http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/787.html
Tweet |
7月18日フランス南東部の都市グルノーブル(Grenoble)で17日未明、警察がカジノ強盗容疑者を追跡中カーチェイスを演じた末に射殺された27歳の容疑者の葬儀終了後、警察の対応に怒った若者たちが暴徒化し5人が逮捕される。
過去の例では2005年パリ郊外暴動事件が記憶に新しいが、移民の若者達が起こした暴動は3週間も続きフランス全土の都市郊外へ拡大して周辺諸国にも影響を与えた。
8月10日
イギリスのロンドンで起きた若者らによる暴動は4日目に入って地方都市に拡大し、キャメロン首相は、10日に2日連続となる緊急閣議を招集し、事態の沈静化に向けた対応を協議する。
イギリスの暴動は、今月4日、ロンドンで29歳の男性が警察官に射殺された事件をきっかけに若者らが暴徒化、第2の都市バーミンガムや中部のマンチェスターなどで、若者らが商店のガラスを壊したり車に火をつけたりして暴動は地方都市にも広がっている。
『韓国、日本の自民党右翼議員の入国拒否』
自民党の新藤義孝、稲田朋美両衆院議員と佐藤正久参院議員が8月1日、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)から約90キロ西にある鬱陵島(ウルルンド、韓国領)を視察するためソウル・金浦空港に到着したが、韓国政府は『身辺の安全確保が難しい。』として議員の入国を拒否した。
前日の7月31日夜にも、3議員と一緒に行動する予定だった竹島研究者の下條正男拓殖大学教授が仁川国際空港で入国を拒否されている。
これらの単に騒動を起こすことだけを考えた子供っぽいパフォーマンスに対して、翌日の新聞各紙は、『どちらも、もう少し冷静になれないものだろうか』とか、『自制した大人の対応が双方に求められる』と一様に批判している。
自民3議員や拓殖大学教授のやり方は何の戦略も無く騒ぎを助長するだけで良いことは何も無い。
『民主党幹部は「大人の振る舞い」などやめよ』田原総一朗
ところが 2011/08/04 田原総一朗の政財界「ここだけの話」で、
『私はこれらの報道に疑問を感じた。「大人の対応」とはいったい何なのか。』と噛み付いているのですが外国であるソウルや鬱陵島が日本国内と同じと勘違いしてるのだろうか。
それとも民主主義の意味が『普通選挙のことだけである』と完璧に日本人的に勘違いしているのだろう。
竹島問題は韓国が近年実効支配を強めていて、今年の5月から7月にかけて韓国の閣僚や国会議員が次々と竹島を訪れていることに自民党の3議員が焦りを感じていることは確からしい。
韓国側の積極行動に対しての、反発姿勢のパフォーマンスであるが即座に『身辺の安全確保が難しい』と入り口の空港で止められた。
当然の判断である。
朝鮮が独立を失う100週年にあたる2005年という最悪の因縁の年に、わざわざ島根県が『竹島の日』を制定。当たり前であるが韓国では市民が激高して過激な対日抗議運動が起こる。
ソウル市議会議員が島根県議会正面玄関で抗議の血書を書くためのカッターナイフを取り出し警察に取り押さえられる騒ぎまで起きている。
田原総一朗は、『今回のケースはそれと似ている。日本政府は韓国の市議会議員の入国を拒否せず島根県に行かせたが、韓国政府は日本の国会議員の入国を拒否したのである。
さて、どちらが「大人の対応」だろうか。』と、真面目な顔で悪い冗談を言う。
この世間知らずの評論家のお坊ちゃま氏は、日本の常識(大人の対応)が通じるのが日本国内限定である事実が判らない。
血書の実力行使に訴え様とした物騒なこのソウル市議会議員を、今回のお間抜けでお粗末な自民党3議員による海外観光旅行紛いのパフォーマンスとが同じであると考えているらしい。
札付きの目立ちたがりやの自民党3議員が国会開会中の鬱陵島視察は、衆院議運委の了承もなく、勝手に韓国に渡航しているが、大震災・原発事故対策が急がれる国会での議員活動を疎かにする陳腐なパフォーマンスでありお粗末すぎる。
しかもわざわざ日韓に波風を立てる挑発目的なのですから、本来なら懲罰動議ものではないだろうか。
『日本人の特徴だけは良く知っている総一郎』
この後田原総一朗は、怒らない日本人に対して『「大人の振る舞い」などやめよ』と激を飛ばし、『日本では抗議行動も暴動も、ましてやクーデターも起こらない。こんな物静かな国民は世界の中でも日本だけだ。いったい、なぜだろう。』として、
『私が思うに、日本人は「学級委員」の集まりなのである。
日本では上は締め付けるどころかフラフラしていて腰がすわらない。
そして、下は「学級委員」ばかりで、何が起こっても皆行儀がよい。』
もちろん、よい面もあるとして、
『東日本大震災の発生直後、被災された方々は家を失い家族を亡くしたにもかかわらず、被災地では暴動もなく秩序が保たれた。
首都圏では交通機関がマヒしたが、誰も文句を言わずに歩いて帰ったり、再開される電車やバスを整然と並んで待ったりした。』
『皆がきちんとしているのはよいことではある。
が、その一方で、模範的な「学級委員」ばかりでは、現在の日本が直面する重要な問題は解決できない。
日本人の「学級委員」体質を一度ぶち壊さないと、日本は前に進んでいかないような気がする。』と、流石に評論家らしく、正しく日本人のことは理解しているらしいのですね。
ところが外国のことはお隣の韓国でさえ日本国内と勘違いして、さっぱり御存じない。あるいは日本人の特殊な『良さ』とそのコインの裏表としての弱点あるいは悪さを理解出来ない。
勿論民主主義の意味など全く知らないのです。
民主主義の何たるかを知らない田原総一朗には、市民の武装権を人権の基本とするアメリカ憲法や独立宣言をもう一度読んで、その意味を理解して欲しいものですね。
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e16e7a418d9bdbb90376c3f5be8760d5
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK117掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。