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やっぱり小沢一郎で決まる「ポスト菅」誰がなっても軽量短命  元木昌彦の深読み週刊誌 (J-CAST) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/311.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 8 月 21 日 07:29:13: igsppGRN/E9PQ
 

やっぱり小沢一郎で決まる「ポスト菅」誰がなっても軽量短命
http://www.j-cast.com/tv/2011/08/19104874.html?p=all
2011/8/19 19:04 元木昌彦の深読み週刊誌 :J-CAST

8月15日の夜、新宿の「ロフト・プラスワン」で友人が開催した終戦記念日シンポジウムに出演した。開口一番、友人が「新聞は死んだ」といった。この日は新聞休刊日であった。私が知る限り、この日に新聞が休んだことなどなかったはずだ。新聞を休刊することが悪いというのではない。なぜこの日にしたのか。東日本大震災に原発事故が起こり、「第2の敗戦」とまでいわれるいま、66年前の時と比べて論ずることはいくらでもあるはずだ。それとも新聞にとっては、もはや戦争は終わってしまった過去の些事に過ぎないのだろうか。こうした新聞の「役割放棄」を、亡きノンフィクション作家・本田靖春が見たら何というだろう。

シンポジウムで私は、第1と第2の敗戦には決定的な違いがあると前置きして、本田の「戦後―美空ひばりとその時代」(講談社)から、以下のところを読み上げた。

「人びとは飢えていた。私の場合は、住む家がなく、納屋の暮らしから戦後の生活が始まった。着る物がなく、履く靴がなく、鞄がなく、教科書がなく、エンピツがなく、ノートもなかった。

しかし、人びとは桎梏から解放されて自由であった。新しい社会を建設する希望に満ちていた。そうした可能性の時代の子として美空ひばりはいた」

第1と第2の決定的な違いは「希望」である。貧しく食べるものも着る物も住むところはなくとも、桎梏から解放された青い空がそこにはあった。今日より必ず明日はよくなるという確信が多くの国民にはあったのだ。

3・11以降はどうだろう。希望はあるだろうか。残念ながらどこを見渡しても、いまのところ見いだすことはできそうもない。それでも日本人は立ち上がるとは思うが、それは、これまでのように無駄に無駄を重ねた虚栄の豊かさに回帰するものであってはならない。原発を止めて再生可能エネルギーにすればいいという単純な話ではない。日本人が歴史上初めて、根底から価値観の転換を迫られているのだ。そんな話をしたが、どれだけ聞き手に伝わったのか心許ないが。


最終目標は裁判無罪、党員資格奪還、そして総理

さて、今週は各誌こぞってポスト菅について特集を組んでいる。いまのところ本命・野田佳彦財務相(54)、対抗・鹿野道彦農水相(69)らしいが、それ以外にも海江田万里経済産業相が名乗りを上げ、多士済々ではなく、ドングリの背比べである。

野田は大連立を掲げ、財務省が目論む大増税に踏み切る可能性が高い。「週刊文春」によると、野田総理になれば自民党の谷垣禎一総裁を副総理に迎え、公明党の山口那津男代表は厚労相に、注目される環境相に小池百合子総務会長を据える可能性があるという。このままスンナリ野田総理が実現するはずはないが、誰になっても軽量短命内閣に違いない。「あーあ、民主党 こんな奴らが総理かよ」(文春)、「ショボすぎる『新総理・野田佳彦』」(週刊現代)という見出しが当をえている。

そのうえ、またぞろこの男が次期総理のキーマンになり、代表選に名乗りを上げた候補たちは次々に頭を下げに行っているという。小沢一郎である。160人といわれる手勢をもつが、自派には適当なタマがいないため、今回は自分のいうことを聞く候補を物色しているといわれる。当初、小沢は海江田を買っていたようだが、大臣の辞めどきを誤り、その上、委員会で泣き崩れて男を下げてしまったために支持を取り下げられた。だれを支持するかは直前まで決めない方針らしいが、「週刊新潮」は小沢の狙いは来年の代表選だと読む。刑事裁判で無罪になり、党員資格を奪還して、代表そして総理を目指すというのである。


「週刊ポスト」「週刊朝日」の小沢待望論

それでは遅い、いますぐに小沢を総理にしろと大声で主張するのは「週刊ポスト」である。「『脱小沢』暗黒代表選全内幕」では、小沢のブレーンが小沢の胸の内をこう推測している。


「小沢さんの目的は党全体をもう一度、政権交代の初心に立ち返らせることだ。野田さんにも側近を通じて『増税路線を凍結し、マニフェストの原点に戻るなら支援も可能だ』と再三、説得してきた。結局、野田さんは踏み切れなかったが、執行部派の有力候補である前原誠司氏が増税慎重論に転じたのは小沢氏の意図を理解したからだ」


日本政治ウオッチャーのヴァン・ウォルフレン=アムステルダム大学教授も、「週刊朝日」(榊原英資との対談)で、いまこそ小沢が必要なのだと援護射撃をしている。彼は1993年の政変以来18年の長きにわたって続けられてきた反小沢キャンペーンは、悪意に満ちアンフェアだと断じる。そして、日本の政治を官僚の手から取り戻すという民主党が掲げた改革は、菅や前原、岡田のような官僚の顔色を窺う政治家ではできはしない。それができるのは小沢しかいないのだし、自らも自覚すべきだとエールを送る。その上こうまでいい切る。


「小沢氏が党内で力を発揮する体制をつくるために、民主党の議員たちには、告訴を取り下げさせて小沢氏の裁判をやめさせる行動を取るべきだと提案したい」


ウォルフレンは小沢が彼にこういったと話している。


「現在の総無責任状態が続くと、日本には永久に民主主義が根付かない」


長年の小沢ウオッチャーである私は、小沢から民主主義を説かれるほどまでにこの国は堕してしまったのかと嘆息するしかないが、さりとて野田や鹿野が総理として適任だとはとても思えない。政治の混迷は。まだまだ続くようだ。


以下略
 

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コメント
 
01. 2011年8月21日 09:52:24: EAo5YST5jk
小沢ウオッチャー東電の資金漬け元木が。
小沢と話した銘面も殆どなく内面をを知らず
「夜目遠目傘の内」的な思いあがり評論家が
尻尾を振っている文章です。

02. 2011年8月21日 10:11:20: S57QJHub3w
ナベツネとツーとカーの間柄で週刊誌時代ヨミウリからおこぼれを貰っていた元木さん。

俺はもはやいつ起きてもおかしくないナベツネの去就(すなわち高齢による病魔や伴う死)で今の新聞業界の経営システムは終わり業界の危機が訪れるし記者クラブ問題や各々の問題が表出し、上へ下への大騒ぎになることを楽しみにしている。
そんな俺からすればナベツネと懇意だという元木さんの民主主義観に非常に興味があるわけだがとりあえずまあいい。それで小沢一郎が嫌いだということも個人の意見だから堂々と表明したらいいと思う。
だがウオッチャーを自認するなら各週刊誌の記事を持ち出してああだこうだ言うのではなく、ウオッチャーたる小沢一郎に接した事実のエピソードを持って小沢の何が許せないのか嫌なのか書くべきではないのかな。
そいでもって最近の週刊現代は朝日新聞や読売新聞の補完週刊誌みたいな政治記事ばっか。
ウォルフレンに日本のマスコミの欠陥を指摘され、こんにゃろーという敵意が垣間見られるのはご愛嬌かな。
でも事実じゃん。

>さりとて野田や鹿野が総理として適任だとはとても思えない。政治の混迷は。まだまだ続くようだ。

これな、あんたとこの週刊誌が反小沢キャンペーンでアンチ小沢の元小沢番記者とかいうロートルのジイサンどもを担ぎ出して無能な菅や枝野、仙谷に肩入れする報道が生み出した帰結ってことを全然理解しとらんじゃないか。
こんなマッチポンプ作っておいてなーにが「小沢から民主主義を説かれるほどまでにこの国は堕してしまったのかと嘆息するしかないが」ですか。
いいかげん恥を知りなさい。


03. 2011年8月21日 12:11:19: toEBwZj2pQ
元木こそが小沢叩きの総本山。松田賢弥使って延々と小沢バッシングやってた、これが検察を動かした要因になった。
白々しく小沢の名前出して中立ぶった政局解説するな。
本性丸出しにして『小沢が嫌い。小沢でオマンマ食ったしこれからも食う』こう書けよ。

04. 2011年8月21日 12:52:51: czgXAEQpzY
半分逃げに入ったのかね、JーCASTに元木さん。

お前ら、前に小沢一郎に何と言ってきたのか。カレル・ヴァン・ウォルフレンはずっと前から一貫して同じことを言ってきた。日本に本当の世論はないと。そのとうりだった。

今頃、こそこそととりあげて記事にするのか。このカス。


05. 2011年8月21日 13:07:57: ioJEOcvKK2
本当に日本の事を考えるのであれば、短命政権よりも、安定した長期政権にしなくてはいけない。

世界同時株安。戦後最大の円高。抜け出せないデフレの中、東日本大震災と原発事故。
今こそ、本当に国家・国民の事を考える政権が必要であり、短命ありきでの報道や評論に共感することは全く出来ない。

小沢総理待望論が出ており、自分もその一人ではある。
しかし、小沢一郎自身は総理大臣に成る為に政治家になったわけではない。
小沢一郎の政治理念の中に権力欲は無い。あるのは日本を良くする為の改革欲だけだと思う。

本当は、今回の代表選で小沢一郎本人が立つことが一番だが、党員資格停止による投票すら出来ない。
また、新代表の元、党議拘束を徹底した中で、民主党の首班指名を小沢一郎にするというウルトラC的な意見もあるが、小沢一郎自身、裁判を控えている中で、権力の座に就くことを良しとしていない。
今回の民主党代表、そして次期首相に小沢一郎がなることは、悔しいがほぼ無い。

しかし、次期首相は小沢一郎の政治理念に基づく政権であることを、大きく示せる人物でなくてはならない。
そして、予想されるマスコミのネガティブキャンペーンに対抗出来る、強い信念と精神力も兼ね備えていなければならない。
そういった人物が首相になれば、来年の民主党代表選も再来年の総選挙後も続く、長期政権になるはずである。

少なくとも、現段階で名前が挙がっている候補者の中に、該当する人物は見当たらない。
小沢一郎が代表選の行方を握っている以上、公示段階で始めて名前が挙がってくる候補者が出てくる可能性は大きい。

今回というより、今の国内外の情勢の中、小沢一郎は長期安定政権を樹立しようとしていると自分は考える。


06. 2011年8月21日 22:04:36: e3jDVY6xyY
元木さん、3月11日に誰と何処に居たのか、明確にしましょうよ。
何度招待されたのですか。
03さんがコメントしているとおりです。
恥を知りましょうね。

07. 2011年8月22日 04:32:50: jxsCdK1wKE

敵兵元木の変遷

まー、いいじゃないの。

敵軍の2等兵、元木が白旗を振って投降だ。

敵兵の投降は、小沢にとって、いい傾向じゃないの。

捕虜収容所に収容して、様子見だろ。

しかし、この野郎は、岩手の先生を狙撃した奴だからねぇ。内心複雑だね。


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