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海江田も出馬表明、鹿野も参戦濃厚、しかも前原も出馬を検討で、混沌とする代表選 (日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/284.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 8 月 20 日 13:42:13: dkOnWN./sADdA
 

民主党の代表選が混沌として来た。(~_~;)

 まず、鹿野道彦氏(農水大臣)が、19日の午後に、同氏の
出馬を要請する議員グループと面会した。

 鹿野氏は、『「私の政治人生の中で最も重い要請をいただいた。
私のような至らない者が出るべきかどうか熟慮しなければなら
ない」と即答せず、近く正式に回答する考えを伝えた』という。
<時事通信19日>
 週明けに、小沢一郎氏や渡辺恒三氏らとの会談を申し入れて
いるとの報があることから、党内情勢を見極めて、最終的な決断
を行なうものと思われる。(・・)

 鹿野氏を推すグループは、既に20人の推薦人を確保している
とのこと。
 上にリンクした記事にも書いたが。同グループには、小沢氏に
近い議員や鳩山グループの議員が何人も参加しており、昨日も
小沢氏に近い山田正彦氏(前農水大臣)が呼びかけ人になって
いたほか、鳩山Gの中山義活氏が、今度は、こちらの会合で
「気合だ〜」とやっている光景がTVに映っていた。^^;

 小沢氏は、次の代表には経験や実績がある人が望ましいと
いう趣旨の発言をしていることから、鹿野氏を支持する可能性
も十分にあるのだが。
 小沢氏と鹿野氏は、自民党から新進党まで共に活動していて
旧知の間柄であるものの、対立関係にあることも多かったし、
他者の影響を受けて動くタイプの政治家でもないので、お互いに
どこまで意思の疎通ができるのかが大きなポイントになるのでは
ないかと思われる。(・・)

<ただ、小沢氏周辺では、若い世代の首相が誕生すると、小沢氏
が次期代表選に出にくくなることから、69歳の鹿野氏が首相に
なった方がいいという意見も出ているらしい。^^;>

* * * * *

 また、海江田万里氏(経産大臣)も、赤松広隆氏など親しい議員
に出馬の意思を伝え、19日の閣僚会見でも、出馬に向けて調整
を行なっていることを明らかにした。
 そして同日、早速、小沢氏の事務所を訪ねて、同氏への支援を
要請した。(・・)

 ちなみに、小沢鋭仁氏も、昨日、小沢氏の事務所を訪問し、支援
を要請。馬淵澄夫氏も既に2回ほど小沢氏と会っており、メディア
から、代表候補の「小沢詣で」が始まったという報じられ方をする
ようになっている。^^;

* * * * *

 しかも、海江田氏は、小沢氏へのいわば手土産にする意図も
あったのか、訪問前の会見で「これまでは民主党の持つあらゆる力
を結集して、事に当たることができなかったが、今後は総力を
挙げて難局に取り組まなければならない」と述べ、小沢元代表の
党員資格停止の処分の見直しも含め、党内融和を図る必要がある
という考えを示し』たとのこと。<NHK19日より>

 小沢鋭仁氏も、小沢氏を訪問する前に、『国会内で記者団に、
執行部が処分を決める過程で「処分は厳しすぎる」と、異議を
唱えたことを説明した』という。<時事通信19日>
<TVでも、「岩手の復興に力を尽くせる環境を調えた方がいい」
と発言していたようだ。(・・)>
 
 今月にはいってから、小沢氏に近い輿石参院会長らが、何回か
次の代表は、挙党一致体制をとるために、小沢氏の党員資格停止
処分を凍結、解除することが望ましいという発言をしており、
小沢Gの中には、それが新代表として支持する大きな条件になる
と考えている議員もいる様子。
 それゆえ、小沢氏の党員資格停止処分を解くかどうかも、代表選
の争点になると記しているメディアもあるほどだ。(~_~;)

 確かに、小沢氏自身にとっても、小鳩派にとっても、小沢氏の
足かせになっている党員資格停止処分が解除or凍結されるかは
重要な問題には違いないのだが。それは新代表が新執行部と共に
きちんと協議して決めるべきことだろう。(・・)

 それゆえ、代表選の前に、小沢氏周辺の人や候補者がそのこと
に公の場で言及して、票を得るための手段、条件として扱うこと
や、そのように報じられることは、小沢氏にとっても、その候補者
にとっても、ひいては民主党にとっても、好ましくないことなの
ではないかと憂慮するところがある。(-"-)

<そういうことが、国民の政治不信にもつながると思うしね。^^;>

ただ、海江田氏や小沢鋭仁氏、馬淵氏らが、必死になるのも
ムリからぬところがある。
 3人とも、出馬の意向は表明しているものの、いまだ20人の
推薦人の確保が難しい状況ゆえ、小沢Gや鳩山Gの支援を得られ
なければ、正式に立候補さえできない状況だからだ。^^;

 しかも馬淵氏は、まだ当選3回ゆえ、チャレンジ出馬の要素が
あるのだが。
 海江田氏や小沢鋭仁氏は、野田氏や前原氏と同じ当選5〜6回
の議員ゆえ、首相の座につくチャンスがあるなら、ものにしたい
という思いも強い。(・・)

 そして、海江田氏は鳩山Gの一員。小沢鋭仁氏も鳩山G出身ゆえ、
彼らとしては、まずは鳩山Gの支持を得たいところなのだけど。
 ところが、肝心の鳩山会長が態度を決めかねているため、
ますます混沌とした状況が生じているのである。(~_~;)

* * * * * 

 鳩山氏が態度を決められないのは、小沢氏が誰を支持するか
なかなか明らかにしないということが大きいのだけど。
 朝日新聞17日の記事によれば、『代表選で鳩山氏は小沢一郎
元代表との連携を目指しているが、「必ずしも十分な議論をして
いない」と現状を語った』とのこと。^^;

 それゆえ、鳩山氏は、とりあえず、野田氏を念頭において
「大連立や増税を唱える候補は支持しない」とグループの会合で
表明したものの、それ以上のことは言えないままでいる。(-"-)

 海江田、小沢鋭仁氏周辺では、このままではグループが分裂
したり、共倒れになったりする可能性が大きいことから、海江田氏
と小沢鋭仁氏を一本化した方がいいという話も出ているようなの
だが。今のところ2人ともそれに応じる気はないようだ。(~_~;))

<小沢鋭仁氏は、昨年9月の代表選にも出馬したいと要望していた
のだが。小沢一郎氏が出馬することになったため、出馬を控え、
同氏を支援、閣僚を外されることになったという経緯(いきさつ)
があるし。日本新党→さきがけの同期である前原氏へのライバル
意識も強い上、ましてやグループの後輩である海江田氏にチャンス
を譲る気はない様子。
 昨日も、朝日新聞に、同氏が立候補を断念し、海江田氏の支援
に回るという記事が出たのを不快に思い、「現時点でこうした話は
一切していない。弁護士と相談し、法的措置も考える」とまで
言っていたですぅ。(~_~;)>

* * * * *

 ただ、鳩山Gの中には、グループを出て行った小沢鋭仁氏より
海江田万里氏を支持する声の方が多いとのこと。
 しかも、鳩山氏がウダウダしているうちに、鳩山Gの議員の中
から、堂々と鹿野氏の出馬を要請する議員が出始めたため、鳩山氏
もチョット焦りを感じているようにも見える。^^;

 昨日、TV朝日の川村晃司氏が、鳩山氏が海江田氏に出馬を
促したのは、鹿野氏支持に流れたグループの議員を引き剥がすため
ではないかという見方をしていたのだが。mewも、その見方は
「あり」かも知れないと思うところがあった。(・・)
 
 鳩山氏にしてみれば、自分のグループの議員が首相になる方が
いい&グループの分裂も阻止したいだろうし。
 逆に、自民党の大先輩であり、改憲&集団的自衛権などの諸政策
が合わない鹿野氏が首相になると、やりにくい部分が大きいように
思えるからだ。

 ただ、もし小沢氏が海江田氏ではなく、鹿野氏を支持を決めた
場合はどうするのか、鳩山氏はまた新たな問題を抱えることに
なるかも知れない。(~_~;)

他方、前原・野田G側も迷走しつつある。

 先週、代表選に出馬をしない意向を表明した前原氏が、ここに
来て、自らが出馬するか否か、迷い始めているからだ。(・・)

『民主党の前原誠司前外相は18日午前、東京都内のホテルで
菅直人首相の後継を決める党代表選への対応について、自らを支持
するグループの議員と意見交換した。前原氏の出馬を求める意見が
多数出たのに対し、前原氏は「自分自身としても重く受け止めて
慎重な対応をしたい。近日中に判断したい」と述べた。
 前原氏は「国に対してどういう役割を果たせばいいのか悩んで
いる。今、出馬するのが自分の役割としてベストなのか考えている。
日本の将来のために何ができるか模索している」とも述べた。
<毎日新聞18日>』

 しかも、6月から野田佳彦氏を擁立することを前提に、
「菅おろし」や大連立の計画を進めて来た前原・野田Gの参謀役
である仙谷由人氏までが、こんなことを言い出したという。(・o・)

『仙谷由人官房副長官(党代表代行)も協議に参加し、野田佳彦
財務相を念頭に「自分が誰かを推すという報道がされているが、
そういうことはない。徹底的にやるか、寝る(やらない)かだ」
と語った。<同上>』
<この言葉には、唖然とさせられてしまった・・・。(@@)>

* * * * *

 冒頭のリンク記事にも書いたように、代表選を目前に控え、
野田氏がピンチに陥っている。^^;

 仙谷氏は、この春から自民党側と大連立の交渉を行なっており、
増税路線、公約見直しなどの政策でも一致しており、岡田幹事長
らの執行部まで巻き込んで、自民党と協力して「菅おろし」を
実現をするために、自民党の言うがままに、法案の修正を行なう
などして、ようやく菅首相の辞任にこぎつけた。(-"-)

 そして、野田氏もそれを前提に、増税&大連立を公約に掲げて、
代表選に出る意思を表明したのだが、何と自民党が大連立に
応じない方針を決定し、見事にハシゴをはずされる形に。(~_~;)
 しかも、前原・野田Gの議員も含め、党内からも「先に増税
や大連立ありき」の野田氏の姿勢に対する疑問や批判の声が強く
なっており、このままだと、少なくとも中間派の議員からの支持
は得られないため、当選の見込みが立たなくなっている。(~_~;)

 また前原氏は、諸状況を考えて、経済が回復するまで増税は
控えるべきだという方針に転換し、野田氏との会談でも、その
ことを協議したのだが。野田氏は多少、増税に関する発言を
トーンダウンさせているものの、現段階では、根本的な部分での
公約の変更に応じる気はなかったようで、それも前原氏を悩ませる
要因になっているようだ。(・・)

* * * * *

 前原Gの議員としては、ここで野田氏を支持して負けた場合、
党内の実権が小鳩派に移り、著しく不利な立場になることから、
ここは強引にエースの前原氏を擁立してでも、何とか代表&首相の
座をとりたいと考えているのではないかと思うし。

 党内にも、もし近い将来、解散総選挙に追い込まれることに
なった場合には、野田氏や鹿野氏では選挙に勝てないので、世論
調査で次期首相候補のTOPになっている前原氏を代表&首相に
しておいた方がいいと思っている人も少なからずいるようなの
だけど・・・。

 ただ、前原氏としては、野田氏にも借りがあるし。この国難の
状況で、ねじれ国会&党内対立が続く状態で、首相を務めること
にはとまどいもある様子。

 前原氏は、もう一度、野田氏と会って、協議を行なう予定で
いるとのことだが。そこで話がまとまらない場合には、自ら出馬
することも決断する可能性があるという。(-"-)

* * * * *

 このように混沌とした状況を見ていて、つい「何だかな〜」と
ぼやく日々が続いているのだけど・・・。
 ただ、MY天敵の前原氏を首相にすることだけは、ど〜しても
阻止したいという思いが強いだけに、ここは何とか平和志向の
鹿野氏に、小鳩派の支持を得て頑張って欲しいな〜と願っている
mewなのだった。(@@)

                 THANKS  

http://mewrun7.exblog.jp/15301944/  

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コメント
 
01. 2011年8月20日 14:05:12: lFBjI4aTbH
鹿野は、政策が不明。(とくに経済政策が?)
政策が不明な人をなぜ支持できるのか、わからない。

いまのところ、良くも悪くも政策がはっきりしているのは、
野田、馬淵、小沢鋭仁だけ。
野田の政策は、NO!
馬淵、小沢鋭仁の政策は、かなりよい。

“脱「財務省・日銀官僚」派”の首相候補評:
■民主党代表選挙−次の首相には誰がふさわしいのか
【要約】
・近く予定される民主党代表選挙の立候補予定者を経済政策の主張でまとめてみました。
・その主張から、この中には日本の将来を託せる政治家として期待できる方もいるようです。
さて、これまでに民主党の次の代表選挙に立候補者として名前が上がっているのは次の方たちです。*1
野田佳彦 | 鹿野道彦 | 海江田万里 | 小沢鋭仁 | 馬淵澄夫
これらの候補者に代表選への期待が高い前原誠司前外相も加え、過去の発言などから候補者を色分けしてみました。(中略)
野田財務相は完全に財務官僚に取り込まれてしまっていて、
現在日本の閉塞状況を一層悪くはしても良くしそうにはありません。*2
鹿野農水相は、消費税アップ反対は買える点です。
ただ、公式ブログの中で「今までは物価が下がっていたから、給与は下がっても何とか生活ができた。」と述べており、
物価を構成する各製品・サービスは国内人件費(と輸入財の中の海外人件費)からなることを理解されていないようです。
また金融政策・日銀への要望などの発言も見当たりません。
海江田経産相は消費税アップはデフレの間は反対、デフレ対策としては日銀に協力を求めるということですが、
現在あの体たらくの菅直人でも首相になる前はこの程度の認識はあったように思います。*3
前原誠司前外相は消費税アップに対しては先の参議院選挙前に、菅首相に対し
「『消費税は参院選の争点ではない。菅直人首相は、細かいことは言わない方がいい』と述べ、
首相に対し、消費税について触れないよう求めた。」と伝えられています*4から、潜在的には増税論者なのでしょうか。
一見、野田氏と鹿野・海江田・前原の三氏の政策は随分違っているようにも見えますが、
これらの方は首相になってから、財務官僚などから「ご説明」攻撃を受けて、宗旨替えしないかやや心配です。
さて次は小沢鋭仁前環境相。
この方はデフレ脱却議連特別顧問を務め、
「日本だけがデフレが継続しているのは金融政策が圧倒的に貧困であるから」とズバリ述べています。*5
また馬淵澄夫前国交相も自身のブログで「復興財源に増税は誤り」と題し、金融市場の資金ボリュームを上げる
という正しい方法でデフレを脱却することを論じています。*6
デフレ下での増税という誤った政策路線を大きく転換するためには、
財務省・日銀当局の官僚などからの多様な攻撃・妨害に屈せず金融政策と財政政策を正しく実行する能力と胆力が必要です。
筆者はこの基準で合格点がつけられるのは小沢鋭仁氏と馬淵澄夫氏のおふたりではないかと思います。
http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20110810

なお、鹿野について。

鹿野道彦農水相を担ぐのは、早大卒「落選経験者・浪人互助会」が濃厚、「吸血集団」には首相輩出は無理だ
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/eea4f3ea432447869b55f037461afbd1?fm=rss

小沢グループでは、一部の中堅らが鹿野道彦農林水産相の擁立に向けて表立って行動。
しかし、旧新進党時代に小沢氏と激しく党首選を争った鹿野氏を担ぐことへの抵抗感もあり、
小沢氏側近の一人は「支援はない」と言い切る。
(2011/08/17-22:08)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011081700822

現職閣僚、次期首相の資格ない=西岡参院議長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011081100616
西岡議長が言うとおり、そもそも野田、鹿野、海江田らには立候補の資格はない。

それにしても、この「日本がアブナイ」という人のブログそうだが、
政策を分析・評価するブログがほとんどないな。
政策こそがもっとも大事なのに。


02. 2011年8月20日 18:45:02: tmmUefsFRo
海江田は民主党を凋落させる。
忍の字は命取りだった。

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