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民主党はもう漫画 自民党よ、原点に帰れ!
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2011/08/05 依存症の独り言
いや、忙しい。
昨日、仕事を終えたのは夜10時半。
もうすぐ60歳のジジイには応えます、正直。
このブログを書き始めたころは53歳で、まだ十分に若かったから何ともなかったけれど、1日12時間以上も仕事をするとやっぱりキツイです、今は。
まあ、忙しいというのは仕事がないよりはマシですから歓迎するべきことなのでしょうが、もうブログどころではありません。
ところで、民主党政権になってもうすぐ2年ですね。
この党、この政権、この2年間で何をやりました?
何もやっていないというか、日本を貶め、国益を毀損することばかりですよね、やってきたことは。
民主党政権の今を見通していた方もおられるでしょうが、私はここまで酷いとは思っていませんでした。
普通にやれば、今の状況ってありえませんものね。
やはり普通じゃなかった民主党!
以下は、最近知った面白いジョークです。
【問】:自民党政権が50年かけても達成できなかったのに、民主党政権がわずか2年で達成したものは何か?
【答】:自民党政権の良さを国民に認識させたことだ。
※SAPIO 2011年7月20日号
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民主党の看板政策だった「子ども手当」が、2012年度から廃止されるそうです。
特例公債法案の成立と菅直人首相の退陣、その条件整備のために民主党執行部が自公と妥協した、ということです。
が、そもそもこの「子ども手当」自体が無意味なバラマキでした。
子供のいる家庭に現金を支給したからといって、それがどれだけ子育てに役立つと言うのでしょうか?
鳩山 L. 由紀夫は、「子育てを社会全体で支えあう」というのが「子ども手当」の理念だとし、「何のための政権交代だったのか!」と反発しているそうです。
が、子育ての支援は無差別のバラマキでは実現しません。
支援を必要としている人たちに予算を優先配分する、これが政治です。
たとえば保育所の増設とか保育料の補助金増額、こうすれば女性は安心して働けますし、景気対策にもなります。
民主党の政策は、とにかく財源の裏付けがありません。
財源の裏付けがなくて、どうやって政策を実現するというのでしょうか?
国債を発行すればよい?
ふざけるな!と言いたい。
日本の長期債務は先進国に類を見ない、GDP比150%という異常な規模にまで膨れあがっています。
これを放置したままでよいわけがありません。
短期的に見れば我が国がデフォルトに陥る可能性は極めて低いですが、借金を増やし続けることには同意できません。
ただ、東日本大震災による被災地の復興のため、というのは別枠だと思います。
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冒頭で、
【問】:民主党政権がわずか2年で達成したものは何か?
【答】:自民党政権の良さを国民に認識させたことだ。
というジョークを紹介しましたが、
今の異常な民主党政権を誕生させた原因の一端は自民党にあります。
下野する前の自民党は、けっして保守ではありませんでした。
自民党を堕落させたのは、自民党内のリベラル派≒金権派です。
いわゆる「黒い鳩」。
具体的に言えば、経世会と宏池会、今現在、解りやすく言えば野中広務と加藤紘一でしょう。
野中は武装闘争時代の共産党員ですし、加藤も東大時代は左翼でした。
こういう人物たちが、一時期とはいえ自民党を牛耳り、我が国の長期債務を先進国に類を見ない異常な規模にまで膨れあがらせました。
あと、米国の言いなりに無駄な巨額の公共事業を実行した金丸信−小沢一郎(経世会)のラインも国賊ものですが。
で、野中や加藤や金丸、小沢のルーツが吉田茂です。
戦後保守政治の原点だったと言ってもよい吉田の本質を如実に示しているのが次の発言です。
君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。
御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。
吉田茂 (昭和32年2月、防衛大学校第1回卒業式にて)
この吉田の訓示は、自衛とか国防を語ることが「罪悪」であるという当時の日本の「時代」を強く想起させます。
自衛隊は「日陰者」であるべきだったのです。
が、これは吉田個人の責ではありません。
そういう時代だったのです。
当時は未だ米軍は「占領軍」でした。
で、この「占領軍」を「在日米軍」に変えたのが岸信介でした。
1960年の日米安保改定で、岸は「占領軍」を「在日米軍」に変えました。
もう半世紀も前のことです。
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で、その後の半世紀というタイムスパンの中で、自民党には憲法を改正し、交戦権と集団的自衛権を明確にし、自衛隊を国防軍に改変する責務があったのです。
ところが、憲法第9条を擁護するべき、という流れに連なる連中が自民党の主流派であり続けました。
その典型が野中や加藤です。
中国(中共)に媚び、韓国に謝罪し、北朝鮮マンセーという人たちが自民党の主流派でした。
憲法改正を党是とする自民党が、歪んだ歴史観を持つ変質左翼に乗っ取られてしまった、これが自民党没落の最大の要因だと私は思っています。
元はと言えば、人権擁護法案も外国人参政権法案も野中-加藤-古賀誠のラインから出てきた話です。
自民党は、こういう擬似左翼の立場から本来の保守に回帰しなければなりません。
憲法改正、自立自尊、これが自民党の原点だったはずです。
日本が攻撃されたら米国が共同して防衛する、米国が攻撃されたら日本が同じく防衛する、日米同盟はこうならなければおかしい!と私は思います。
もっとも、好戦国家であり覇権主義でもある米国に地球の裏側まで付き合う必要はありません。
が、東アジアに関しては日本が主導権を取る、こういう気概と体制がないと、21世紀、つまり中国の脅威には対抗できないと思います。
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次の総選挙は、おそらく自民党が勝つでしょう。
これを機会に自民党には大変身してもらいたい、そう思います。
自民党は原点に帰れ!
心底から変身せよ!
〜文中敬称略〜
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