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代表選の争点を大連立と捏造するメディア 嘘だ!争点は公約の堅持か廃棄だ!
2011年08月14日:(世相を斬る あいば達也)
非常に面白いことだが、またまたマスメディアが勝手に、民主党代表選の争点を捏造しようとしている。何かの出来事や政治家の発言をきっかけに、自分達に都合の良い方向に読者を導く、否、引きずりこむ才に長けているのが日本のマスメディアだ。
先日は、民主主義の原点の原点、国政選挙の結果を無視して、それ以上次元の高い政治をすべきだ、と民主主義を冒涜する朝日新聞が社説でほざいたばかりだが、今度は菅内閣の要である現職財務大臣である野田佳彦と云う男の発言一つで、民主党代表選の「争点」は救国内閣、大連立だと煽りだした。
読売は見出しからして、朝日以上に赤裸々だ。読売の場合、筆者からみると嗤いのレベルなのだが、真面目に受けとめる人々も多いのかな、と思うと気の毒でさえある。 彼らマスメディアの意図は見えみえだ。財務省の犬であり、経済界への強い配慮もあり、自民党にコメツキバッタしてでも、増税路線を突っ走る野田が次期総理として好ましいのだろう。
しかし、野田は永田メール事件で国対委員長として、永田議員を徹底擁護で手痛い傷を負い、「仲良しグループはイカン」等と反省の弁を語ったが、その後の行動を見る限り、本当に反省はしていないようだ。 08年の小沢体制においては、「本当の二大政党なら政策論争をしないと意味がない」とデカイ事を言っている。小沢の向こうを張って代表選に出馬しようとしたが、頓挫している。
この野田が、今度は救国だから二大政党どころか、大政翼賛連立を語るのだから、凄い奴だ。 2010年、鳩山が辞任を表明。当時財務大臣だった菅が後継首相となり、野田が副大臣から昇格する形で菅の後任の財務大臣に就任した。初入閣での財務相就任は初めての例であり、戦後の大蔵大臣を含めても比較的異例である。つまりは棚からぼた餅が落ちてきたのであって、本来であれば財務大臣どころか、閣僚ポストが回ってくるかどうか怪しい素材だ。
そんな野田佳彦がただ一人現閣僚から立候補を表明しているわけだ。内閣の要である財務大臣が内閣の責任に言及することなく、ヘラヘラと代表選の抱負など語るような番組に出ること自体不謹慎である。現職閣僚と云う地位とマスメディアの後押しがあるからと云って、一人候補のような振舞いは不快であり、政治家としての倫理的配慮に欠けている。
その上にだ、国難かどうか別にして、政権の座に就かない内から、野党に秋波を送るようなリーダーに何が出来るというのか。官僚におべっか、マスメディアに揉み手、野党にコメツキバッタ、米国には…何処まで卑屈になるか判ったものではない。
民主党代表選の「争点」は、09年政権交代時の民主党マニュフェストの実現に、もうひと汗、ふた汗掻く政権与党としての誠実さをみせるのが、国民への信義である。その努力を端から放棄し、みんなで仲良く震災復興、原発終息、増税しましょうね!TPPも参加出来ると良いね。エコカー減税もう一度するからね。
こんなヘタレに政治を任せる謂われはない!それにだ、野田が発言する大連立構想は仙谷のマスメディア対策からの流れを色濃く持っているので、小沢・鳩山ラインは徹底的に異論を唱えておく必要があるだろう。慌てて動く必要はないが、野田の発言=仙谷発言だと思っても構わない情勢だ。
≪大連立の是非浮上 野田氏「救国内閣を」 民主代表選
菅直人首相が月内にも辞任する方向になり、民主党と自民党の大連立構想が再燃してきた。民主党代表選で先行する野田佳彦財務相が13日、大連立を目指す考えを明言した。ただ、自民党の谷垣禎一総裁は閣外協力にとどめる考えを示しており、震災復興のための与野党連携のあり方が代表選の大きな争点となりそうだ。
野田氏は13日のテレビ東京の番組で「救国内閣を作るべきで(具体的には)連立だ。そうでないと政治は前進しない」と明言。終了後、「自民、公明両党の皆さんのご意見を踏まえて対応しないと、第3次補正予算案や来年度予算案もある」と記者団に語り、自公両党との大連立を想定していることを明らかにした。
菅政権は「ねじれ国会」に対応するため野党に連携を呼びかけてきたが、自公両党に菅首相へのアレルギーが強くて実現せず、赤字国債発行に必要な特例公債法案などで行き詰まった。ふだんは発言に慎重な野田氏があえて大連立に踏み込んだのは、財務相としてねじれ国会の難しさを目の当たりにして、打開の糸口をつかみたいからだ。
さらに野田氏には仮に大連立が実現しなくても、早い段階から野党に低姿勢を見せることで、国会運営を円滑に進める狙いがある。≫( 朝日新聞)
≪民主代表選、政権枠組み巡り大連立が争点に
菅首相の後継を選ぶ民主党代表選に出馬する意向を固めている野田財務相が13日、東日本大震災復興などの目的で自民、公明両党との大連立を目指す考えを表明したことで、大連立の是非を含む新政権の枠組みのあり方が、代表選の重要な争点となる見通しだ。野田氏は13日のテレビ東京の番組などで、「与野党が胸襟を開いて話し合い、救国内閣を作るべきだ」と述べ、「自民党、公明党のご意見を踏まえて対応したい」と語った。
これに対し、馬淵澄夫前国土交通相は13日、奈良市内で記者団に「選択肢は排除しない」としつつ、「現実的に可能かどうかを考えると、大連立前提ではかえって復興が遅れたりはしないか」と慎重な考えを示した。小沢鋭仁元環境相も「復興にオールジャパンは必要だが、閣外協力でいい」と語った。≫(読売新聞)
元記事リンク:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/4964b36f7ea144e1097c1fb9f4409f45
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