http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/182.html
Tweet |
民主党の迷走を最小限に止め、政界再編への流れを作れ
2011年08月17日15時41分 早川忠孝
http://news.livedoor.com/article/detail/5791024/
民主党がこの段階にきて断末魔の悲鳴を上げているように見える。
民主、自民、公明の3党幹事長合意を反故にするような動きを民主党の執行部がし始めているが、これは誰が見ても良くない。
子ども手当の廃止と児童手当の復活及びその拡充で合意したと言われているのに、現在の民主党執行部は子ども手当の廃止など約束していない、などというリーフレットを作成して所属議員の事務所に配布しているようだ。
子ども手当の名称を残す余地を残している、ということをアピールするための組織対策文書だと思うが、随分些末なことに拘るものだ。
姑息ですね、と身内からも呆れられていると思うが、民主党の迷走がここまで酷くなるとこの先が益々心配になる。
うっかりすると日替わりメニューで民主党の言うことが変わることになる。
右顧左眄、朝令暮改などということになったのでは、折角民主党の代表が交替しても迷走が続くことになる。
まずは、民主党の迷走の原因を見極める必要がある。
民主党が迷走を続けるのは、結局誰が民主党の政策を決めているか分からないからである。
政策決定が場当たり的で、かつその時々によって政策決定の責任者らしき人が変わるものだから、民主党として何を決めたのか、あるいは何を決めなかったのかが曖昧になる。
決めたようで決めていない。
決まったようで決まっていない。
だから、マニフェスト原理主義者の批判に対してはマニフェストには背いていないなどと弁明し、与野党協議の場では子ども手当の全面撤回を約束したかのような文書の作成にも応じてしまう。
こういう状態を速やかに解消させる必要がある。
民主党の迷走が止むまでは、自民党も公明党も余り深みに入らない方がいい。
民主党は、さっさと代表選挙を終えるのがいい。
19日に国会の審議が再開されるということだが、懸案事項は一日も早く処理してしまうことだ。
現時点では赤字国債発行特例法案の成立は8月26日に予定されているようだが、24日には終えておく方がいい。
民主党の代表選挙は今のところ8月28日に予定されているようだが、民主党内での代表選挙があまりにも拙速に行われると将来に禍根を残すことになる。
民主党のためには、代表選挙の立候補から投票までの間に4日間程度は確保しておいた方がいいはずだ。
大連立の話があるから代表選挙は9月に先送りしよう、などということになったら民主党内の混迷は益々深まる一方だと思う。
仮に大連立の話が出てきたとしても、それは民主党の新執行部が出来てからの話である。
その時に考えればいいだけの話で、今の段階で大連立の話を持ち出して話を複雑にするのは、ある種の謀略みたいなものである。
話がこんがらかればこんがらかる程、力を発揮するのは修羅場に強い魑魅魍魎のような人たちである。
民主党の迷走を最小限に止めるために、心ある人たちの結束を促したい。
一日も早く民主党の次の代表を決めることだ。
その先のことは、それからじっくり時間をかけて取り組めばよい。
いずれは、政界再編が必至である。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK118掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。