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官僚と対抗し「オレたちが上」と言いたい民主党最初にやるべきは、公務員制度改革や政治主導法案を通すことだった′テ賀茂明氏
http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/843.html
投稿者 極楽とんぼ 日時 2011 年 8 月 12 日 23:57:11: /lwF1HCtYSDhs
 

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3594.html#more
[現役幹部官僚が実名で証言!誰が日本を壊したのか?(古賀 茂明)]
(日刊ゲンダイ2011/8/11)
「日々担々」資料ブログ 2011-08-11(23:02)

官僚と対抗し「オレたちが上」と言いたい民主党 [現役幹部官僚が実名で証言!誰が日本を壊したのか?(古賀 茂明)]


政権交代直前の09年6月、民主党の代表代行だった菅直人氏はイギリスの政治システムの視察に出かけた。脱官僚・政治主導に英国モデルを参考にしようとしたのだろうが、滑稽だ。英国と日本では役人と政治家の関係が全く違うからだ。 イギリスでは官僚は中立的な立場で時の政権のために忠実に動く。日本では、官僚が「国を動かす」つもりになっていて、政治家をコントロールしようとする。日本の現状がおかしいのだが、まず、こういう官僚の習性を変えない限り、英国のシステムだけマネしたところで無意味だ。
やっぱり、公務員改革が肝になるのだが、民主党政権はわかっていない。菅首相や民主党の政治家を見ていると、官僚=敵と思っているのがよくわかる。野党時代からの習性だろうが、そういう感覚が与党になってからも続いている。
敵だから、ある意味、対等の意識がある。敵である以上、殲(せん)滅(めつ)しなくてはいけない。そして、自分たちの優位を分からせる必要がある。
政治家と官僚を横に並べて、「オレたちの方が有能だ」と言いたいのだ。だから、菅氏はかつて「官僚は大バカ」などと言って、物議を醸した。


◆意味をはき違えていた政治主導

ここに根本的な勘違いがある。政治家と官僚は同列ではない。政治家の方が上だ。当たり前の話である。だからこそ、下にいる官僚をどう使うのか、そのノウハウが問われるのだ。
民主党政権を見ていると、JRの社長が「オレに運転させろ」と運転士になっているように見える。社長自身が「オレだって運転の仕方は勉強しているぞ」と居丈高に自慢している。こんな印象だ。確かに、ちょっと勉強すれば、1両くらいは動かせるだろう。しかし、100両以上を毎日、きちんと運行することはできない。
鳩山前首相も菅首相も、こと政治主導について言えば、ヤル気はあったと思う。しかし、その意味をはき違えた。それに加えて、能力がなかった。さらに政治主導を理解し実行に移してくれる側近スタッフがいなかった。松井孝治、古川元久といった過去官僚に頼れば、何とかなると思ったのだろうが、結局、どうしようもなくなって、“官僚丸投げ”に戻ってしまった。

本来、政権交代で最初にやるべきは、八ツ場ダムの中止や普天間移設問題という具体的な政策課題ではなく、公務員制度改革や政治主導法案を通し、土台づくりをすることだった。最初に国家戦略室のスタッフを充実させるべきだった。
民主党政権は結局、「やりたい」という意思があっても、やり方がわからず、迷走している。その結果、日本は決定的に壊れてしまった。そこに大震災が襲い、原発事故が重なった。日本は奈落の底に向かっている。

 

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コメント
 
01. 2011年8月13日 00:38:23: czgXAEQpzY
官僚の”本当の人事権”を政治家が持っていないのだからどうしようもない。

本当に人事権を行使しようとすれば、誰か(?)にやられる。
官僚にボロカスに言った田中真紀子、秘書給与問題で脅された。
外務省の方針に従わなかった鈴木宗男、有罪確定、刑事処分となった。
国会同意人事で財務省の決めた日銀総裁、副総裁の人事を蹴とばした小沢一郎。
ご存じのとおり。

事実を確認していけばわかりそうなものだ。

自民党政権時代、当時の人事院総裁(これも国会同意人事、一度同意すれば誰にも解任できない)谷にばかにされた甘利。公務員制度改革など夢のまた夢。

官僚の人事権を握ることが政治主導の1丁目1番地である。


02. 2011年8月13日 01:49:59: o9Ae9zCuAw
古賀を環境省外局の原子力安全庁次長に抜擢して、
福島の後始末をさせろ。
こいつが自分のことを棚にあげて発言するのはウザイ

03. 2011年8月13日 01:51:38: WIOcOJB8DY
民主党が信頼を失ったのは、官僚にだまされて自民党と変わらない政治をやったからだ。(その象徴が「与謝野大臣」)

■官僚に負けた政権 霞が関の高笑い
当初から懸念されていた通りに、民主党内閣は霞が関の開国どころか、完全に飲み込まれてしまった。
http://iiaoki.jugem.jp/?eid=3865
■「民主党は“官僚のオルタナティブ”を在野に求めよ」
http://synodos.livedoor.biz/archives/1529812.html
■民主党は官僚にだまされた? 「ヤメ官」による政策リポート
「子供手当て法は、なぜ毎年見直しが必要な『時限法』なのか――。」
「(時限法にすることで、毎年予算の支出を調整しようとする)官僚に民主党は騙された」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw36720
■政治主導にシンクタンク
http://news.livedoor.com/article/detail/5548287/
■日本になぜ(米国型)シンクタンクが育たなかったのか?(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
http://www.murc.jp/report/quarterly/201102/30.html
ご参考/民間シンクタンクに期待される役割とは
http://www.murc.jp/report/quarterly/201102/01.html
脱官僚・政治主導の実現に何が必要かといったら、自前の政策を立案し、法律を書く技術屋集団です。
脱官僚というのは、官僚を利用しない、ということじゃない。
官僚に主導権を握られてしまう構造を変え、効果的に利用すると同時に、
官僚以外の回路も正しく作ろう、という話です。
そのためには、官僚以外のルートで設計図を作る作業が必要なシーンが必ず出てくるわけです。
でも、日本には霞ヶ関(中央官庁)と本石町(日銀)の官僚にしか政策技術屋集団がいない。
(「日本経済復活 一番簡単な方法」光文社新書より)

高橋氏は鳩山政権のこうした体たらくを、政治主導が実現できていないために、官僚に手玉に取られている結果だと指摘する。
そもそも鳩山政権が、総選挙で勝利した直後に「政権移行チーム」を作らなかったことが、
ボタンの掛け違いの始まりだったと高橋氏は言う。
いざ政権が発足すれば、日常の公務に忙殺されることはわかりきっていた。
政権移行チームはそうなる前に、新政権の意思や優先すべき政策を明確に打ち出し、
それに協力する意思のある官僚を枢要な地位に就ける意味がある。
政権発足後に政務三役で役所に乗り込んでいっても、多勢に無勢で勝負にならないからだ。
ところが鳩山政権の下、首相官邸を始め各省庁で働く秘書官や補佐官らは、いずれも自民党政権当時のままだ。
これでは政権交代の真価は発揮できないし、政治主導など実現できるはずがない。
もともと民主党はそのような状況に陥らないために、100人以上の国会議員を政府に送り込むことを公約していた。
しかし、政権の枠組みを決める場所になる政権移行チームが作られなかったため、
そのために必要となる国会法や内閣法の改正準備がまったく進まなかった。
その結果が、「古い道具のまま新しいことをしようとする」(高橋氏)ようなことになってしまった。(後略)
http://www.videonews.com/on-demand/461470/001407.php
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20100424-01-0901.html

なぜ、民主党政権は、政治主導に失敗し、
「ご説明」という名の官僚よる「高度な洗脳術」によって、
洗脳され、官僚のいいなりになってしまったのか。
それは党の「系列シンクタンク」をもっていないから。活用していないから。
霞が関の官僚機構とは異なる視点を持つ民間の政策専門家(政策のプロ)や民間のシンクタンクと
連携・協働して政策をつくっていないから。
というのが上記識者や他党政治家の意見。

結局、民主党は、霞が関の官僚機構とは異なる視点を持つ民間の政策専門家(政策のプロ)や民間のシンクタンクと
連携・協働する体制を構築し、
2009年衆院公約の主要部分の実現を時間をかけて進めていくしかない。
それが民主党が信頼を取り戻す唯一の道だ。


04. 2011年8月13日 02:59:45: rjxbFHK7ho
古賀氏はもうみんなの党で立候補する他ないね。
そのためには解散総選挙を早く実施すべきなので、菅氏にもう一狂いを希望。

05. 2011年8月13日 09:33:22: 3LluuxRM0w
ゴミと厄人を相手に
強かに叩けるのは
小沢さんしかいない
記者ブラクと厄人楽天地が
破壊され
お金や地位でなく
名誉のため働くもの司会なくなるためには
まず、キャリアの給料や退職金は
即時半額でもよいのだ
有能な若者を国が囲うから
民間他が人材不足になる
そうすれば全ては解決する
できるしやる気のあるのは
小沢さんだけだ!

06. 2011年8月13日 13:34:01: EL3bQmoqes

菅氏が英国に行った目的は他のあったのでは。

07. 2011年8月13日 17:05:52: IuL7OZ5IMk

海江田の次官更迭劇に見られるように官僚は首相の言うことを聞かなかった。
官僚トップの任命権を首相が握ることが必要である。 官僚を指揮する要諦は
孫子が呉王闔廬に教えている。 

あまりにも首相のブレーンが非力である。  党でシンクタンクを持つべきである。
議員数を削減して公費負担でシンクタンクを持たせ、補佐官、政策秘書等の養成請、国家戦略等の研究等に当たるべきである。

主権を官僚から取り戻すためには是非ともやって欲しい。


08. 2011年8月14日 08:52:35: G1e95tewzg
天下国家を考えるのが国会議員。
個々の政策を実行するのが公務員。
最初から役割が違うのに、次元が違うのに。
国民自体が、個々の政策しか興味が無い。
これが日本をおかしくしている。

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