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国民はもっと怒るべきだ!・・・更迭の3人に退職金を上積み
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2011年8月12日 政経徒然草
とんでもない話である。
海江田大臣が更迭を発表した経済産業省の松永事務次官・寺坂保安院長・細野資源エネ庁長官の3人に退職金が上積みされるそうだ。それも1000万円とかいう話がネットで流れている。おまけに天下り先も準備されているという話である。
事務次官クラスの退職金だと9000万円近く出るそうだ。それに1000万円上積すれば1億円近くになる。それから天下って70歳くらいまで高額な給料をもらい、またそこで退職金をもらう。
これらは、結局最終的には税金から支払われる。
こんなことを許していいのか?
こんなことをしているから国の財政が苦しくなるのだ。
退職金の額が高いかどうかという単純な議論になりがちだが公務員は公僕であるという原点に帰って判断すれば、この金額が異常なことに気づくはずだ。
さて菅首相の後継争いで賑わしくなってきた。
昨日の夜の番組に馬渕澄夫議員が出演していたが、結局この議員も日和見議員の一員に過ぎないと感じた。
とても首相の器ではない。
幹事長もつとまらないだろう。
「挙党一致体制」をどう築くのか?との質問に対し
小沢・鳩山グループをどう処遇するのかについて、明確に述べることができない。
おまけに、今回の岡田幹事長の対応を擁護するような発言をしていた。
なんといっても、昨年の代表選で菅首相の演説を聞いて「菅首相支持」 を決めたという御仁である。
頭の中も筋肉質に違いない。
今回の代表選のポイントは「挙党一致」でも「野党との連立」 でもない。
民主党を立て直し、次期総選挙に勝利できる人であることがポイントである。
そして重要なのは代表よりも党務を取り仕切る幹事長に誰がなるかである。
党内がまとめられ、選挙が取り仕切れ、国会対策に長けた人であることが条件になる。
代表+幹事長をパックで考えたほうがいいだろう。
野田氏が代表になった場合の幹事長は誰?
馬渕氏が代表になった場合の幹事長は誰?
小沢前環境大臣が代表になった場合の幹事長は誰?
という風に考えていけば選択肢が見つけやすいのではないか?
ただし、この現状で幹事長になりたいという人は、よほど名前を売り出したい人でない限りそんなにはいないと思う。
実は、今回の代表選で一番迷っているのは前回「菅支持」に廻った議員達だ。
支持者・サポーターから前回の代表選で菅首相を選んだことに対する責任論が出てきているはずだ。
おまけに前回の代表選で、小沢さんを支持した支持者・サポーターもかなりの数おられるはずだ。
この人達はぶれない支持者・サポーターだから小沢さんの支持する候補者に投票しないと完全に見限られることになるだろう。
議員達も「反小沢派」「菅支持派」という風に張られたレッテルをいかに剥がそうかと必死のはずだ。
マスコミがどう騒ごうが、小沢さんの求心力はむしろ高まっている。
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