http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/674.html
Tweet |
党分裂に蠢動する永田町 再編の核は「動物愛護!?」
2011年8月6日 日刊ゲンダイ
http://gendai.net/articles/view/syakai/131936
民主議連に鳩山邦夫と三原じゅん子が接近
永田町の議員会館の裏にある高級ホテルの中華料理店で、5日昼、衆参の国会議員5人が会食した。民主党2人、自民党2人、無所属1人。メンバーは執行部や国対関係者ではない。公債特例法案を巡って与野党が大攻防の時期に、いったい何を話し合ったのか。
顔を揃えたのは、民主党が鳩山側近の松野頼久元官房副長官と小沢ガールズの岡本英子衆院議員。自民党は松浪健太元厚労政務官と三原じゅん子参院議員。そして現在は政界孤児の鳩山邦夫元総務相。脈絡のないこの集まりのキーワードは「ペット」である。
民主党は昨年、「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」を発足させ、会長に松野、事務局長に岡本が就任している。先月26日には議連の総会に鳩山前首相と小沢元代表が揃って顔を出し、メディアが色めき立った。この日の会食は、これを超党派の議連に拡大するために松野が呼びかけた水面下の動きだ。自民党には休眠中の「動物愛護議連」があり、かつて邦夫が会長で、松浪もメンバーだった。三原は現在、自民党の動物愛護プロジェクトチームの事務局長を務めている。そこでこの3人に声がかかったようだが、単純に「動物愛護」だけが目的ではなさそうなのだ。
「民主党は『菅降ろし』でヘタしたら党が分裂しかねない状況です。松野さんはイザという時のために、いろんな可能性を探っていて、鳩山―小沢ラインに邦夫さんを結びつけようとしているようです。動物議連を超党派にすれば、かつて自民党系議連の会長だった邦夫さんも入れるし、邦夫さんが親しくしている自民党議員を誘い込むこともできる」(動物議連の関係者)
邦夫もソノ気で、最近は、自民や民主の若手を連日連夜、飲みに誘って「オレが面倒見るから」などと口説いているらしい。
たかが、「動物愛護家の集まり」と侮っていたら、政局を読み間違える。動物議連が将来の政界再編の意外な台風の目になるかもしれない。
民主党内では、仙谷官房副長官も表立って動き始めた。9日に、自ら会長となって医療政策に関する超党派勉強会を立ち上げるという。自民党の石破政調会長に近い鴨下政調会長代理が勉強会の会長代理に就く予定だ。仙谷はいまだに持論の「大連立」への色気が捨てられないのだろう。民主党が分裂含みの中、与野党入り交じった政界再編への動きが、いよいよ激しくなってきた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK117掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。