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辞め時悩む海江田氏=冷たい視線も
2011/08/03-20:39 時事通信
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2011080300860
辞任の意向を示唆している海江田万里経済産業相が、そのタイミングを計りかねている。辞任条件の一つに挙げていた原子力損害賠償支援機構法が3日成立。反菅勢力からは同法成立を機に直ちに辞任するよう求める声も出ているが、「ポスト菅」候補に取り沙汰される海江田氏にとっては、代表選をにらんだ「損得勘定」も絡んで難しい判断になっているようだ。
原賠支援法の成立に先立ち、海江田氏は、鳩山由紀夫前首相から、同法成立直後に辞任しなければ「時機を逸する」との助言を受けていた。海江田氏は3日、これについて記者団から確認を求められたが、「代表選なんて考えたこともないし、そういう話もしていない」とはぐらかした。
海江田氏は先月7日、原発再稼働をめぐる菅首相の頭越しの対応に腹を据えかねていたこともあり、国会で「時期が来たら責任を取る」と答弁。辞任時期については、いずれも自身が所管する原賠支援法と再生エネルギー特別措置法案の二つが成立した後との考えを強くにじませてきた。
海江田氏が辞任すれば、他の閣僚や党幹部に波及して首相を追い詰められる可能性がある。このため、反菅勢力の間では、ポスト菅としての「海江田株」もいったん上がった。
ただ、再生エネ法案の成立は今月中旬以降にずれ込みそうな気配だ。さらに、経済産業省原子力安全・保安院が、電力会社に対して「やらせ質問」を要請していた問題が発覚。海江田氏は実態調査のための第三者委員会設置を指示したばかりで、ここで職を放り出せば無責任のそしりは免れない。「代表選に出るために辞めたと思われるのは良くない」。親しいベテラン議員から3日、こう忠告された海江田氏は「分かっています」と答えた。
煮え切らない海江田氏の姿勢に、党内からは「さっさと辞めていれば、ポスト菅の有力候補になっていたのに」と冷めた意見も出始めた。さらに、先月29日の衆院経済産業委員会で野党から即時辞任を迫られ、涙を流したことでも評価を落とした。「これで海江田氏の名前は消えた」。リーダーとしての資質を疑問視する声も漏れている。
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