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小沢氏と一線を画しておいた方がプラスになると思われる事情
http://news.livedoor.com/article/detail/5784275/
2011年08月14日11時30分 早川忠孝の一念発起・日々新たなり
小沢氏には根強いフアンがおられる。羨ましいことだ。私が小沢氏を引き合いに出して民主党の国会議員にそれとなく警鐘なり助言めいた意見を述べると、早速様々な批判が返ってくる。
実質的には小沢氏批判でないことでも、小沢という名前が出るだけでカッと頭に血が上るのだろう。フアン心理というのは、こんなものなんだろう。私が小沢氏と一線を画した方がいい、と思うのは、小沢氏が小沢氏である限り小沢なるものの限界を超えることが出来ないと思うからだ。
小沢氏がプイと横を見る瞬間を見たような記憶がある。横を向いたら金輪際口を利かない。口を利かないのだからイエスのはずはないのだが、ノーとも言わない。ただ、口を利かない。居ても居ない、ということになる。連絡の方法がなくなる。
小沢氏を組織の重要役職に据えて必ず小沢氏の承認を得なければならないシステムを作ってしまうと、小沢氏がウンと言わない限りはすべてのことがストップすることになる。ウン、という一言で組織を牛耳ることが出来るようになるのだから、簡単に絶対権力者にのし上がることが出来る。私は自民党幹事長時代の小沢氏のことは、知らない。あくまで先輩方の話から小沢氏が如何に難しい人だったかを判断するだけだ。
小沢氏の側近と目されていた人が小沢氏から一言も口を利いて貰えなくなった、という話をご本人から聞いたことがある。何でだろう、と思って小沢氏と会おうとしても、会えない。絶対に会えないのだ。小沢氏に会うために、小沢氏の秘書や元秘書を通じて様々に働きかけをしなければならなくなる。それでも会えない。
菅総理でも会えなかった。岡田幹事長も会えなかった。これから民主党の代表選に名乗りを上げる人が小沢氏の歓心を買おうとして下手に出れば、やがては小沢氏の首の振り方一つ、あごの振り方一つに左右されることになってしまうということだ。
こういう恐い人には、基本的に近づかないのがいい。遠くから見ていれば、それほどの力がないことが分かる。遠くに置いておけばそれほど邪魔になることもない。しかし、近くに置いて何でも小沢氏にお伺いしなければならなくなった途端、小沢氏は大変厄介な存在に変貌する。
私がこれから民主党の代表選に名乗りを上げようとする若い方々に、菅総理を見習った方がいいと申し上げたのはそういう事情からである。別に小沢氏の刑事裁判が念頭にあったからではない。
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