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野田氏大連立明言:次期首相の「必要条件」 前原氏支援に
http://mainichi.jp/select/today/news/20110814k0000m010085000c.html
2011年8月13日 23時9分 更新:8月13日 23時14分 毎日新聞
野田佳彦財務相が13日、自民、公明両党との大連立を目指す考えを示したのは、参院で野党が過半数を占めるねじれ国会で、菅政権が自公両党の協力取り付けに難航し、政権運営に苦しんだためだ。民主党内には次期首相は与野党協力ができることが必要条件という認識も強い。野田氏にとっては、支援を期待する前原誠司前外相のグループをはじめ、党内の支持拡大を目指す意味もある。【野口武則】
野田氏は13日、記者団に「3次補正、来年度予算も関連法案も今年と同じようなことをやったら国民に申し訳ない」と力を込めた。
今年度予算の財源を確保する赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立は、菅直人首相が退陣条件の一つにすることで、自公両党の協力にようやくこぎつけた経緯がある。
秋の臨時国会で審議される今年度3次補正予算案の財源に想定される復興債の発行には、償還の方法を定める法律が必要。さらに、来年度予算も特例公債法案を成立させなければ執行できない事態に陥る。自公両党の協力がなければ、次期政権も菅政権の二の舞いになりかねない。
それならば、次期政権は発足段階から「野党の皆さまに頭を下げ、正面玄関からノックしてお願いするところから始めなければいけない」というのが野田氏の考えだ。
野田氏が現時点でこうした考えを明確にしたのは、前原氏や、前原氏の後見人的な存在の仙谷由人官房副長官が、自公協力を重視する立場であることも影響している。特に仙谷氏は自民党の大島理森副総裁と継続的に協議を重ねるなど大連立を志向している。
野田氏からの「サイン」を受け、前原氏も今回は代表選への出馬を見送り、野田氏を支援する考え。ただ、グループ内の若手には増税色が濃い野田氏への抵抗感も強い。前原氏は11日のグループ会合で「一致しないとグループの意味がない」と強調。お盆明けの18日から会合を再開し「与野党協力のためには野田氏しかいない」と訴え、グループ内の結束を固めていく構えだ。
今回、野田氏の支援に回る前原氏の狙いは、来年9月の党代表選にあるとみられる。前原グループ幹部は13年の衆参ダブル選挙を念頭に「選挙の顔になれる本命は来年9月まで取っておくべきだ」と語る。
前原氏は今月2日に「経済成長なくして今の時期に増税すべきではない」とも主張した。野田氏を支援しつつも「増税色」からは距離を取っている。
◇
揺れる前原氏=幹部ら「見送りを」、若手に待望論−民主代表選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011081300315
2011/08/13-21:49 時事通信
民主党の前原誠司前外相が、菅直人首相の後継を選ぶ代表選への対応を決めかねている。在日韓国人からの献金問題で外相を辞任した経緯から、自身を支持するグループ(約40人)の幹部らは、今回は立候補を見送り、同じ主流派の野田佳彦財務相の支援に回るべきだと主張。これに対し、増税路線を掲げる野田氏への抵抗感から、若手の間に出馬を求める声が出ているためだ。
「全くの白紙だ」。前原氏は13日、取材に対し、代表選対応についてこう繰り返した。
前原氏は11日夜、民主党の仙谷由人代表代行(官房副長官)、枝野幸男官房長官らグループ幹部と都内で協議。出席者によると、新代表は野党と協力関係を構築できる人が望ましいとの認識で一致したが、具体的な候補者名は出なかったという。
前原氏は野田氏と同じ松下政経塾出身。過去の代表選では両氏が話し合いの末、2002年は野田氏を、05年は前原氏を「統一候補」とし、連携を保ってきた。
前原グループ幹部の間では、今回の代表選で選ばれる新代表の任期が来年9月までの短期であることも考慮し、前原氏は自重して来年の代表選を目指すべきだとする声が強い。実力者の仙谷氏もこうした考えに立っているとされる。前原氏が各種世論調査で高い支持を得ていることから、13年夏の衆参同日選の可能性も見据え、「選挙の顔」として温存しようという戦略だ。
しかし、グループ内では「増税路線の野田氏には乗れない」(若手)との理由や、グループの結束を重視する観点から、前原氏の出馬に期待する声も根強い。「野田氏がうまくやったら、来年の代表選には出られないのではないか」(別の若手)と懸念する向きもある。「野田首相」が自民、公明両党と一定の協力関係を築き、政権が安定した場合、前原氏が取って代わるのは難しいとの見方だ。
若手の一部には、出馬の意向を固めている馬淵澄夫前国土交通相を支援する動きも出てきた。グループの結束が乱れかねない状況に危機感を強めたのか、前原氏は11日昼の会合で「ここで一致団結できなかったら、グループの存在意義を問われる」と珍しく引き締めを図った。
前原氏は18日、グループ所属の全議員と意見交換した上で判断する方針。周囲には「時代が自分を必要としているかどうかだ」と、揺れる胸中を吐露している。
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