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人形峠のウラン残土処理から学ぶべき教訓
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被災地に残された大量の放射能汚染ガレキの処理をいかに進めるか。
今日の復興支援連絡会議でも話題となった。
地元からは「国の責任で一刻も早く安全に処理してほしい」との声が寄せられている。
当然のことであろう。
しかし、現実は厳しい。
歴史上、経験のないことゆえに、処理する技術も確立していない。
さらには、燃やすにしても、溶かすにしても、その後の灰を埋める場所の確保にめどが立っていない。
ナイナイづくしである。
とはいえ、海外からはさまざまな提案も届いており、日本の技術と組み合わせれば、決して解決できないことはないと思われる。
現在、こうした可能性を検討している最中である。
実は、本日の会議の席上、鳥取県の湯梨浜町に長年放置されていたウラン残土をアメリカの協力を得て処理した経緯が報告され、参加者の関心を集めた。
これは1950年代末から60年代にかけ、核燃料サイクル開発機構の前身が岡山県と鳥取県の県境に位置する人形峠周辺で実施したウラン探鉱、採掘の結果、大量に発生した放射性残土のこと。
その総量たるや200リットル入りドラム缶で225万本分。
紆余曲折を経て、ようやく解決した。
注目すべきは、特に放射線レベルの高い290立方メートル分を「ウランを取り出す」名目でアメリカに搬送したこと。
アメリカの精錬会社でウランを抽出したのち、アメリカ国内の原子力発電所で使用されたという。
かかった費用は約6億6000万円であった。
この事例が今回のケースにそっくり当てはまるとは思えないが、かつてない大規模な放射能汚染物質の処理には国際的な協力体制が欠かせないことは明らかである。
1 ■ウラン残土レンガ
私、レンガ工場のあった鳥取県三朝町の住人。このウラン残土レンガを我が村、西小鹿に1750個購入し、老人クラブで花壇を作った。我らがG・Gを楽しんでいる広場に、である。我が三朝町は微量のウランが気化してラドンになれば、医療効果があると考えている。震災担当の政務官。シッカリ勉強して、貢献下さればありがたい。
山本邦彦(法名邦道) 2011-08-17 22:28:19 [コメント記入欄を表示]
2 ■無題
来週で菅直人は総理を退陣しますが、浜田さんはこれまで何か復旧復興の仕事しましたか?成果を教えて下さい。
サラリーマン 2011-08-18 05:43:16 [コメント記入欄を表示]
3 ■お疲れさまです。
浜田先生、おはようございます!
鳥取県三朝町ラドン温泉のホルミシス効果にについて、ご存じかとは思いますが、大阪大学や国立がんセンター等が1950年代から30年にわたる疫学調査を行い、1992年にガンの抑制効果があると発表して、今でも宣伝に使われているようです。
しかし、数年後に同グループが同じ地域で同調査を行った所、他の一般温泉に比べ効果は変わらないが、肺ガンは増加しているとしております。
2006年にWHOは、ラドンの放射線が肺ガンの重要な原因であると警告しています。
アメリカ環境保護庁はラドンに安全な量というのは存在せず、少しの被爆でもガンになる危険性をもたらすものとしているようです。
又、米国アカデミーは毎年、1万5千〜2万2千人が屋内のラドンによる肺ガンにより命を落としていると推計しているようです。
詳しい事は解りませんが、以前に鳥取県で放射性物質に汚染された瓦が公園に使用されているという事を伺った事があり、子供達等への影響を考えますと、大変気になります。
本当に今回の原発事故が、如何に多大なものであるかを感じております。
又、日本には放射性物質の浄化技術も、更に除去技術も研究確立されつつあると伺っておりますので、日本再生に貢献するものだと信じております。
浜田先生、大変ご苦労だとは思いますが、日本国民が今後、希望が見いだせますよう頑張って頂きたいと思います。
ともとも 2011-08-18 07:35:49 [コメント記入欄を表示]
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10989191029.html
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