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日本人でもあった友愛思想を唱えたEUの父
テーマ:真理・自由・平等・友愛について
【リンク】ウィキペデイア リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー 別名 青山栄次郎
<以下転載>
リヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホーフ=カレルギー(Richard Nicolaus Eijiro Coudenhove-Kalergi、1894年 11月16日 – 1972年 7月27日 )は、東京 生まれのオーストリア の政治家。汎ヨーロッパ主義 を提唱し、それは後世の欧州連合 構想の先駆けとなった。そのため「EUの父」と呼ばれる。別名:青山栄次郎 。
友愛の政治思想 [編集 ]
友愛 (Brüderlichkeit ブリューダーリッヒカイト)の提唱者
汎ヨーロッパ運動 主催者リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー伯爵 は、「Brüderlichkeit 」(ドイツ語 。ブリューダーリッヒカイト)を思想 として提唱した。
伯爵の著作に『Totaler Staat, totaler Mensch』(ドイツ語、1937年 。1965年 に『Totaler Mensch, totaler Staat』として再出版)があり[2] 、文字通り全体主義 あるいはファシズム を批判しながら、友愛のもとづく世界を構想した。日本では鳩山一郎 に強い影響を与えた(後述「鳩山一郎への影響」)。
国家社会の文明 論
1935年 、クーデンホーフ=カレルギーは、ファシズム やボルシェビズム が終わるという見通しを立てた。加えて技術進歩により、階級差や貧富の差が無くなり、社会が変容すると宣言した。その社会では個人が確立され、母性による友愛が、社会や国家を築くという。それには、クーデンホーフ=カレルギーが自己完成を人間の最高の義務と考えているという背景がある。クーデンホーフ=カレルギーは、自身の描く社会や国家になるには、教育改革により、全人類が兄弟姉妹 になり、全人類が同一の神 の子[3] にならなければと考えた。そのために必要なのは、友愛という名の、心の革命であるという。
心の革命
クーデンホーフ=カレルギーの友愛は、フランス革命 の友愛に立脚している。とはいえクーデンホーフ=カレルギーの友愛主義は、自由と平等の両立であり、フランス革命に対して高く評価していない。クーデンホーフ=カレルギーによると、「自由、平等、友愛 」のためのフランス革命には、自由の革命はあれど平等と友愛の革命はなく、自由と平等は依然対立しており、自由がない以上、経済的平等は無価値である。そこで、友愛主義のもと、友愛革命という心の革命が必要となる。さらにクーデンホーフ=カレルギーは、友愛革命が、各国の国民間および階級間の橋渡しとして、その全ての自由な人間が同胞になる福音であると強調する。心の革命とは暴力や強制ではなく、相互の尊厳を尊重することであり、その権利は人間生来のものであり、その権利はあらゆる制度に優る。
<転載終了>
<私のコメント>
カレルギー氏の友愛思想は自由と平等の両立に立脚しており、その対立する言葉のバランスをとるために友愛の精神が必要だという。カレルギー氏は汎ヨーロッパ主義を唱え、EUの父と呼ばれるようになった。
カレルギー氏の自由・平等・友愛の理念の下に現在のヨーロッパ共同体が形成されているのである。
しかし、この体制には大きな欠落がある。
現在のEUは、統一通貨ユーロを発行する欧州中央銀行という金融権力によって操作される自由・平等・友愛であるという事実だ。
カレルギー氏の理想はどこにあるかわからないが、自由・平等・友愛だけでは、民主主義は機能しえないことが明らかになっている。
真理とバランスすることで、偽りによって操作される自由・平等・友愛から抜け出す理念になりうるのである。
http://ameblo.jp/moneynosinri/entry-10986421456.html
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