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小沢面接が始まる!
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2011.08/15 ハイヒール女の痛快日記
小沢氏の評価は常に両極だ。善と悪、最高と最低、大好きと大嫌い、などハッキリしている。世間は民主党代表選で喧しいが、
小沢元代表がどの候補を推すかで首相が決まるのは確実だ。
立候補予定者からしても小沢の動向が最大の焦点の一つでも有る。小沢自身は党員資格停止中なので立候補できないが、
いまだに150人も集める党内最大の勢力を武器に命運を握っているといえる。
人によれば、小沢は彼に代わるリーダーを作ることが出来ず、独自候補を擁立する環境も整えていない。逆に代表選が求心力の低下に繋がるという見方もあるのだ。
しかし、考えてみれば小沢の前に小沢なし小沢の後に小沢なしなのだ。つまり、彼ほどの政治家がそんな簡単にホイホイ見つかりっこないのだ。
小沢以外に特化した大物政治家が民主党が空洞化しているのだ。
代表選は立候補者にとっても、小沢にとってもある種の正念場となる。小沢は「今は動かざること山のごとしだ」と云ったとか?グループ議員には代表選の対応について、お盆明けまでは党内状況を静観する考えを示したという。
党員資格停止から表立った活動が出来ないが、代表選で圧倒的存在力を見せつけるしかないのだ。
菅内閣不信任決議案の採決で、鳩山前首相が坊ちゃん的人の良さに付け込まれ菅に一杯喰わされた。結果、小沢グループも対応が乱れた。菅の目眩ましにしてやられ、求心力が低下したのは事実だ。とはいえ、候補者としても、
最大グループを率いる小沢氏の支持を得なければ当選はあり得ない!
小沢傀儡政権とみられることへの警戒心もあるが、結局、小沢を頼らなければ代表を勝ち取れないのも事実なのだ!要は、痛し痒しなのである。小沢は、他のグループの候補を応援して新代表にすることで、
影響力回復を狙っているといわれているがそれは違う。
事実、最有力候補といわれる野田財務大臣の、増税路線や衆院選マニフェスト見直しに対し小沢は苦言を呈している。小沢はグループの浮上ではなく、政治家としてのコンセプチュアルな部分が、自身の哲学に合わなければ応援はしないのだ!
数頼みの派閥の領袖ではなく、マニフェストで約束した政策を努力せずに破棄する政治を良としないのである。
小沢は自民党時代に各派閥が支持する総裁候補者を決定するため、出馬表明していた宮沢、渡辺美智雄、三塚博らと、それぞれ面談した経験がある。当時は小沢が所属する竹下派の支持がなければ総裁に成れなかったのだ!
伝説の「小沢面接」だが、この逸話からも大物ぶりが予想できる。
今回の代表選は、当時とは社会背景はまったく違うようでもあるが、原発事故の現状復帰と云う課せられた試練がある。誰がなるにしても挙党一致でなければ成立しない。
小沢外しでは民主党は崩壊する。今や、候補者のキャスチングボートを小沢が握っているのだ。
野田が数集めのために突然、大連立を提唱しているが、増税も含め素人でも考える政策だ。こんな幼稚な考え方では、小沢の政策とかけ離れ過ぎて代表には成れない。
野田が何を云おうとも、既に小沢の手のひらで踊っているに過ぎない。野田はじめ各候補者はいずれ小沢に擦り寄って来て、
頭を垂れ「小沢面接」を受けるしかないよ、野田くん!政治はそんなに甘くないのだ。でしょ!
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