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<ヨコミネ式教育>
鹿児島県志布志市、ここにプロゴルファー横峯さくら氏の伯父、横峯良文氏が経営するヨコミネ式保育園があります。子供たちが驚異的な成長をみせる保育園としてテレビ番組で幾度も取り上げられました。
この保育園では午前中、運動、本読み、書き、計算、音楽のすべてを毎日、約30分ずつ行なう。決してスパルタなどではない。よそでは障害児扱いされるような子も成長してしまう。運動能力が劣る子も、記憶力に問題があるような子も、その他の障害も大きく改善、成長してしまう。不思議なことにアトピーまで改善しているのです。
ここでは、小学生、中学生も受け入れて学力向上に成果を上げています。ソロバンは、ほぼ全員が小学4年生までに一級を取ってしまう。今年は小学一年生で暗算一級が出ました。モンスターペアレントなどまったくいない。子供の成長を喜ばない親はひとりもいない、子供を通じて親が育っています。
横峯氏は言う。「勉強の嫌いな子供、運動の嫌いな子供はひとりもいない。学校が勉強嫌い、運動嫌いを作っている」
ヨコミネ式保育にはマニュアルがありません。書類に忙殺されるようなこともなく、保育士がそれぞれの経験やカンをフルに使い、あの手この手で育児に取り組みます。子育てを終えた、どちらかといえば高齢の保育士が経験を生かして成果をあげています。「難しい子ほど育て甲斐がある」彼女たちは障害を持った子が来ることを心から歓迎します。この保育園ではすべての子供が驚異的な成長を続けています。
横峯氏は言う。「人間は動物と違い、胎児のとき、そして生まれてから約10歳までの間の経験で脳と体が作られる。だからこの期間の経験が極めて重要だ。また、遺伝はスイッチの入りやすさにすぎない。そのスイッチを入れるのがプロの仕事だ。今の学校は単に教員の就職場所、高い給料をもらってノルマをこなしているだけ、中学生になって掛け算もできない子がいるのは紛れもなく学校の責任だ。アメリカでは低学力のまま卒業した生徒が学校を相手に、教育の責任を巡り裁判をして勝った。日本の教育のありかたは犯罪だ」
ヨコミネ式教育は、全国に200カ所余りあります。韓国でも認められ、ヨコミネ式保育園の建設が始まりました。横峯良文氏は日本人女性ボランティアがいるタイの孤児院を支援しています。初めは40名の孤児全員に盗みをする習慣があった、盗みをしなければ生きていけなかったのです。それがほぼ解消されたといいます。そして、そこでは彼女が日本語での教育をしているため、子供たちが「日本企業への就職ができる」と自分の将来に希望を持ちはじめています。
<虐待の教育>
横峯良文氏は、「自分は子供の頃から学校をまったく信じない子供だった、そして、世のなかの仕組みや常識をあてにしない生き方をしてきた」と語りました。私自身、思い返しても学校は信頼できるという感じはない。権威的で子供を管理され、人質に取られているような感覚さえあります。PTAにしても、教員がノルマのお世話をしながら、親が勘違いの居場所づくりをしている様に見えます。
まるで管理社会の一員として、誰かを管理することで自らのポジションを確保しようとしているかのように。いつも誰からか支えられる何者かに成りたい。いつも駆け引きや取り引き、何かをしてやれば常に見返りを求める。この関係は恩着せがましく、気持ちが悪いことこの上ない。
日本の教育では、人間の成長過程の都合などお構いなしの教育システムとノルマが暴走してきました。システム化された虐待と言って良いでしょう。この虐待に対する不感症を獲得した者が教員や公務員、官僚になる。そして、管理のノルマをこなすことで社会に不感症と虐待の連鎖をしているのです。この国の管理至上主義が保育士のカンと、あの手この手の工夫とやりがいを押し潰しています。そのことで子供の成長をも妨げています。
私たちは「権威」を「正しい」と教え込まれて育ってきました。社会の常識をあてにしない生き方をする者は無法者扱いされ、損をする。ズルさを要求する社会、常に損しないように損しないようにと何か強迫観念に追い立てられているようです。人は地位やカネを持てば正解の地位を獲得できるような気がしている。まるでカルト教の信者のように―。
日本人は邪悪な強盗団の政府、公務員組織、国家を作り上げました。この国は腐敗を極めている。国民は権利ばかりを言い、責任意識がない。それどころか、国民の多くがこの強盗国家で小ドロボウを続けようとしているように見える。このままでは日本が世界を蝕む。このような国が消滅したとしても天の意思として納得できてしまう。これこそ自業自得というべきでしょう。私達は未熟なまま今の社会を築いたようです。
人種的、性別的、宗教的優越主義や、狂信的愛国主義が崩れていく。 自分が誰で、善人か、悪人か、成功の否など人生での経験は乗り物を変えるように我々の選択次第で自由に変えわれる。努力、労働、仕事、貯金もいらない 今まで間違っていた。本来の自分の再発見が人生だ。
(ツアィトガイスト アデンダムより)
(つづく)
【竹原 信一】
http://www.data-max.co.jp/2011/08/post_15857.html
http://www.data-max.co.jp/2011/08/post_15870.html
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