http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/515.html
Tweet |
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu245.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
日本の電気料金 韓国の2.7倍 1キロワット時の産業電気料金を比較
すると、韓国が5.8セントであるのに対して日本は15.8セントに上るという。
2011年8月4日 木曜日
◆「電力がぶ飲み大国」韓国の現実電気料金は日本の半分以下、原価割れで電力公社は巨額赤字 8月4日 野口 透
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/17408?page=2
日本経済新聞の「エネルギーを問う」という連載記事(2011年7月19日付)に興味深い内容があった。
「日本の電気料金 韓国の2.7倍 重い負担」というタイトルで、国際エネルギー機関(IEA)のデータを引用している。1キロワット時の産業電気料金を比較すると、韓国が5.8セントであるのに対して日本は15.8セントに上るという。
◆燃料輸入コストは日本より高い
一般家庭用の電気料金も安い。韓国政府によると、韓国の電気料金は経済開発協力機構(OECD)加盟国の平均額に比べ家庭用、産業用ともにだいたい半額の水準だという。
韓国は、石油や天然ガスなどを全量輸入している。原子力発電所への依存度も30%を超えているが、基本は「輸入したエネルギーを使って発電して供給する」構造で、資源高がそのまま跳ね返っているはずだ。
韓国政府がウォン安誘導してきたために、石油や天然ガスの輸入コストは日本より高い〔AFPBB News〕
さらに、日本とは反対に、ここ数年間は、政府が「輸出産業支援」のために露骨なまでに為替相場をウォン安に誘導しており、エネルギー輸入のウォンベースでの負担額は急増している。
にもかかわらず、これだけ電気料金が安いのはもちろん、政府が料金を管理しているためだ。その負担を独りでかぶっているのが韓国電力なのだ。
韓国では、2011年8月1日から電気料金が値上がりした。原油価格の値上がりなど受けたやむを得ない措置との説明だが、値上げ幅を見て驚いた。平均4.9%。当初の計画では7.6%前後だったが、「物価抑制」という理由で値上げ幅が圧縮された。
◆原価割れだから安くて当然、雪だるま式に膨らむ赤字
電気料金引き上げを発表した知識経済部長官(日本の経済産業相)の会見の様子を見てもっと驚いた。「今の電気料金は原価の86%にすぎないが、庶民の負担や物価動向を考慮して引き上げ幅を最小化した」
韓国の電気料金は安いはずだ。電気料金は、「原価割れ」だったのだから。これでは、韓国電力が赤字から脱却できるはずがない。
2008年に発足した李明博(イ・ミョンバク)政権は、あらゆる面で「大企業支援」を徹底した。その1つが安い電気料金だったと言える。最近はこれに「物価抑制」という名分も加わった。
それにしても、韓国電力は上場企業でもあり、株主はよくもこんな状態を黙認しているものだ。
こんな韓国電力だから、社長に名乗りを上げる候補も激減した。3年前は22人が立候補したが、今回は3人だけ。李明博大統領の大学(高麗大)の後輩で、現代建設社長の後輩でもある人物の就任が有力視されている。
では今回の値上げで赤字が解消できるかと言えば、「まったく足りない」(韓国紙デスク)という。つまり韓国電力はこれからも、ずっと電気の赤字販売を余儀なくされるのだ。
◆ウォン安などに加え、格安電気料金を日本企業誘致の武器に
韓国で電気料金が格安であることは、もちろん、産業界にはプラスだ。
日本の製造業者が、猛暑の中、それこそ血のにじむような節電努力を重ねているのに対し、韓国の同業者は「原価割れ」の電気をそれこそ「じゃぶじゃぶ」使える。
それどころか、最近は、自治体や大手企業の間に、「韓国の安い電気料金を武器に、技術力の高い日本の中堅、中小企業をどんどん誘致しよう」という声も高まっている。
日本は大変な節電を強いられているのに・・・〔AFPBB News〕
ウォン安、法人税軽減に加え、「格安電気料金」は今や、韓国の産業政策の大きな武器になっている。
ただ、この武器は、諸刃の剣でもある。
あまりに安い電気料金のせいで、電力使用がどんどん増えて、韓国全体に大きな負担になりつつあることだ。(後略)
(私のコメント)
野口氏の記事を読めば分かるように、韓国は徹底した産業振興策を行なって、ウォンを安く誘導して輸出産業を振興して、ウォンが安ければ輸入物価が高くなりますが、電気料金を徹底的に安くすることでコストの削減に努めています。だから日本の産業は元気がなくなり、韓国の産業が元気だ。90年代からの日本の低迷は人為的に政府の産業抑制策によるもので、円は高くされ電気代も高止まりしている。
韓国の例を見れば分かるように、ウォンを安く誘導することが出来たように、日本も円を安く誘導しようと思えばできる。政府日銀が何度も直接介入したではないかといった意見もありますが、実質的にはドルの買い支えであり、アメリカ政府に100兆円も財政支援してきたのだ。最近またドルが76円まで下落してきましたが、ドル買いして財政支援しろという催促なのだ。
政府日銀は円安誘導しようと思えばできるのですが、そうすると韓国や中国の産業が大打撃を負う。韓国や中国の経済が打撃を負えば政情不安を巻き起こすから、政府日銀は意図的に円高を放置しているのだろう。だから韓国や中国はドル買い介入して自国通貨安にしても制裁されることはない。中国の韓国も政治的に不安定であり、自民党議員が鬱陵島を訪問するだけで大騒ぎする。
アメリカにとっても人民元や韓国ウォンが安くても、アメリカ資本が入り込んでいるから容認できるし、サムスンもLGも実質的に外資系企業だ。それに対して日本にはなかなか外資が入り込めない。だから意図的に円を吊り上げて日本企業を追い込んでいるのだろう。政府日銀が円安誘導できないのはアメリカ政府との密約などがあるからでしょうが、ドル買い介入しても日銀が円を回収してもとに戻してしまう。
本来ならばドル買い介入すればそれだけ円が出回るはずなのに、短期国債の形でしか資金調達が出来ないようにしてしまった為に円が回収されてしまう。本来ならば日銀が円を刷ってドルを買えばいいのですが、日本は中国や韓国のようには出来ないらしい。
韓国ではウォンが安くなっているから石油や天然ガスのコストが高くなっているはずですが、韓国の電力会社は実質的に51%の国営会社だからコスト割れした安い電気料金で韓国の産業を支えている。ウォン安と安い電気料金で韓国企業の競争力は高まるばかりだ。日本政府も韓国政府を見習って欲しいものですが、アメリカは韓国にはやさしく日本には厳しい。
前にも書いたように韓国は政治が不安定だから経済打撃があると反米政権ができてまずいことになる。だからアメリカはウォン安も容認して韓国の自動車や家電製品を輸入している。それに対して日本は経済が20年も不況が続いているのに反米政権ができなかった。不況の大きな原因は円高ドル安を押し付けて来たアメリカにあるのですが、鳩山政権でようやく反米政権ができたかと思ったら直ぐにひっくり返された。
アメリカは80年代から日本が強くなりすぎることを警戒して、円高で日本を押さえ込み中国や韓国を強化することにした。時価会計やBIS規制を押し付けて罠にはめ込みましたが、アメリカ自身はリーマンショックで都合が悪くなると時価会計も棚上げした。それでも日本政府は不満一つこぼさずアメリカに従っていますが、菅政権もアメリカには言いなりだ。
韓国は電気料金が日本の三分の一で電気が使い放題だそうです。それだけ日本の電力会社が儲けていると言うことですが、電力会社の高い給料は国民負担によるものだ。テレビでは節電節電とうるさいくらいですが、これは国民に対する洗脳工作であり、日本経済を萎縮させるのが目的だろう。経団連も節電で日本から出て行くといい始めていますが、韓国に行くつもりなのだろう。
東京電力も倒産させて一時国営にして、電気料金を韓国並みにしたらどうだろうか? さらに電力の自由化で新規参入を促して価格競争をさせるべきだ。本来は円高なのだから韓国よりも電気は安くなければならない。日本は地域独占経営を認めているから電力会社は電気料金を吊り上げ放題にしてきた。だから日本企業は円高と電気料金高で苦しみ続けている。
おまけにテレビをつければ韓国のテレビドラマばかり放送して問題になっていますが、テレビは国民を洗脳するためにあるのであり、節電も洗脳なら韓国ドラマも洗脳で日本を韓国化しようというのだろう。このように韓国ドラマで洗脳することで韓国製品のイメージを向上させて、気がついたときは家中が韓国製品で溢れることになるだろう。 サムスン最高! LG最高! ヒュンダイ最高! 韓国万歳! と言い出すまでテレビを使って日本国民を洗脳するつもりだ。
フジテレビによる「韓国大好き」キャンペーンは、韓国の国策による洗脳工作である。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK117掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。