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猫もしゃくしも小沢詣で 党員資格停止処分解除まで飛び出す
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110819/stt11081923350012-n1.htm
2011.8.19 23:34 産経新聞
民主党代表選への立候補予定者の多くが小沢一郎元代表を持ち上げ、党員資格停止処分の解除まで口にする異様な事態が起きている。狙いは100人以上の勢力を誇る小沢グループの票だ。勝敗のカギを握るため今や猫もしゃくしも「小沢詣で」に躍起になっている。(坂井広志)
19日午前の記者会見で出馬の意向を表明した海江田万里経済産業相は同日午後、衆院議員会館の小沢氏の事務所を訪れた。
「代表選に立候補するのでよろしくお願いします」
海江田氏は緊張した面持ちで小沢氏に頭を下げた。会談後もこわばった表情を緩めることはなかった。会見では小沢氏の党員資格停止処分の解除について問われると「民主党の持っているあらゆる力を結集すべきだ」と見直しを示唆した。
小沢事務所には同じく立候補に意欲を示す小沢鋭仁元環境相も訪れたが、小沢一郎氏はどちらにも「頑張りなさい」と言うだけで、支援の言質を与えることはしなかった。出馬に前向きになってきた鹿野道彦農水相も小沢氏との面会を要請し、週明けにも会談することになった。馬淵澄夫前国土交通相も記者団に挙党態勢の必要性を訴えた。
これまで小沢氏と距離を置いてきた野田佳彦財務相も小沢氏への配慮という意味では例外ではない。
「小沢先生は依然として政局の中心にいる。希有(けう)な存在であり、政治力量のすごい方だ」
野田氏は18日の千葉市内での講演で小沢氏を持ち上げた。党員資格停止の解除も示唆した。最近はしきりと自民、公明両党との大連立を主張する野田氏だが、19日の会見では「与野党が向き合うときに与党がしっかりまとまるのは必須条件だ」と述べた。最近は大連立に慎重姿勢を示している小沢氏に配慮したようだ。
菅政権中枢にいた主流派には小沢氏への警戒感は強く残る。それでも候補らが小沢氏にすり寄ろうとするのは、6月2日の内閣不信任案採決の前日、71人もの衆院議員を集めた小沢氏の「数の力」を見せつけられたことが大きい。
小沢氏は候補者がどれだけ頭(こうべ)を垂れるかを競わせることで、代表選後の幹事長人事などで主導権を握ろうとしているものとみられる。もっとも、乱立気味でどの候補も決め手を欠き、もの足りないとも映っているようだ。19日には周囲にこうもらした。
「世界経済が大変な状況になっているのを分かって手を挙げているのか。それを乗り越える覚悟はあるのかなあ…」
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