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さすがの菅もご臨終間近 まだ何が起こるか一寸先は闇
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2011/8/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
末期自民党の首相たちより辞めずに粘った菅を評価すると誤った解説も幅を利かせているが、このムダな延命がどれほどの損害を国と国民にもたらしたか、死刑に値すると政治専門筋
--まだ辞めるつもりもなく広島、長崎の原爆集会出席演説で一発逆転を狙っているらしい私利私欲で執着の国家への反逆--
まだ辞めるつもりもなく広島、長崎の原爆集会出席演説で一発逆転を狙っているらしい私利私欲で執着の国家への反逆
「現代のファラオ」といわれ、独裁政権を謳歌したエジプトのムバラク前大統領が今月3日、ベッドごと法廷に引きずり出された。その様子は全世界に報じられたが、同じように裁かねばならぬ政治家がいる。
その人物はさすがに“ご臨終”間近とされる。狂ったような執念で権力にしがみついてきたのは、おそらく、その罪を自覚していたからだろう。辞めたが最後、検証が始まる。先進国の日本だから、どこまで罪を問えるかは分からない。しかし、本質的には、死刑にも値する重罪ではないか。
そう、我らが菅直人首相のことだ。政治評論家の森田実氏はその罪をこう総括する。
「一言で言えば、日本の民主主義を破壊した罪です。私は66年間、日本の政治を見てきたが、これほどひどい首相を知らない。どんなトップでも自分のウソがばれれば、身を引くものです。政治にウソは許されないからです。ところが、菅首相は平気で国民を欺き、居座っている。すべてが自分の延命のための方便です。そうやって、狂気の独裁者のような勝手な理屈でデタラメ政治を続けている。民主党政権に投票した国民は唖然ですよ。ここまで民主主義を踏みにじっていいものなのか。菅首相は自ら、日本という国を発展途上国のようにしてしまったのですから、発展途上国のごとく裁かれるべきでしょう。ムバラク前大統領のように法廷に引きずり出せばいいのです」
これが国民の圧倒的な声だろう。菅が居座っているために、特例公債法が通らず、本予算の執行すらできないでいる。経団連の米倉会長は菅の震災対応を批判し、官邸の新成長戦略実現会議を5回連続で欠席、経済同友会の長谷川代表幹事も同調している。全国都道府県議会議長会は「国民の信頼を失った内閣のもとでは、東日本大震災の復旧・復興はとても望めるものではない」として、菅の退陣を求める緊急決議を採択した。
◆罪作りな御用メディアの狂乱報道
被災地の知事、首長も口を開けば菅批判だ。これにブチ切れた安住国対委員長が「首長は泥をかぶらない」と言い返し、岩手県の達増知事が「無責任発言」と応酬した。
財界と仲良くする必要はないが、菅の場合は四面楚歌。というより、何から何までメチャクチャだ。断っておくが、今は千年に一度の大震災の最中で、今も福島原発からは放射能が漏れ続け、汚染牛が拡大し、コメにも重大影響が出る恐れがある。
故郷と仕事を奪われた福島県民にしてみれば、「菅は死刑にすべし」じゃないか。
それなのに、菅が居座るのは朝日新聞のような御用メディアがかばうからだ。主筆の若宮啓文氏は先月25日、「菅首相よ、ゲリラに戻れ」と英雄視する原稿を書いた。松下秀雄論説委員は「菅降ろしの過熱ぶりに私は強い違和感を覚える」と書き、「溺れる犬を叩くように見えて気にくわない」と擁護した。こうしたメディアの後押しで、スッカラ菅は低空飛行を続けている。それがいかに国と国民に迷惑か。何度も言うが、この政治的混乱と被災地置き去りの身勝手政治は、もはや犯罪だ。
8月中旬でも下旬でも何でもいいから、きっちり、
◆辞めるだろうけど、まだまだ油断は禁物だ
おそらく、今の調子だと、さしもの菅も辞めざるを得ない。当初は8月中旬にも代表選とみられていたが、特例公債法案の成立がズレ込むことから、退陣は9月になるかもしれない。「やれやれ」と言いたくなるが、とはいえ、政治は「一寸先は闇」だ。
外国人献金問題が発覚し、絶体絶命だった菅は、まさに報道当日に起こった大震災で生き延びた。可決確実だった6月2日の不信任決議案も直前のペテン退陣表明でひっくり返った。この先も、安心しない方がいい。
菅はあす(6日)の広島、9日には長崎の原爆犠牲者追悼式典に出席する。「万難を排して式典に参加したい」と、異様なこだわりを見せていたから、“何かあるんじゃないか”と浮足立っている民主党議員もいる。菅の即時退陣を求める決議書に署名した中堅議員がこう言う。
「脱原発路線をアピールするのは間違いないが、それだけで一発逆転できるとは思えない。首相の狙いは何なのか。追い詰められたら、何をしでかすか分からないだけに不気味です。最近、菅首相の周辺が『8月15日に総理が重大な決断をする』という“怪情報”を流しているのも気になる。重大な決断とは、普通に考えれば退陣表明ですが、今になって急におとなしく身を引くなんて変ですからね」
それで、「終戦記念日に脱原発解散を宣言する気じゃないか」とか「いや、居座り宣言かもしれない」と疑心暗鬼を生んでいるのだ。
「菅首相はスンナリとは辞めませんよ。行けるところまで行くつもりだと思う。執行部は退陣のシナリオを練っていますが、簡単ではない。退陣をめぐる攻防は、お盆明けから9月にかけてがヤマ場になるでしょう」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)
こう言う専門筋も多いのだ。
◆最後は身内の不信任可決で自爆解散
ヤマ場とは何か。まず、菅が退陣を明確にしなければ、15日前後に閣僚が集団辞職するプランが浮上している。4〜5人が一斉に辞表を叩きつければ、内閣崩壊は決定的だ。普通は持たない。
「でも、菅首相は普通の感覚ではない。シレッと後任大臣を任命して、まったく動じないかもしれません。そうなると、執行部は二の矢、三の矢を放って、プレッシャーをかけていくことになります」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
その場合、8月中に執行部が両院議員総会を開き、代表解任の手続きを取る。そして、速やかに代表選を行って新代表を選出。まずは菅を代表の座から引きずり降ろす。もっとも、代表を解任されても、総理大臣に居座ることは理論上、可能だ。しばらく“総・代分離”の状態が続く可能性もある。空前の大混乱の中、最後は民主党による不信任案提出ということになるかもしれない。
フツーはこれでギブアップだが、菅の場合、それでもあきらめない可能性がある。不信任案可決→解散である。
「なにしろ、“政治は闘争”が持論の人ですからね。引きずり降ろされるのをただ黙って待っているとは考えにくい。それに、側近や伸子夫人が“総理は素晴らしい”“辞めちゃダメ”とおだて続けているから、菅首相は自分に非があるとは思っていない。不信任案可決の場合はもちろん、その前に自分から解散を打つ可能性も否定できません」(鈴木哲夫氏=前出)
執行部は解散させまいと羽交い締めにするだろうが、腑抜けぞろいの執行部には止められない。解散・総選挙になれば民主党は惨敗し、四分五裂。未曽有の政治混乱となり、その間、被災地は置き去りだ。
だから、犯罪者同然の狂人首相は、とっとと辞めさせるしかないのである。
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