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民主党は国民をバカにしている 児戯のような民主代表選 狂気だ
(日刊ゲンダイ2011/8/22)
あと2年政権にしがみつき税金をドロボーするために代表選というアリバイ作りの茶番をやっている
-次の総選挙で消滅必至と見られている民主党の最後の悪辣なあがきの後にこの国の破滅が待っている
[1]それをマジメぶって報じているマスコミの怪
[2]雨後のタケノコのような泡沫ばかりの惨状
[3]対抗策もない自民公明のデクノボーたち
[4]この国には言論も知識階級も存在しないのか
[5]戦後生まれ教育欠如世代による亡国
[6]この国はこのままゆっくり滅びる
岡田幹事長によると、民主党代表選は29日投開票、30日に国会首班指名の予定だが、すでに国民はドッチラケである。国民の
誰もが呆れているのが、次の総理を目指す代表候補たちの小粒さ、ヒ弱さだ。
言うまでもなく日本は今、戦後最大の国難の真っただ中にある。大震災に原発事故、世界連鎖株安にウルトラ円高と次々と押し寄せる難題に押し潰されそうな毎日だ。ところが、それに立ち向かうリーダー候補がそろいもそろって迫力のない無名の小物ばかり。鹿野道彦農相や小沢鋭仁元環境相、樽床伸二元国対委員長なんて、肉声すら満足に聞いたことがない国民が大半だろう。平岡秀夫副総務相あたりまで出馬に意欲を見せるにいたっては、「アナタは誰?」と国民は開いた口が塞がらないのだ。
未曽有の難局なのに、顔と名前が一致しない「総理候補」の乱立とは、民主党はどこまで国民をバカにするのか。フザケるのもいい加減にしろだ。
「民主党議員の多くは残る2年の任期いっぱい、政権にしがみつくことしか考えていない。選挙という選挙に連戦連敗で、次の総選挙では議席の半分以上を失って消滅必至とまでいわれています。それで、解散を恐れるあまり、次の首相を選ぶ基準も『解散権さえ行使しなければ誰でもいい』というムードが蔓延しているのです。自分たちの利害だけを優先し、代表選の顔ぶれがドングリの背比べになろうが、お構いなし。我が身かわいさに誰も国民の方を向こうとしないのです」(政治評論家・山口朝雄氏)
悪辣な税金ドロボーだ。今回の代表選は盗人たちの茶番に過ぎないのだ。
◆北沢大臣にまでバカにされる顔ぶれ
なぜ、こんなデタラメが許され、まかり通っているのか。[1]奇怪なのは茶番劇をマジメぶって報じているマスコミだ。テレビは連日、代表選出馬に意欲を燃やす各議員をスタジオに呼んで討論させ、児戯のような民主党代表選を既成事実化しようとしている。お祭り騒ぎにして視聴率が稼げれば、中身は問わない姿勢がロコツだから嫌になってくる。
とにかく[2]雨後のタケノコのような泡沫ばかりの惨状なのだ。今まで、その口から政策の「せ」の字も聞いたことのない小物連中をカキ集めたところで議論が深まるワケがない。元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏が言う。
「ハッキリ言って、代表選の顔ぶれを見て『この国を任せたい』と思える候補はいません。国民の大半も同じ思いでしょう。ならば、メディアも『こんな人物たちに国を任せられるのか』と本格的に迫ったらいい。ところが、代表選の報道は『誰が誰と会った』という次元の低い話ばかりのタレ流し。次期総理に名乗りを上げた候補者がどんな考えの持ち主なのか、国民に判断材料すら与えようとしません。メディアが腰砕けだから民主党議員もナメきって、低次元の代表選びを続けていられるのです」
北沢防衛相は「ポスト菅」の面々について、こう言った。
「いま名前の挙がっている人たちで本当に重責を担うことができるのか、不安がある」
史上最低のスッカラ菅首相を最後までかばった男にここまで言われているのに、「アイツも出るならオレも」と軽々しく手を挙げる連中が後を絶たない民主党代表選。狂気だ。
◆代表選をケイバと同じ遊びにしている大マスコミ
狂気の民主党代表選を指をくわえて見ているのが、[3]対抗策もない自民公明のデクノボーたちだ。コイツらもどうしようもない。
なぜ議員全員で国会をボイコットしないのか。街頭で「民主党は国民をナメるな」と叫んで、解散に追い込もうとしないのか。
「復旧復興が遅すぎる。民主党政権には任せられない」と批判するのなら、なぜ体を張って行動を起こさないのか。
自民党の内情に詳しい政界関係者が言った。
「いま解散すれば、自民党250議席というデータもある。が、それでは谷垣が総理になってしまう。それは気に食わないと党内で足の引っ張り合いがあるのです。石破茂がきのう、民主党代表選の“小沢詣で”を批判していたが、自分こそ子分ゼロで、他人の力を借りなければ総裁も目指せない男。おまけに銀座の高級クラブに入り浸ってチャラチャラしている。そんな男が口先だけでエラソーに犬の遠吠えをしているのが今の自民党なのですよ」
野党まで、戦略も悪知恵も迫力もないテイタラクで、この国はどうなるのか。
それだけに、政界の堕落と劣化に警鐘を鳴らす大マスコミの役割が大事なのだが、現実は、政界以下の低レベルときている。大学教授やジャーナリスト、政治記者がテレビで「小沢詣でを見ていると、20年前の自民党政治とソックリですね」なんて批判していた。じゃあ、どうすればいいのか、代表選はどうあるべきなのか。それを語るのが言論なのに、肝心の提言は何もない。相も変わらず「小沢」のモノサシでしか代表選を語れない。幼稚すぎて情けなくなる。[4]この国には言論も知識階級も存在しないのか。政治評論家の森田実氏がこう言った。
「次の首相を選ぶ民主党代表選を、テレビはケイバ馬に例え、お遊びにしている。国難のときに、どんな首相が必要なのか、どういう代表選が求められるのかを伝えるのがメディア。それなのに、ケイバ遊びにしてバカにしているのだから、メディアの無責任は深刻です。オフザケ報道ばかり見せて、国民を政治から遠ざけ、もうどうなってもいいやと思わせようとしている。それが政治をダメにしているわけです」
◆根性なしの戦後生まれがこの国を食い潰して破局
政治家とメディアの質が急速に悪くなってきたのは「戦前育ちがいなくなったから」と、森田実氏が続ける。
「第1次大戦、第2次大戦を経験した総理は、石橋湛山にしろ、吉田茂や鳩山一郎にしても、根性と責任感、きちっとした国家観があったし、当時の政治記者は第2次大戦を経験しているから、政治家と丁々発止やり合った。熱気がありました。次の宮沢喜一までの第2次大戦だけを経験した総理たちもそれなりに見識があったが、戦中・戦後派が総理になり出してからは、根性なしばかりです。
政治記者たちも戦後の豊かな時代育ちだから、“自分だけよければ”派で、厳しさも責任感もない。政治をゲームとしか見ないし、政局しか関心がない。政治家と真剣に議論することもなくなった。それが現在のお遊び報道につながっているのです。今の政治家は、そんなマスコミに気に入られようと、ケイバ馬に例えられても抗議しない。小沢詣でをバカにされても黙っている。それで記者はオレたちは偉いと思っている。この国が衰退し、悪くなるのは当然です」
今の民主党や自民党の執行部、総理候補はほとんどが戦後の団塊世代か、それ以下。修羅場を経験したことがなく、戦前組が築き上げた繁栄を食い潰してきたお気軽組だから、未曽有の危機に直面するとお手上げなのだ。[5]戦後生まれ、教育欠如世代による亡国である。
この国全体が人材払底で、リーダーも設計図も不在。どうするのか。どうしようもない。
「超円高でデフレ不況がますます悪化している。それなのに大連立による消費税アップをもくろむ野田財務相がマスコミに担がれようとしている。それを阻止する有力候補もいない。救国どころか亡国へまっしぐらです。近いうちに間違いなく、大卒の半分は就職口がない暗い暗い時代になりますよ」(経済アナリスト・菊池英博氏)
[6]この国はこのままゆっくり滅びる。民主党の延命代表選の先には、そんな破滅の道しか見えないのだ。
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