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野田佳彦、一日一物議 A級戦犯は戦争犯罪人ではない、彼の持論でもある
2011年08月16日:(世相を斬る あいば達也)
野田佳彦の “民主党代表になったあかつきには、先ずは大連立!大増税で日本の国難に立ち向かう” ってな、前のめりお馬鹿発言に歓んだ腐れマスメディアが、銅鑼・笛や太鼓でヨイショヨイショの大政翼賛報道。たしかに、この男には大政翼賛はお似合いなのかもしれない。あの小泉でもA級戦犯の戦争犯罪人にあらずとは言及できなかったことを、シャアシャアと「A級戦犯は戦争犯罪者にあらず」とのたまった。
喜んだのは、産経新聞と読売新聞だ。野田の発言をこれ見よがしに報道している。ヤバイと思ったのか、朝日と毎日はシカトしている。つまり、野田の持論であっても、イデオロギーが絡む発言をされることは、ヨイショの朝日・毎日としては非常に具合が悪いということを明示している。
つまり、ヤバイ発言なのだ。父親が自衛隊員であったことから、或る程度そのような心情に至る動機は理解できるが、このような状況の中で発言すべきではないのだろう。外交なんかやらせたら、前原並に爆弾発言の連続になりそうだ。訪米時に、東京裁判自体間違いがある、と言い出すやもしれない。個人的には言っても構わんがね。(笑)
己の持論がイデオロギー的に受け取られるかどうか、瞬間的に勘が働かないのがヤバイ。戦争遂行を計画し、多くの国内知識派の戦力的無謀さの指摘を無視し、準備し、開戦した事実は大きい。仮に彼らが戦争犯罪者でないとなれば、東京裁判無効までを主張するのが筋だ。だから、イデオロギー的なのだ。外交でそこまで言う勇気はないのだから、言わないことだ。自民党右派に媚びでも売るとまでは思わないが、戦争外交の部分では、異様に右派発言が目立つ。
≪小泉純一郎内閣総理大臣の靖国神社参拝が論争となっていた当時、民主党内ではA級戦犯合祀を理由に参拝を批判する見解が多かったが、2005年10月17日提出の質問主意書で「A級戦犯と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀されていることを理由に首相の靖国神社参拝に反対する論理は破綻しているが、小泉総理の見解ではその論理を反駁できない」、「参拝の是非は国際政治的な利害を踏まえてなされるべきもので、誤ったA級戦犯理解に基づく是非論はA級戦犯とされた人々の人権侵害であり、人権と国家の名誉に関わる問題である」「東京裁判を受諾したという政府や外交当局の見解によれ ば、裁判における南京大虐殺20数万や日本のソ連侵略といった虚構も含め、日本が満州事変以降一貫して侵略戦争を行って来たという解釈を受け入れることになってしまう」と、いわば保守派の立場から、政府の戦後史観の対応の甘さを批判した。≫(ウィキペディア)
≪鳩山由紀夫内閣における永住外国人への地方選挙権付与(外国人参政権)については「今、法案を出して、党内をばらばらにする必要はない。政府提案であっても、議員提案であっても、出すべきではない」と述べ、慎重な姿勢を示し、自身の外国人参政権に対する姿勢については「明確に反対だ。外国人が、帰化の手続きを簡略にできるようにすればいい」と述べている。菅内閣で外国人参政権に明確に反対を表明している閣僚は野田と自見庄三郎、与謝野馨の3人だけである。≫(ウィキペディア)
≪A級戦犯は戦争犯罪人ではない…
野田財務相野田財務相は15日午前の閣議後の記者会見で、靖国神社に合祀されているA級戦犯について、戦争犯罪人には当たらないとの考えを示した。 野田氏は、2005年の小泉政権当時に政府に出した質問主意書で、サンフランシスコ講和条約などで戦犯の名誉は法的に回復されているとし、「戦争犯罪人ではない」と指摘していた。記者会見では「考え方は基本的に変わりはない」と語った。首相の靖国参拝は「首相になる方の判断だ」と述べるにとどめた。≫(読売新聞)
≪首相の靖国参拝、問題ないとの認識「今も変わらず」と野田氏 野田佳彦財務相は15日の記者会見で、野党時代に提出した質問主意書で「戦犯の名誉は回復されており、『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない」として、首相の靖国神社参拝は問題ないとした認識について「基本的に考えは変わらない」 と述べた。
ただ、野田氏はこの日の会見では、首相が靖国神社を参拝することの是非は「首相になる方の判断だ」と述べ、自身が首相に就任した場合の対応については「仮定の話だ」として明言を避けた。野田氏はこの日、参拝しなかった。
野田氏は平成17年、党国対委員長時代に提出した質問主意書で「サンフランシスコ講和条約と4度の国会決議などで、すべての戦犯の名誉は法的に回復されている」と強調。小泉純一郎首相(当時)が国会答弁で、靖国神社に合祀(ごうし)されている「A級戦犯」を「戦争犯罪人だと認識をしている」と述べたことを批判している。≫(産経新聞)
日を追うごとに野田佳彦の色んな部分が現れてくる。筆者は個人的に、良いところもあるものだとも思うが、現在はマスメディアから愛される奴は皆敵なので当面叩くことに徹する。(笑)代表選に落選したあかつきには、ヨイショ・コラム書くことにする。
まだまだ未確認情報だが、小沢・鳩山グループが今回の代表選を適当にあしらっておこうと云う流れが生まれかけているようだ。深読みすると、このままの民主党では挙党一致は不可能で、政界再編の方に力点を置く方が得策、と云う意識が生まれているらしい。つまり、民主党の弱体を見越した動きにシフトする方が賢明、と云う考えである。もう一つ、将来のある松野や川内に捨て石のような役割を担わせたくない、と云う小沢一郎の配慮があるとも言われている。
こうなると、それこそ先走り憶測だが、11月くらいに「新党結成」の噂が永田町を今週中には走りまわりそうだ。代表選は鹿野か海江田でお茶を濁す。小沢グループは意図的に自主投票と云う選択まであるようだ。仙谷由人の陰謀を陰謀にさせない戦場を作ってしまう。マスメディアや霞が関に事前の策を打たせず、ある日突然戦略と云うもの非常に興味深い。
元記事リンク:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/fd4624f9ea395fd91dee25c7a43316d7
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