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小沢一郎政策講演概要
2011年08月10日13時23分 藤末健三 民主参議院議員
http://news.livedoor.com/article/detail/5775193/
本日、お昼に参議院議員会館の会議室で小沢一郎元代表の政策講演が行われました。
私は小沢グループには入っていませんが、オープンな会議でしたので参加しました。
以下、小沢元代表の講演の概要です。(藤末の理解による要約ですので、完全に正確な記述でないことをご理解ください。)
政権交代で目指したもの
国民を代表する政治家が主導する政治が根本理念。なかなか理解できない、理解できてもなかなか実現できない。議会制民主主義の本質は何か。国民の投票によって選ばれていない官僚主導が横行すればそれは民主主義と言えない。
国民主権とはなにか?
最高にして独立、そして最終の権力。その権力が国民にある。それが国民主権。その主権を行使する機会が選挙である。日本はまだまだ「おかみ」の意識が抜けていない。「おかみ」は官僚機構である。総理や政権党が変わっても官僚機構は変わらないため、選挙ではなにも変わらないと思われている。
マニフェストとは?
マニフェストは主権者たる国民との約束であり、非常に重いものである。議院内閣制では与党のトップは立法府と行政府の両方の権限を持つことになる。つまり大統領制よりも強い力を持つことになると考えている。自民党は党と政府(おかみ)が対立する構図を見せることを行った。本来は対立するものではない。
日本の近代は明治維新で始まった。政府/官僚主導で欧米に追い付こうとした。大正デモクラシーなどあったが、原敬の暗殺や山形有朋が亡くなったことによりまた、軍を含む官僚主導になった。
戦後、財閥、軍はつぶされたが、官僚機構は残された。
安全保障
戦後に外交も米国追従となった。これは安保ただ乗り論と批判された。ただ、冷戦も終わり、(中国が世界経済に参加し)官僚もどう対応したらいいか分からない。官僚も政治家も何をしていいか判断できない状況。
最後に
このような中で、民主党が官僚主導から「国民主導、政治主導」に変えると訴えた。これが二年前の勝利の要因だと思っている。本当の民主主義を日本に確立し定着させなければならない。これを理解しなければ政権を維持することはできない。
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