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小沢一郎が中枢に入る政権を樹立せよ。
今回の民主党の代表戦は、小沢一郎の処遇が焦点となるものである。
各首相候補は先ず、小沢氏の処遇を明らかにし代表戦に望むべきである。国民は候補者に踏み絵をさせるべきだ。
次の民主党政権は、小沢一郎が中枢に入るかどうかが焦点である。首相候補が小沢の処遇をどうするかにより、広範な支持を得られるか、短命かが分かるだろう。
民主党の内部には、鳩山、小沢の勢力が一番多く、しかもこの1年の政治的混乱と震災対策の稚拙は、小沢が中枢にいなかったことが原因であると多くの国民が思っている。
特に菅政権のお粗末さ、その首脳の無能ぶりが明らかになってしまった。現執行部の誰かが首相になることはこのお粗末さを引き継ぐことであり、現状の混乱からそれは許されないことだ。
次の政権は、現執行部を中枢から完全に取り除き、小沢一郎をどのように処遇するかにより、長期か、短期か、つなぎ政権かがわかろう。
小沢が政権中枢に入らなければそれは正当な民主党の政権とは見なされないであろう。それがまた二重支配などというマスコミの絶好の餌食になるのである。
特に自民党と大連立を組むような執行部であれば、小沢一郎を中心とする政権はできない。
それは短期政権ではなく、混乱をさらに生む政権でしかなく、復興も、予算編成もまともなものができず、解散総選挙が年末にも行わざる負えなくなるだろう。
大連立は、一見物事が進むかのようであるが、最も障害の多い物、災いの多いものである。
マニフェストを中心に据えた民主党政権だけが次の正当な政権となりうるのだ。
なぜなら民主主義の根本は政権公約に有り、それの実行こそが政権担当能力をためさせるからである。
選挙という国民の信託投票の母体のマグマ(熱情)は、新聞や専門家、政治家が作り上げた世論とは別次元の物であり、そのマグマを納得させなければ、政治は進まない。
リーマン以降も全く経済政策が成功していないが、それは子供手当の充実や、ガソリン税の軽減処置、高速代金の3割負担の全線実施などの、デフレ解消策を大胆に取らなかったからだ。
新聞などの間違った旧来以前の経済政策を菅政権が取ったこと、鳩山政権が大胆にガソリン税の軽減や、子供手当の拡充を怠ったこと、前原が高速代金の無償化をやらなかったことが、現在の低迷を続けている原因である。
日本の危機は、震災前から存在しているのであり、震災後急に生じたものではない。自民党のあらゆる経済政策の失敗が財政破綻を生じさせており、国内の産業を空洞化させている。
国民はそれを変更するために政権交代を選挙で獲得したのである。しかしそれをまた再び引っ繰り返す暴挙に出た菅政権を阻止するために、参議院で敗北を与えたのである。
馬鹿げた消費税の増税を衆参のねじれで、辛うじて、くい止めているのが現状である。しかし大連立は衆参のねじれを無くすものであり、日本を崩壊させるものになる。
無用な混乱や、解散をせずに、速やかに確固とした政権を樹立するには、小沢氏をどのように処遇するかであろう。
内閣に入るのか、何の担当になるのか、幹事長か、首相候補者がそれを提示し審判を仰ぐべきである。国民は候補者に踏み絵をさせるべきである。
各首相候補者は、政権の方針と小沢氏の処遇を明らかにし代表選挙に望むべきである。それなしでは到底長期、短期、つなぎの政権はできないだろう。
一言主
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