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ちょっと待て。民主党は組織いじりが好きなようだが
2011年08月05日05時57分 早川忠孝
http://news.livedoor.com/article/detail/5762072/
ここは迂回作戦を取るべき時だ。国会議員は法律制度を作るのが仕事の一つだから、困ったときは何でも組織を変えることを考える。
自分が一つの行政分野の責任者となって行政を動かす責任を担うようになったら、まずは既存の仕組みを最大限に活用して、これが機能するように工夫する。権限、財源、人間の3つの要素を考慮して、いつまでに何を成し遂げるかを決める。組織をいじるのは、こういったことを一通り終えた後の仕事である。
一つの行政分野の長に就きながらその職責を十分理解しない人は、常に外側からの物言いをする。行政の実態はほとんど変わらず、かえって混乱を招いているだけ、適切な行政執行を遅らせているだけなのだが、何か仕事をしようとして組織いじりだけ始める。
菅総理が、その典型のようだ。細野氏もどうやら似たタイプのようだ。何でもすぐアドバルーンを上げてしまう。浜田和幸総務大臣政務官は、今のところ内閣府や総務省で真綿にくるまれたような生活を送っているから目立たないが、放っておくとトンデモナイことを言い出しかねない危なさを秘めている。
第一線の現場を知らない人は、今の段階であまり大きなアドバルーンを上げない方がいい。
細野氏は一定程度の実務処理能力はある、いわば官僚タイプの政治家のようだから、ここはぐっと構えて引いていた方がいい。いまは慌てないで、原子力行政の在り方や放射能汚染対策について抜本的見直しの議論を進める場を作るなど、国民的コンセンサスを作ることに邁進したらいい。折角消費者行政の担当大臣になったのだから、この際徹底的に消費者サイドに立って国の行政の在り方についての自分自身の見識を高める期間にした方がいい。
組織いじりなどは下策中の下策。そう思って、今は我慢することである。
民主党の人たちは、何かあるとすぐ組織をいじろうとする。愚かな振る舞いである。結局はその結果を見届けることがないまま、官邸を去ることになるのだが。
今の民主党に、これ以上おもちゃを与えてはならない。これが、私の緊急提言である。
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