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「菅抜き」「小沢抜き」で170億円独り占め 野田を操って大連立仕掛ける仙谷由人の腹黒
(日刊ゲンダイ2011/8/15)
大新聞と一緒に増税、原発の焦点隠し
野田財務相の「大連立」発言。もちろん、裏で絵を描いているのは“後見人”の仙谷官房副長官だ。
その悪だくみを政治評論家の森田実氏がこう言う。
「次期代表に野田財務相を推している仙谷氏は、以前から大連立実現のために動いてきました。自民党の大島副総裁らと会合を重ね、菅首相退陣後の大連立を画策してきた。自民党と組んで、あわよくば党内の小沢元代表のグループを追い出そうという魂胆でしょう。民主党執行部は170億円もの政党助成金を握っている。仙谷一派はそれを手放したくない。菅抜き、小沢抜きで、権力を掌握し続けたいのです。党内抗争に明け暮れて民主党を壊し、政治をメチャクチャにしたのが菅首相ですが、仙谷氏も同じことを続けようとしている。本当にくだらないし、フザケるなと言いたくなります」
福田政権時代にも、ねじれ国会解消のため、小沢元代表との間で大連立が話し合われたことがあった。その時に猛反対したのが誰あろう、仙谷だ。ところが、自分が権力を握ると態度を豹変。野田に「大連立」を言わせ、野田政権誕生後も岡田や安住、玄葉といった仲間内でカネとポストを分け合い、政権を乗っ取ろうとしている。
「増税と原発推進の野田氏では党内の支持が広がらず、旗色が悪い。そこで、大連立を前面に押し出し、争点をすり替えようとしているのです。民主党の中間派には、国会運営がうまくいくなら大連立を支持するという議員が多い。だから、連立を争点にしたい。しかし、大連立なんて現実にはあり得ない話です。それなのに、仙谷氏らは机上の空論で多数派工作をしている。マスコミもこれに乗っかって、流れをつくろうと援護しているから危険なのです」(森田実氏=前出)
朝日新聞や読売新聞など、つい昨日まで「増税と原発政策、マニフェスト見直しが争点」と書いていた大マスコミが、野田の大連立発言を受けて、急に「代表選の争点は連立」とか言い出している。何の借りがあるのか知らないが、仙谷の思うツボだ。
そもそも、仙谷の“本命”は前原。それで、凌雲会(前原グループ)の会長も務めてきた。新代表の任期は来年9月までだから、それまで操りやすい野田にやらせる。来年夏の代表選では前原を担ぎ、本格政権を樹立する。これが仙谷の狙いだ。
もともとトップに立つ力量もないクセに、ずっとキングメーカーとして権力を振るうつもりなのである。旧来の自民党悪徳政治家も真っ青の権力亡者ぶりには言葉を失う。
この腹黒男の「危険な遊戯」を許したら、この国は終わりだ。
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