http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/670.html
Tweet |
民主党を分解して見る。・・・鳩山政権、最大の失敗は人事にあり!
http://haru55.blogspot.com/2011/08/blog-post_08.html
2011年8月8日 政経徒然草
民主党は「親小沢」:「反小沢」と分類される場合が多いがこれを政治理念や政策で分類すると民主党の党内構造がわかりやすい。
簡単に分ければ
@マニュフェスト遵守、米国との対等な外交推進派・・・小沢さん、鳩山さん・・・・・。
Aマニュフェスト反対派、米国との従属外交遵守派・・・菅、前原、岡田、菅、北沢・・・・・。
もう一つ別の分け方をすれば
@既得権益改革派・・・小沢さん・・・・・。
A既得権益堅守派・・・仙谷、前原、岡田・・・・。
大きく分ければこの2つの分け方に分類されるのではないか。
最近の岡田氏、玄葉氏や前原氏の言動を見ると良くわかる。
そもそも菅首相や岡田氏、玄葉氏、前原氏らはマニュフェストに掲げた「子供手当て」「高速道路無料化」「高校授業料無償化」「農家の個別所得補償制度」に反対だったのだろう。
だから、簡単に自民党の4K廃棄要求に擦り寄るのだ。
もちろん「郵政法案」にも反対だから、国会での審議入りに積極的でない。
鳩山さんが進めようとした「普天間の県外・国外移転」にも反対だからサポタージュして協力しなかった。
仙谷氏は自治労との関係が深いから「公務員改革」に積極的に取り組むわけがない。官僚が仙谷氏に擦り寄るのも自分達の権益を守ってくれると思うからに他ならない。
一部の旧社会党系や旧民社党系の議員も組合との関係から「既得権益改革」に積極的でない。
今あげた人たちが現在の菅政権の中心に多くいるわけだから、 国民の支持が得られるわけがない。党の運営がうまくいくわけがない。
「民主党が目指したものは何だったのか。」が改めて問われている。
「民主党の党内民主主義は機能しているのか。」も改めて問われている。
鳩山政権の最大の失敗は、このような「民主党の公約に反対する議員」を該当ポストにつけたことにある。
「高速道路無料化」に反対の前原氏を国交大臣に任命。
「米国との従属外交遵守派」の岡田氏を外務大臣に任命。
「自治労との関係が深い」仙谷氏を行政刷新会議担当相に任命。
「アメリカべったり」の北沢氏を防衛大臣に任命。
そして最大の失敗は菅氏を国家戦略担当大臣に任命したことだ。
民主党政権の肝となるべき「国家戦略室」を骨抜きにしたのは、ほかならぬ菅氏である。
これが機能していたら、状況が大きく変わった可能性がある。
言い換えれと「民主党内の自民党政策容認派」 VS「真の民主党政策推進派」という構図で見るとわかりやすいと言うことである。
現在の菅民主党政権は「真の民主党政権」ではない。「民主党のマニュフェストに反対しアメリカ一辺倒の外交を目指す似非民主党政権」に他ならない。
前原、岡田、玄葉氏らは、民主党を脱党して自民党に入党し石破氏らと派閥を作ればいい。
菅首相も脱党し、一部の少数支持議員と新党を作ればいい。
一部の旧社会党や旧民社党の議員は行き場がないので、民主党に残るしか道はないだろう。
今、名前を上げた議員は「国民を裏切った」ことになる。
前回の衆議院選挙で民主党マニュフェストに対する支持を訴え当選したはずだ。
納得できない部分があっても党内民主主義を尊重し、多数で決めたことに従い行動するのが民主主義の原則ではないのか。
従うのがいやなら、大臣を受けなければいい。
民主党から出て行くのは菅首相を筆頭とする、今、名前を上げた人たちでなければおかしい。
次期民主党代表選では、この点を明らかにすべきだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK117掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。