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【永田町・霞が関インサイド】本命不在…民主代表選にまさかのアノ人
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110816/plt1108160952000-n1.htm
2011.08.16 夕刊フジ
民主党代表選出馬の意向を明らかにしている、ないしは出馬が確実視されているのは、(1)馬淵澄夫前国交相(50・当選3回)(2)野田佳彦財務相(54・5回)(3)樽床伸二元国対委員長(52・5回)(4)小沢鋭仁元環境相(57・6回)(5)海江田万里経産相(62・5回)(6)鹿野道彦農水相(69・11回)の6人である。
民主党内外では、岡田克也幹事長ら執行部が推している野田氏が優勢との見方が支配的である。
だが、事はそう簡単ではない。8月10日午後、参院会館地下の会議室で小沢一郎元代表を講師に迎えた「講演会」に、党内小沢グループはもとより中間派を含め147人が出席、小沢氏は改めて「数の力」をアピールした。
そして同氏は、2009年総選挙のマニフェストに立ち返るべきだと力説したのだった。「子ども手当」廃止を含む主要政策の見直しと特例公債法案の早期成立で自民、公明両党と合意した岡田執行部を批判したのである。
であれば、党内最大の小沢グループが「消費増税派」とする野田氏支持に回る可能性は低い。従って、同氏は「有力」だが、いまだ「最有力」ではない。
では、小沢氏は「反消費増税」と「減原発」を訴える馬淵氏を担ぐのか。それとも、同氏系列に多い「反TPP(環太平洋経済連携協定)」が持論の鹿野氏支持に回るのか。
小沢支持グループには当選1、2回の若手が多い。世代交代という意味では、同グループが馬淵支持でまとまると見る向きが少なくない。しかし、筆者は小沢氏に近い幹部からその可能性はほとんどゼロに近いと聞いている。
また、ここに来て鹿野氏が「ポスト菅」に強い意欲を持ち始めたことは事実だが、同氏の知名度は全国区ではないうえ、「若い人たちに責任を引き継ぎたい」とした菅発言にも逆行する。
それでも、小沢氏が支持を与えるとしたら鹿野氏ではないか。いずれにしても、「馬淵首相」と「小沢(鋭)首相」にはリアリティーがない。
次は、海江田氏。小沢氏は首相退陣のトリガーとなった同氏を評価している。小鳩グループに加えて、奇策だが仙谷由人代表代行が推せば、海江田氏にもチャンスは残る。
そして、樽床氏である。正直言って、中間派の代表格である同氏の出馬意向は予想外であった。
うがった見方をすれば、本命不在の候補者乱立で「その他の人物」の声が出てくるための布石ではないか。その人物とは、大連立実現のウルトラCとしての仙谷氏である。(ジャーナリスト・歳川隆雄)
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