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泉下の幸之助が泣いている 「増税バカ」野田の裏切り
(日刊ゲンダイ2011/8/17)
本命なきポスト菅レースの中心にいる野田財務相(54)は、「最大の危機は財政」と訴える増税論者。家計が悲鳴を上げて消費が低迷していても、「財務省公認」として増税路線を突き進む構えだ。そんな不肖の弟子に、泉下の客となった松下幸之助も泣いている。
増税に取りつかれた野田は、松下幸之助が私財70億円を投じて設立した松下政経塾の1期生だ。同期は自民党の逢沢一郎国対委員長(57)。民主党の代表選を勝ち抜けば、政経塾第1号の首相となる。「新しい国家経営を推進する指導者の育成」を目指した幸之助の悲願成就となるが、関係者の間からは「いったい野田は幸之助翁から何を学んだのか」という声が聞かれている。
「野田さんは、政経塾では伝説の人です。初出馬した87年の千葉県議選では、津田沼駅前で13時間ぶっ続けの“マラソン演説”をやり、泡沫予想を覆して当選した。この武勇伝は塾関係者の間で語り草になっています。駅頭演説のヒントを与えたのは幸之助。知名度を上げる方策として、“ワシなら駅前で皿回しでもやるわ”とアドバイスした。野田さんは、それを実践したのです」(事情通)
しかし、ボンクラ野田が学んだのは、選挙のやり方だけだったらしい。幸之助が提唱した国家経営の理念は置き去りだ。
「松下政経塾とは何か」の著者でジャーナリストの出井康博氏が言う。
「松下幸之助が唱えていたのは“無税国家論”です。予算の使い道を徹底的に洗い直し、ムダ遣いをなくせば、余剰金が生まれます。これを積み立てていけば、いずれは運用益だけで国家財政を賄えるようになり、税金はいらなくなる。幸之助は、高い税金が勤労意欲を失わせ、生産性を下げると懸念した。重税は国家にとってマイナスと考えたのです。2期生の山田宏氏は、この考えを実行に移し、杉並区長時代にムダの排除と積み立てをやっています。もちろん実際に税金をなくすのは難しいでしょう。しかし、ムダの排除ぐらいはできる。マニフェストに掲げた議員定数の削減など、自分たちは身を削る努力もせず、国民に増税を押しつけるのは順序が違う。幸之助の哲学に反します」
幸之助は、重い税金を課せられた国民が行政への不信感を募らせれば、順法精神が失われ、国家がすさむと警告していた。「増税バカ」の野田は、日本を狂わせる疫病神だ。
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