http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/629.html
Tweet |
フランス式対日輸出戦略「陰の仕掛け人」
テーマ:ブログ
「開かれた復興」事業を支援したい、あるいは参加したいという外国の政府や企業からの問い合わせが増えている。
フランスからは早い段階にサルコジ大統領が来日し、福島原発構内の汚染水の洗浄にフランス企業の技術が採用されるきっかけとなった。
日本の震災復興に自国の技術やサービスをどれだけ売り込めたかが、大統領の価値を左右するらしい。
そして、つまるところフランスの対外的なトップセールスを支援するのは政治家であり、とりわけ「在外フランス人議会議員」の果たす役割が大きいのである。
日本ではほとんど知られていないが、海外に駐在するフランスの国会議員のこと。
当然、選挙区は海外で、選挙民も海外に住むフランス人。
たとえば、日本をはじめ、中国、韓国、モンゴルに住む12万人の在外フランス人には1人の国会議員の議席が与えられている。
本国の国会に出るのは3月と9月のみ。
それ以外は東京、ソウル、北京、上海、ウランバートルなどを巡回し、フランスの技術や文化の売り込みに余念がないという。
先月も東京にフランス企業20社の代表を招き、特に放射能防護服や測定機器など原子力関係の製品、技術の紹介やリスク管理セミナーを開催。
こうした在外国会議員制度を始めたのはドゴール大統領だった。
第二次世界大戦中、海外で戦った在外フランス人の犠牲や貢献に報いるため1945年に生れた制度。
こうした海外在住の国会議員と共に動いているのがユビフランス(フランス企業振興機構)で、在日フランス大使館内に事務所を持ち、現在「イニシアティブ日本」と題するキャンペーンを展開中である。
アレバやベオリアが世界市場で大きなシェアーを獲得している背景には、こうしたフランス式ビジネスモデルが隠されているというわけだ。
日本にない、面白い制度だと思う。
コメント
[コメント記入欄を表示]
1 ■世界ミッション
多くの政治家がおりますが1人残らず政治界になくてはならない存在なのかと疑問を感じます。政界でプロフェッショナルは数人と思います。 皆様にプロフェッショナルを目指して務めていただきたいと思いますが困難です。
もし政界で仕事が出来ない方は私たち庶民の世界の仕事は、まず出来ないと思っております。
大手企業でも小規模の会社でも自営業でもアルバイトでも各分野で営業のプロフェッショナルがおります。
いい大学を卒業していなくても学歴や経歴などでは人の力はわかりません。力は金銭ではなく精神だと思います。
日本は、もっと庶民の力にも頼るべきだと思います。会議中に居眠りしている政治家より、国を思い人を思い、できる庶民は沢山おります。 どの分野でも1番必要な事は 人の心をつかむ事だと思っています。相手を好きになる事と思います
初めて人が誕生した時、人種などありませんでした。 今では国がありますが、私たち人間は大きな兄弟です。 元は一つです。今や国と国が争い、それは兄弟、家族で殺しあっているのです。
悲しい事です。
フランスのような陰の支えシステムに私たち庶民も何か参加できるシステムがあれば、それは大きな力となると思います。破壊や欲のシステムではなく、その逆のシステムで日本と言うより世界の支えシステムが産まれたら救われると思います。
生まれた時から将来が決まっていて退屈な居眠り政治家さんは寝かせておいて、心ある世界の人々が世界に、もっと活躍できる場所があったら強いと思います 夢の夢のようですが・・・
まだまだ暑い日が続いておりますが、浜田先生どうか、お体に気をつけてお過ごしください。
moko×2 2011-08-07 02:16:28 [コメント記入欄を表示]
2 ■おはようございます
フランスらしい独創的かつ痛快な記事紹介を、ありがとうございます。
アレバ社でなく日本で原発作業をやれば、10分の1の費用で済んだという話を耳にしたので、サルコジ氏はちょっと支持しておりませんが(^^;)、親日家だったシラク前大統領の印象はとても強く、好感を持っていました。
もっと愛国心と自信を身に付けるべきだなぁと、フランスに思いを馳せる度に身がしまる思いです。
ゆむ 2011-08-07 10:34:32 [コメント記入欄を表示]
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10977687327.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK117掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。