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小沢さん、誰を支持するの? ひたすら小沢の言葉を待つ朝日新聞
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2011年08月19日 世相を斬る あいば達也
朝日新聞と読売新聞が民主党代表選の行方を読み切れず、盆休みを未だに取っている。そりゃそうだろう、選挙による正当な民主主義の大前提を無視して構わんと社説で言い放ったマスメディア、小汚い首を洗って斬首を待つばかりの心境なのかもしれない。いや否それはありません。日本のマスメディアに君臨する幹部連中は、どんな政局になっても無責任に言いっぱなしが許される、現状の愚民社会の延命を希求しているに過ぎないのだろう。
真っ当に、政治を考える国民など僅かだ。殆どは政治の「せ」の字も知らない、知ろうともせず、ただ自分が得するか損するかしか興味がない愚民。75日どころか、アイツらは1週間で忘れる。あまり長いこと忘れないなら、芸能スキャンダルでも一発お見舞いすればイチコロだよ、ヒヒヒ。そういえば、朝日のメタボの星浩はどうしているのだ?消されたのでないだろうな(笑)
まぁそれはさておき民主党代表選がヒッチャカメッチャカの様相を呈してきた。アイツがなるくらいなら俺だって、まさに学級委員会そのものだ。こりゃ小沢でなくても、政権与党の経験も準備も出来ずに政権を得る弊害がもろに現れてしまったようだ。誰が出るっていうのか、数えるだけでも大変になっている。「小沢・鳩山新党」と云う日本の大政局を惹き起こしかねない重大なターニング・ファクターが見え隠れしているだけに、民主党の主たる議員連中の尻に火が着いたと推測するのが妥当だろう。今、代表・総理になっておかないと永遠に自分が「総理」になる芽がなくなる。つまり「民主党の崩壊」が視野に入ってきた所為だろう。歓ぶなよ自民党、勿論君達も崩壊する、もう崩壊しているな(笑)
どれどれ、我こそはと云うか、兎に角手を挙げて何票か取ることで存在をアピールしたいと云う思惑絡みの選挙戦になりつつある。このままの候補で選挙が行われるなら、最低推薦人の数にも及ばない候補者まで現れるだろう。筆者の勘でいくと10票から100票に5〜6人がひしめく笑い話のような選挙になりそうだ。
野田佳彦、馬渕澄夫、鹿野道彦、小沢鋭仁、海江田万里、樽床伸二。あと誰だったかな?そうそう前原誠司、仙谷由人の動きも怪しくなってきた。これじゃ菅直人や鳩山由紀夫が再び立候補しても、何ら違和感のない話になってきた。たしかに政治の一寸先は闇だな(笑) 現実、告示日に20名の推薦人を提出できる候補者はもっと絞られるだろうが、政治の世界には貸し借りがあり、売名行為もありだ。20名には推挙されたと云うのが民主党内の政治力と勘違いしているアホウが沢山いると云うことだ。*小沢鋭は立候補を断念した模様
このような謂わば惨状を呈している状況を小沢一郎はどのように見ているのだろうか。コイツら抱えて、311迄でも充分国難だったのに、「国難の二乗世界」に突入している。ウッカリすると、これに欧米経済の破綻、世界恐慌がヒタヒタと迫っているとなると、ウ〜ッと流石の小沢も唸らざるを得ないのではないのだろうか。挙句に現時点は党員資格停止で表立った動きは難しいと云うのが現状だ。
にも拘らず、小沢の判断が民主党代表選を決定するのは間違いがない。亀井ではないが、党内野党の方が、正真正銘の野党より数が多いのだから、バカバカしくてやっていられない、と云うのも頷ける。そのことを朝日新聞らも知っている。故に、本命を名指し出来ない状況にある。 特に、マスメディアの「小沢の凋落」とは裏腹に、小沢は身内をシッカリと固め増殖の方向にある。何故増殖するかと云うと、石川議員らの裁判が有利に展開し、小沢一郎の裁判は無きに等しいモノになっている事実。小沢事件に関与した東京地検特捜部の検事達の多くが既に粛清人事されていること。これらが更なる追い風となり、マスメディアはどのようなスタンスを取って良いのか、放射能で方向感覚を失ったガラパゴスの亀状態なのだろう。
マスメディアだけではない、仙谷までが「脱小沢、反小沢というのは卒業しなければならない」「私と小沢先生を並べるのはおかしい。キャリアが違いすぎる」等と菅一人が脱小沢を指揮した如く、トンデモナイ発言をするに至っている。もう仙谷などは政治家としての延命に走りだしている始末だ。
時事通信と産経新聞が、矢鱈と代表選の憶測記事を垂れ流しているが、全部外れだろう。少なくとも、小沢グループの動きを読めないで精々40人勢力の小派閥の候補をイジクリ回しても意味はない。すべては小沢一郎が決めるような選挙になっている。日を追うごとにその様相が強まるばかりだ。岡田の政治生命もほぼ終わりのようだ。これで菅・仙谷・岡田は延命装置付きで永田町の亡霊になるのだろう。前原・野田も求心力を徐々に失うことになるのは必定だ。
しかし、あと2年弱の間に、小沢は「国民の生活が第一」の実現に向け、それ相当の実績を残さないと、それはそれで政治力を疑われる事になる。党内に邪魔が居るからと云う言い訳は通用しないのだから、悩ましい選択が数多くあるのだろう。しかし小沢なら、なし遂げるべく全身全霊で邁進するだろう。なし遂げて貰わないことには、あまりにも国民が不幸と云うものだ。まぁ不幸を招いたのも国民なのだが、それを今非難しても始まらない。
小沢は告示日ギリギリに、戦略を披露するに違いない。マスメディアの誹謗中傷を抑える手立ては、それしかない。ネット世界の力は日々成長しているが、それに頼れるほどに成長もしていない。つまり、情報媒体に戦力を晒す事がリスキーだと判断している可能性が高い。ゆえに、最後の最後に勝ち馬に乗るのではなく、小沢の戦略が突然国民の前に公表される。朝日や読売が叩く暇なく代表選が行われることになるだろう。日刊ゲンダイに至っては松野代表、小沢総理と総代分離ウルトラC戦略と推測を書いているが、小沢はあくまで表立たないと筆者は思っている。あの人は、悪法でも裁判で無罪を勝ち取って(政治力においては一審の判決で充分)と云う性格だと考える。
直近の動きで注目は、公明党が妙な動きをし始めた点である。これは注目に値する。公明党の山口代表が3次補正をめぐる民主、自民、公明3党の政策協議に前向きな考えを強調、12年度予算に関しては言葉を濁したのだが、少々自民党との温度差を見せ始めた。達増岩手県知事が立候補する岩手県知事選と盛岡市長選のいずれも自主投票することを決めたなど、なにやら今までの動きにないものを感じさせる。筆者の勘違いかもしれないが・・・。
◇
民主代表選巡り 駆け引き続く
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110819/k10015001211000.html
8月19日 4時20分 NHK
菅総理大臣の後継を選ぶ民主党の代表選挙を巡って、18日、海江田経済産業大臣が党内の議員に立候補の意向を伝えました。こうしたなか、グループの中で立候補を求める声が相次いだ前原前外務大臣は、18日夜、仙谷官房副長官らと対応を協議しましたが、結論は出ませんでした。
民主党執行部は、菅総理大臣の後継を選ぶ代表選挙について、今月末に行う方向で調整を進めており、これまでに野田財務大臣、馬淵前国土交通大臣が立候補の意向を固めています。そして、18日、海江田経済産業大臣が複数の議員に立候補の意向を伝え、20人の推薦人の確保など協力を要請しました。また、鹿野農林水産大臣の擁立を目指す議員は、20人余りが集まり、推薦人が確保できたとして、19日、鹿野氏に立候補の要請を行うことにしています。こうしたなか、周辺に対して立候補を見送る考えを伝えていた前原前外務大臣は、議員グループの中で立候補を求める声が相次いだことを受けて、18日夜、仙谷官房副長官らと代表選挙の対応を協議しました。しかし、結論は出ず、前原氏も「熟考したいので、もう少し時間をもらいたい」と述べ、引き続き検討することになりました。また、代表選挙を前に、野田財務大臣は18日の講演で、震災復興の財源に充てるための臨時増税について、「経済情勢を見ながら判断するので、いつからやるとは固定的には考えていない」と述べ、必ずしも来年度からの実施にこだわらない考えを明らかにしました。一方、党内最大勢力を抱える小沢元代表に対し、海江田大臣と立候補に強い意欲を示している小沢元環境大臣が、19日に協力を要請することにしていますが、小沢元代表は、18日、「政権公約の実現を目指す候補者が望ましいが、今、誰かを支持すると言っても、相手側を結束させるだけなので、直前になるだろう」と述べました。小沢元代表と、鳩山前総理大臣は、直前まで情勢を見極めたうえで、支持する候補者を決めたいという姿勢で、代表選挙を巡って党内の駆け引きが激しくなっています。
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