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野田財務相も“首相落第”!適性わずか「44点」のお粗末
2011.08.19 zakzak
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110819/plt1108191156003-n1.htm
菅直人首相がやっと退陣表明したのに、民主党の「ポスト菅」選びは混迷している。ただ、有力候補である野田佳彦財務相(54)が勝ち抜けば、松下政経塾出身者として初めての首相となる。パナソニック創業者、松下幸之助氏の秘書を務め、同塾創立の立役者でもある、みんなの党の江口克彦参院議員(71)が、野田氏への思いを語った。 (ジャーナリスト・安積明子)
野田君は性格が穏やかで、人の話もよく聞くし弁もたつ。派手ではないが、自然と周りに人が集まるタイプといえる。
ところが、首相としての適性でいえば「44点」しかあげられない。合格点でない理由は、優しさのあまり財務省の言いなりになって増税路線を進めているため。
松下政経塾で学んだのなら、松下幸之助氏の「税金を安くするのが政治家の役割だ」という主張を頭にたたき込んだはず。チャレンジ精神を失い、「理念や志のためには死んでもいい」という覚悟を忘れている。省内をまるくおさめようとする余り、財務官僚の書いたペーパーをそのまま読んでいる。これでは財務省の傀儡も同然だ。
そもそも、野田君は在日外国人地方参政権に反対で、集団的自衛権を肯定し、靖国神社に参拝すべきと考えている人。そんな彼が、左派思想が多数を占める民主党の代表になったら、どう折り合っていくのか。
彼はもともと自民党に入りたかった。だが、かつての自民党は松下政経塾出身者を毛嫌いしており、かなわなかった。やむなく民主党に入った。私が「民主党でいいのか?」と聞くと、野田君は「次の段階でいろいろと考える」と答えた。10年余りたつが、彼はいまだに民主党にいる。財務相まで出世したが、それは党人としてであり、国民のためではない。
松下政経塾は第10期までは松下氏から直接教えを請うている。野田君もその1人だ。
しかし、多くの卒業生は政治家として「出世」するために松下氏の教えを忘れている。もし、松下氏が生きていたら、今の彼らに失望したはず。創設30周年などを一応の区切りにして、政経塾をやめるということも考えたかもしれない。
大震災と原発事故が起こって以来、日本はいわば戦時状態。そんな中で必要とされるリーダーには、自分の信念を貫く強さが求められる。
私は野田君にワンポイントリリーフの首相になってもらいたくはない。それで終わってほしくない。そのためには、松下政経塾で学んだ原則をもう一度思い出してほしい。それを実践してこそ、首相になるにふさわしい政治家といえる。
【松下政経塾】パナソニック創業者の松下幸之助氏が1979年、「新しい国家経営を推進していく指導者育成が、何としても必要である」との思いから、神奈川県茅ヶ崎市に私財70億円を投じて設立した。全寮制で、塾生は寝食をともにしながら4年間の研修を行う。常勤の講師はおらず、塾生が「理想の国家経営はどうあるべきか」と仮説を立て、現場での体験を重ね、仲間たちと研鑽を積みながら自得していく。「自修自得」「現地現場」「切磋琢磨」などが研修の基本方針。
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