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2011年8月 7日 (日)
アメリカはいま戦争を起こした事のカルマの清算を受けている
夜中の午前二時に起き出してこれを書いています。それは、ふと思いついてこれだけはどうしても書いておかなければいけないと思った事があるからなのです。
昨日は朝、午前8時15分過ぎから66回目の広島の原爆投下忌の式典がありました。この原爆投下で一体何人の死者が出たか、その事は歴史が示しています。悲惨な歴史は、語り部が少なくなったとは言え、なお直接の経験者から今や第二世代の語り部に引き継がれて語られ始めています。
しかし、私は複雑な感情を持たされています。一体日本人の何人の人がこの原爆投下の本当の意味と真実を受け止めているのだろうか、と。
私の親戚にも一人被爆者がいました。
そこで、敢えて言います。多くの日本人のみならず、アメリカ人でさえ原爆投下の真の意味を知っている人は居ないと言う事を。この原因になった第二次世界大戦は、専ら日本の天皇制と軍国主義的世界制覇のためであった、と聞かされ、学校でもそう教えられて来ました。また、原爆投下は戦争を早く終わらせるためであった、と。
でも、それは嘘です。日本はアメリカの謀略によって戦争に巻き込まれたのです。それは数々の歴史的事実によって証明されつつあります。ヴェノナ文書もその一つです。
ですが、その事を今さら蒸し返しても何の意味もありません。それよりも、最近のアメリカの窮状は目を覆いたくなるほどであり、4,000万人以上もの人々がフードスタンプという政府の食料支給制度によって、やっとその日の食事にありつける、という有様であり、失業率も9.1%という高率です。この数字は日本の約2倍です。しかも、アメリカはこの数字には下駄を履かせている疑いが濃いのです。ということはアメリカの国民生活は見た目よりも更に酷い状況だという事です。
翻って日本は、そこまでは悪くなってはいませんし、人情にしても東日本大震災を見ても分かるように、温かい助け合いの精神がまだ健全に残っており、アメリカほど酷い事にはなっていません。
経済状況を見ても、アメリカは借金まみれで、これでよく生活が成り立つものだと思わざるを得ません。
これはなぜでしょうか。それは、ごく一部の為政者のやった石油利権による戦争行為などの残虐なカルマのせいだと言うのは言い過ぎでしょうか。
アメリカは既に破産状態です。経済は破綻しています。アメリカがデフォルトしそうだったのは記憶に新しいところです。辛うじてデフォルトは避けられましたが、今後半年後には更なる窮状が待ち受けています。当局者はこれをどう切り抜ける積りでしょうか。大変難しいと言わざるを得ません。
正直を言うと、アメリカ資本主義経済は崩壊するでしょう。そして日本もそのあおりを受けて大変な事になる筈です。その責任は今の無能な政治家にあります。
ただ、言える事がひとつあります。それはこの世界の窮状を救うのは、日本人かも知れない、という事です。
その時、アメリカ人は本当の事を知るでしょう。なぜ第二次世界大戦が引き起こされ、原爆が二発も投下されたのかを。そのために何人の人の血が流されたのかを。
言って置きますが、原爆投下は戦争を早く終わらせるためでは決してありませんでした。アメリカ人はその真実に気付くべきです。また、苦しみは日本人だけが受けたのではないのです。
他にも書きたい事が山ほどありますが、昨日の66年目の原爆投下忌にあたり、せめてこれだけは書いて置きたいと思って、夜中に起き出したのです。
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