義を出すには7月の参院選で安定政権になることだ。その大命題に沿った判断を、何かの事実があった時にはするということだ」(2010年1月29日)
小沢が刑事責任を問われるような場合には、辞任を含めた対応を検討すべきだと言い放ったのだ。他の連中も、結果的には、菅・仙谷ラインの小沢追放劇を容認してきたではないか。政治家は常に過去の言動を問われる。こんな品性下劣なペテン師のような連中に国政を任せられるはずがない。
「政策や政治理念よりも、権力闘争を優位にするための戦術として、とにかく数が欲しい。その一点で動いているとしか思えません。政権亡者みたいな政治家ばかりですから、品性高潔とまでは望みませんが、せめて人間としての常識ぐらいわきまえて行動して欲しい。それができない人物に一国のリーダーになる資格などありませんよ」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)
政治家以前に人間としての資質に疑問符が付けられているのだ。有権者は連中の醜態をどう見ているか。「人間のクズ」ばっかりじゃないか。そうみられても仕方がないだろう。
デタラメなのは政治家連中だけではない。小沢を葬り去りたい検察がシナリオを描いた陸山会事件で、当局のリーク情報をもとに小沢追及に血眼になってきた大マスコミもひどい。
小沢が強制起訴された直後には、「まず離党してけじめを」「政治的なけじめをつける時だ」と、政界から追放しろと言わんばかりだった。その後の石川らの裁判(きのう22日結審)
で、検察側が証拠申請した供述調書11通が却下されるなど、検察の暴走が明らかになり、もはや事件直後の報道は否定されたも同然だ。
そんな過去の報道姿勢を忘れたかのように、代表選では、手のひらを返して、小沢を民主党の最大の実力者のように扱っているのだ。中には「代表選 主役は小沢氏」(20日付朝日)なんて大見出しを掲げる新聞まで出てきた。「ジャーナリズムとしての見識も視点もない」と九大名誉教授の斎藤文男氏がこう憤る。
「国民の世論をあおり、それをバックに特定の政治家を政治的な意図から糾弾したり、持ち上げたりするこの国の大マスコミは、まさに大衆迎合的です。小沢氏の強制起訴問題にしてもそうです。世論をバックにやり玉に挙げて叩きまくった。ところが、裁判で状況が変わってきたのに、一貫した検察批判も過去の報道の自己検証もないまま、いつのまにか代表選での小沢氏の存在感に焦点を当てた記事をタレ流している。有権者に知らせなければならないのは、いま、日本のリーダー選びをするために何が、どんな政策が必要なのか、どういう人物がふさわしいのか、ということ。その決定的な視点が抜け落ちているのです」
過去のバッシング報道を忘れたかのような代表選での「小沢詣で」報道。この国の大マスコミも、しょせん代表選候補者と同じレベルでしかない、ということだ。
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