05. 2011年8月18日 22:28:56: 8sabVgpDK6
愛国心の話になっているが、そもそも愛国心たるもの、上からの押し付けでなんとかなると支配階級(大阪の橋下ファシスト知事)は思ってるようだ。愛国心とは、国?民が自然発生的に思うことから形成されるのである。生まれた時から年老いて死ぬまでも国家が面倒を見てくれるからこそ、国民は「この国に生まれてよかった」と愛?国心の萌芽を持つのであって、暖かい社会であることが絶対条件である。これが日本にあるか。戦争で進出先の軍人や市民を平気で捨てて帰ってきた国だ。それ以前に外?国に移民を片道切符で送り出し、あとは勝手にしろと見捨てる。サハリンや中国に取り残された人々を見れば、いかに日本が棄民政策を取ってきたかが分かるだろう。愛国心は、支配階級が国民に押し付けるものではない。それができると思っていたら、大いなる思い上がりだ。支配階級は国民の心まで支配できると思っているとすれば、それは国民を奴隷と思っていることの証明だ。支配階級よ、従業員に満足な休みも与えず、快適な労働環境も整備しないお前ら守銭奴に、えらそうにする資格はない。いかに日の丸、君が代を?国民に押し付けても、フランスの国旗、国歌(ラ・マルセイエーズ)に勝てるわけがない。彼らは第二次世界大戦中、ナチスドイツの占領に抵抗して自発的にレジスタ?ンス活動を行ない、組織化してナチスドイツを苦しめた。日本は戦争に負けた途端、占領者のアメリカに媚を売る始末だ。GHQが日本を支配していた時代、日本国民が反米闘争を行な?っていれば、対日占領軍は撤退を余儀なくされただろう。つまり日本国民は、確固たる信念がないのである。 確固たる信念のあるイタリアは1946年、国民投票を行ない、憲法を改正して王制廃止と国旗の変更を断行した。これにより軍国主義と決別したが、言い換えれば自?国の評判を重要視する国民だと言えよう。ここにも真の愛国心がにじみ出ている。これに対して日本はどうか。天皇制は「国民統合の象徴」として、そっくりそのまま?残されたし、官僚組織も温存された。廃止されたはずの軍隊は、警察予備隊の創設で復活し、それと共に旧軍の経験者が次々と復帰。こいつらは1945年に、未成年の若者を特攻にかり出し、国のために死ねと命令して殺人を犯した犯罪者だ。若者達は愛国心から、飛行機に乗って敵空母に体当たりしたと言われる。だが、これは事実を捏造している。軍隊では覚せい剤を使って特攻機に乗らせた。これがヒロポンと呼ばれ、終戦後に軍隊から流出し、日本中に覚せい剤中毒が蔓延した。日本の支配階級は、国民を奴隷としか考えていない様が分かるだろう。 1950年、朝鮮戦争が勃発し、GHQは警察予備隊と言う軍隊を復活させる。この時、旧軍で若者を特攻機に乗れと命令し、若者を犬死にさせた将校クラスの犯罪者どもが、みそぎが済んだと続々と軍人として復活したのである。この傾向は自由党時代の1954年の造船疑獄事件。1970年代の自民党政権下におけるロッキード、グラマン事件において、政治家が一時的に落選もしくは不出馬を表明するものの、数年後、「みそぎが済んだ」などとほざいて選挙に出馬して当選することが繰り返された。これこそ偽善国家そのものである。 マスゴミがトヨタを持ち上げている。昔から労働者を低賃金で使い捨てにするトヨタについては、1970年代に鎌田彗氏が執筆した「自動車絶望工場」で、その過酷な体質が語られている。日本国内ではマスゴミが意図的に避けているが、外国では堂々と報道され、トヨタといえばカローシと同義語だ。カローラではない。カローシだ。そのトヨタが、リーマンショック以後の大不況で膨大な借金をつくった。しかし、マスゴミはトヨタの財務状況について、意図的に報道から逃げているように思える。 前代未聞の円高が進行する中、トヨタがこれから東北復興に向けて工場生産増強と、高卒者受け入れ専門学校を作ると言う。そ?して東北を一大自動車生産拠点に成長させると言う。このトヨタ御曹司の決定をマスゴミは一大英断と絶賛し、日本の未来は明るいなどと翼賛体制で報道した。だが、東北の放射能汚染は、福島第一原発が連日、放射能を撒き散らしており、核燃料は原子炉格納容器を突き抜け?て地下に落下して、日本列島の深層に膨大な放射能を浸透させている。フォッサ・マグナの東側の土壌の放射能汚染が止まらない。 そして2,800℃の超高温核燃料は地下を破壊しながら、いずれ地下水脈に突き当たり、水蒸気大爆発が起きるだろう。すると東日本は終わる。それだけではない。?西日本も膨大な放射能汚染で人間が住めない地域になる。もう日本も終わりだ。愛国心など、どうでもいい時代が到来する。日本?そういえば、そんな国もあったな…?なんて時代がやってくる。 日本の支配者がしきりに愛国心を強調するのは、国民を支配するのに最適のツールだからである。だが、この手の愛国心などというものは偽善のものだ。支配者は、愛国心と同時にこの言葉も好きだ。「がんばろう日本」 なんですか、それは。放射能に負けない体力をスポーツで鍛えて身につけるのですか? |