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民主党次期代表に松野頼久を推挙する! 捨て石を磨くのが小沢の真骨頂
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2011年08月13日 世相を斬る あいば達也
松野頼久衆議院議員は1960年生まれ、当選4回衆議院議員(熊本1区)。保守政治家で保守合同に貢献した松野鶴平を祖父に持ち、父は反骨の保守政治家松野頼三、正真正銘の保守政治家。民主党では鳩山グループに所属、現在は同グループの小沢グループとの連携強化の陣頭指揮を執る幹事長に就任している。
主に党務での活躍が多いが、考えがぶれない気骨のある政治家であり、鳩山グループに所属しているが、政治信条は小沢一郎に極めて近い。ZAKZAKが既に“小鳩グループの隠し玉”として報道しているが、ここ半年の同氏の議員活動やあらゆる会合での発言を見聞きしていると、川内議員と共に「民主党09年マニュフェストの実現が政権与党の責務だ」、と菅内閣、党執行部を激しく突きあげている。
鳩山グループでは海江田万里が有力候補だったらしいが、経産省への愛着や原発関連での菅との確執で男を下げ、到底代表選に出られる状況とは思えない。必ずしも鳩山由紀夫との関係が完璧かと云うと、僅かにずれている。どちらかと云うと小沢一郎への傾斜が目立つ同氏だが、鳩山にも異論はないだろう。
現在、代表選候補として浮かび上がっている議員の中で、推薦人20人を簡単にクリアーするのは野田佳彦ただ一人だ。だから、NO1候補になるのだが、マニュフェストのちゃぶ台をひっくり返しておいて、今さら増税路線のちゃぶ台をひっくり返すのは許さない等と戯言を平気で言ってしまう男に代表や総理をさせるわけにはいかない。勿論、仙谷・前原・岡田・菅が擁立する候補なのだから、必ず落とすのが筆者の心意気である。
野田のような、民主党の自民党化に邁進する政治家は、“味噌も糞も”区別がつかない男と云う事で、直ぐにでも自民党との連携連立に動くのは必定だ。悪く言えば、財務省の犬であり、霞が関、経団連、朝日や読売が待ち望む政治家なのである。こんな男を代表や総理にした日には、55年体制に逆戻りも良いところだ。「国民の生活が第一」の政治など胡散霧消するだろう。癒着政治への回帰だ。
馬渕、一旦菅直人に重用された男であり、まだ海のモノとも山のモノとも判別不能だし、後何年か汗を掻いてからにして貰おう。彼に野党との寝技も期待できない。裏切る可能性も残された男だ。
鹿野道彦でも良いか、と一時思ったが、小沢との確執は意外に根深いかもしれないし、生方幸夫が推薦になろうとしているらしいので、この時点でオシマイだ。(笑)筆者のリストから鹿野は消えた。
川端達夫、樽床伸二、小沢鋭仁も立候補に向けて色々な動きをしているが、どいつもこいつも、今ひとつ政権交代時の原点回帰への意思表示が見えない。そもそも西岡参議院議長ではないが、菅政権で閣僚であった政治家、或いは党執行部の連中は、懺悔する義務はあるが、口を拭って代表に立候補する権利がなと言っても過言ではない。野党対策も、公務員改革も、中央から地方も、対等な日米関係も、すべて一歩も進められなかった菅政権の中枢なのだ。
松野頼久を推挙する理由は、彼のぶれない言動があらゆる政治シーンで見られること。保守政治家でありながら、国家の改革の意志が固いこと。仙谷・岡田・前原と云う自民党化クーデター勢力と明確に一線を持っていること。自民・公明など野党と話し合いが出来る人間性を有していること。イザとなれば、150人から200人の小沢・鳩山ラインの議員をバックに出来ること。TPPや増税に反対していること。09年マニュフェストの遵守を政治信条としていること。民主党の再生の捨て石になることも厭わない精神の持ち主であること。 これだけ条件が揃えば、筆者が推挙しないわけにはいかない。
ワンポイントになるかどうか別にして、小沢一郎とのタッグが順調に行けば、捨て石が宝石に化ける可能性もあり、期待値が大きいのだ。若い議員からの評判も良いらしく、党内融和も一定の範囲で可能だろう。仙谷・岡田らは別扱いだが。(笑)
日本の最大政治勢力である小沢・鳩山ラインが、小沢の党員資格停止を理由に独自候補を出さないのは、常道に反する。小沢が「候補者は幾らでも居る」と言ったのは松野のことかもしれない。そろそろ小鳩勢力も、具体的候補者を擁立、腐れマスメディアの捏造憶測報道を黙らせて貰いたいものだ。現時点で取り沙汰されている候補者では、明るい未来など夢にも見ることが出来ない。おそらく、早過ぎる立候補表明が岡田等執行部からの陰謀に遭わないために温存している可能性が高い。
これからの数年、否10年は資本主義の構造的崩壊とリストラクチャリングが必ずやってくる。財務省や日銀レベルの思考経路で切り抜けられる時代ではなくなる筈だ。嘗て経験したことがないグローバルな資本主義のリストラが求められる時代に突入する。その時、既定の経験則で生きる官僚たちの理論構成は悉く通用しなくなる筈だ。大災害の復旧復興も重要だが、いずれ解決はする。しかし、原発事故を最小の被害で終息させるのも、政治家の決意であり、時間が解決することはない。同様に、グローバルに起きて行く資本主義の変容も、経験則では御しがたい未体験ゾーンに突入するに違いない。此処にも、政治家の決断が待っている。その時こそ小沢一郎が最後の切り札だが、その前に松野頼久にひと肌脱いで貰うことが賢明な選択だと考えている。
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