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「勝ち馬」戦略で巻き返し=独自候補不在、結束力に不安も−民主・小沢氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011081200796
2011/08/12-20:26 時事通信
民主党代表選は、小沢一郎元代表がどの候補を推すかが焦点の一つだ。小沢氏自身は党員資格停止中で立候補できない。党内最大勢力を武器に、キャスチングボートを握る戦略を描くが、求心力の衰えもうかがえる。グループの結束力を保つことができるか、同氏にとっても代表選は正念場となる。
「今は動かざること山のごとしだ」。小沢氏は12日、自らに近い中堅議員にこう述べ、代表選の対応について、お盆明けまでは党内状況を静観する考えを示した。
小沢グループは約120人に上る。小沢氏に代わるリーダー不在で、独自候補を擁立する環境にはない。「脱小沢」を掲げた菅政権では不遇をかこってきただけに、他グループの候補を担いで新代表に押し上げることで、影響力回復を狙う。
有力候補とされる野田佳彦財務相に対し、小沢氏周辺では否定的な意見が強い。野田氏の増税路線や衆院選マニフェスト(政権公約)見直し容認に、小沢氏も反対の立場だ。ただ、公約見直しについては「百パーセントできるということはなかなかない」と完全否定はしていない。
一方、出馬を目指す馬淵澄夫前国土交通相について、小沢氏は最近、中堅議員との懇談の中で「若い人に評価されている」などと語ったという。
小沢グループとして、対決構図が固まらない現状では、各陣営と一定の距離を保ちつつ、ぎりぎりまで「勝ち馬」を見極めるとみられる。小沢氏周辺の若手議員は「これで勝てると思った候補に最後にどんと乗る」と宣言した。
もっとも、菅内閣不信任決議案の採決をめぐっては、小沢グループの対応が乱れた。低下した求心力はいまだ回復途上だ。候補者サイドにも、小沢氏の支持を受けることで「小沢かいらい」とみられることへの警戒感もある。代表選が負け戦に終われば、党内の「小沢離れ」が一段と進むのは必至だ。
「団結していこう」。小沢氏は12日、不安を拭い去るように、中堅議員との会談でこう念押しした。
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