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何がポスト菅の“本命”だ?裏切り三冠王 野田でスンナリ決まるものか
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2011/8/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ポスト菅を選ぶ民主党・代表選は目下、野田佳彦財務相が“本命”とされる。大連立、大増税、マニフェスト見直しという「裏切り三冠王」が“本命”とは目の前が真っ暗になってくるが、果たして本当にそうか? 野田の勝利は絶対にない。こう言い切る政界関係者も実は多い。
「大連立は誰が決めたんですか? 大増税はどこの了解をとったんですか? 党として何も決めていないのに代表選に勝てば、何でもできるのか。こんなふうに野田路線を批判している国会議員は相当数います。私は野田さんだけは絶対にないと思う。理屈が通らないし、党内情勢を分析してもかなり厳しい。小沢元代表は今月10日、参院議員1回生が主催する勉強会で講演した。集まった国会議員は約150人。予定が入っていて来られなかった議員も含めると、180人を固めていて、鳩山グループの20人を上乗せすると200人を動かせる。その小沢さんは野田さんの路線とは相いれないのですから、協力はしない。今度の代表選は誰が勝つかというより、小鳩グループの支援がなければ勝てない。つまり、野田さんでは無理なんです」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
◆最後に大ドンデン返しも
その小沢は誰を担ぐのか、ハッキリしない。だから、先行する野田が着々と党内を固めているように見える。また、そのように報じるメディアも多い。なんとか、大連立を既定路線にする作戦だが、これぞ、「野田の焦りの裏返し」(政治ジャーナリスト・野上忠興氏)だ。
「大増税、原発維持の野田財務相で本当に勝てると 思っているんですかね。危ういと思っているからこそ、マスコミを利用して、大連立のムードを煽っているわけでしょう。大連立を既成事実化し、迷っている党内の中間若手に“勝ち馬はこっちだよ”とアピールしたいのだと思います。裏を返せば、そういう戦略をとらざるを得ない。そこに野田陣営の焦りを見る。小沢グループは誰を担ぐか見せていない。見せれば、人物評で叩かれてしまう。だから、最後まで見せない。最後の最後に200人がドーンと乗る。相手にしてみれば、これほど嫌な作戦はないでしょう。小沢さんはさすがに戦い方を知っていると思います。野田さんの裏で戦略を立てているのは仙谷官房副長官ですが、権力闘争を知り抜いている玄人の小沢氏に対して、仙谷さんは策に溺れた権力亡者に見える。玄人と素人の闘いです」
早くから出馬を宣言した野田は息切れや醜聞噴出のリスクを抱える。だから、投票日を早めたいのだが、それすら固まっていない。自民党が大連立に応じる保証ももちろんない。野田で勝てなくなれば前原が出てくる。小沢が乗ることもある。
そうは権力亡者の思い通りにいくものか。
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