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野田財務相「増税」「大連立」で“ポスト菅”になれない説
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110815/plt1108151136002-n1.htm
2011.08.15 夕刊フジ
民主党代表選の主要争点に、東日本大震災の復興財源確保に向けた「増税」と、自民党との「大連立」が浮上している。お盆の最中、現時点で「ポスト菅」最有力候補とされる野田佳彦財務相や、出馬を模索する海江田万里経産相、党内有力者らが、アピール合戦を始めている。
「足りない部分は税で対応するしかない。将来世代に先送りせず、今の世代で負担を分かち合うべきだ」
「各党の玄関に立ち、きちんと礼を踏まえた対応をする」「意思決定を迅速にしてお互いに責任を持ち合う態勢にしたほうがいい」
野田氏は14日のNHK番組で「増税」と「大連立」に前向きな姿勢を示した。仙谷由人代表代行や岡田克也幹事長ら現執行部が推すとみられるだけに、財政不安や衆参ねじれという現状に、真正面から向かい合った。
岡田氏も同日、「まずは協力を積み上げ、その延長線上に部分連立や大連立があるかもしれない」と述べた。
ただ、代表選で野田氏との連携を模索しながら、自身も候補に数えられる前原誠司前外相は同日、フジテレビ系「新報道2001」で、「復興と言いながら増税するのは日本の景気のみならず、世界の潮流から反するのではないか。1、2年は極めて慎重であるべきだ」と指摘した。
一方、海江田氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)経済閣僚会合で滞在していたインドネシアで14日、「今の段階で、どこの党と大連立という話ではない」と大連立に否定的な見解を示唆。代表選出馬については「そういうことは帰って話をする」と語った。
党内中間派が擁立に動いている鹿野道彦農水相は、復興増税に慎重な立場とされるが、いまのところ個別政策への言及はなく、自身を支持する動きについては、「大変ありがたいことだ」と語っている。
このほか、代表選出馬の意向を固めている馬淵澄夫前国交相は14日、復興増税に反対の立場を重ねて示した。同じく、小沢鋭仁元環境相も「国債の追加発行で十分だ」と否定的な見方を示している。
野田氏以外の候補が「増税」や「大連立」と距離を置くのは、党内最大勢力である小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相の小鳩連合が、現執行部が進めるマニフェスト見直しや、増税・大連立路線に否定的なため。小鳩連合の意向が代表選の勝敗を左右しかねないのだ。
お盆明け以降、本命の野田氏に対し、小鳩連合が「対立候補支持」「独自候補擁立」「和解」といった、どういう対応を取るかによって、代表選の構図は決まりそうだ。
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