http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/465.html
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東京新聞と朝日新聞の元地検特捜部長退職、異動についての解釈の違い。朝日はやはりおかしい。
http://31634308.at.webry.info/201108/article_3.html
2011/08/02 23:00 かっちの言い分
2日の東京新聞の「筆洗」に、『民主党の小沢一郎元代表の政治資金規正法違反事件を指揮した最高検幹部が退官し、当時の東京地検特捜部長は先例のない研究職に転じる。長期化した捜査や、元秘書らの供述調書の多くが、裁判所に証拠採用されなかったことなどと関係があるのだろうか』と出ていた。
筆洗
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011080202000028.html
2011年8月2日
「特捜を誤らせた責任の一端はマスコミにあり、と思いますが…」。今年の正月、旧日本長期信用銀行(現新生銀行)の元常務から届いた年賀状には、こんな一言が添えられていた▼粉飾決算事件で東京地検特捜部に逮捕、起訴された元頭取らは三年前、最高裁で逆転無罪に。「検察に追従し、世論をあおった」とメディアを痛烈に批判した弁護士の言葉が突き刺さった▼大阪地検特捜部の不祥事を受けて、先日発表された東京、大阪、名古屋の三地検の特捜部改革は、独自捜査偏重の路線を見直して、国税庁などからの送致事件の対応を強化するという▼「過度の独自捜査優先の考え方は、誤ったエリート意識や傲慢(ごうまん)さへとつながりかねない」。笠間治雄検事総長はそう言い切った。捜査の現場を熟知するトップの重い決断だろう▼きのう、発表された検察人事が注目されている。民主党の小沢一郎元代表の政治資金規正法違反事件を指揮した最高検幹部が退官し当時の東京地検特捜部長は先例のない研究職に転じる。長期化した捜査や、元秘書らの供述調書の多くが、裁判所に証拠採用されなかったことなどと関係があるのだろうか▼特捜検察を誤らせた責任は、供述調書を妄信した裁判官、批判精神を欠いていたマスメディアにある。「検察の正義はまず疑ってみます」。元常務への暑中見舞いにはそう書こうと思う。
最高検幹部、東京地検特捜部元部長とは、名前は出ていないが、それぞれ大鶴氏、佐久間氏である。
東京新聞は、旧日本長期信用銀行の元常務の年賀状に『特捜を誤らせた責任の一端はマスコミにある」との指摘に対して、。「検察の正義はまず疑ってみます」。』とマスコミの責任を認めた書き方をしている。
特に東京新聞は、元特捜幹部は、今までの責任をとらされて、左遷もしくは、退職まで7年も残っているのに退職せざるを得ない状況に陥っていることを認めた書き方をしている。
これが、一般の見方であろう。
一方、朝日新聞も、社説に大々的に大鶴氏の早期退職を取り上げている。読んでもらえばわかるが、事実の内容は淡々と書かれているが、『辞職の真相は不明だが、検察内部には「現場に近い立場で小沢氏立件に向けて積極的に捜査を進めたが、検察上層部と対立があり、不満を募らせていたのではないか」との見方がある。 』と結論付けている。
ここに、朝日新聞社の社としての見解が表れている。東京新聞は、検察トップが今までの特捜の自供第一主義、見込主義が特捜の暴走した理由だと述べているのに、朝日新聞は、大鶴氏はその検察トップと対立があり、それに不満を募らせて辞めたのではないかと書いている。
朝日新聞は、これだけ陸山会裁判の調書不採用が出ても、如何に特捜が暴走していたというのに反省も見られない。朝日新聞には、東京新聞のように『検察の正義はまず疑ってみます』などという考えはこれっぽっちもない。
つまり、これからも、検察のいうことは正義だと盲信し、無実の人を犯人に仕立てることに共謀するということだ。
元特捜部長が異例の早期退職 陸山会事件捜査を主導:朝日新聞 8月2日
http://www.asahi.com/national/update/0801/TKY201108010600.html
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」による土地取引事件の捜査を主導した大鶴基成・最高検公判部長(56)が1日付で辞職した。東京地検特捜部長や同地検次席検事などの要職を歩んだ幹部が、定年(63歳)まで7年近くを残して去るのは異例だ。
大鶴氏は特捜部副部長として日本歯科医師連盟事件の捜査を指揮。2005年4月の特捜部長就任後は、旧ライブドアの粉飾決算事件や村上ファンドによるインサイダー取引事件を手がけた。
特捜部による昨年初めの陸山会事件の捜査は、最高検検事として指導。小沢氏本人の立件を目指したが、元秘書3人の起訴にとどまった。その後、東京地検次席検事、最高検公判部長に異動したが、昨年から辞職の意向を漏らしていたとされる。
辞職の真相は不明だが、検察内部には「現場に近い立場で小沢氏立件に向けて積極的に捜査を進めたが、検察上層部と対立があり、不満を募らせていたのではないか」との見方がある。
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