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元特捜部長が異例の早期退職 陸山会事件捜査を主導
http://www.asahi.com/national/update/0801/TKY201108010600.html
2011年8月2日3時1分 朝日新聞
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」による土地取引事件の捜査を主導した大鶴基成・最高検公判部長(56)が1日付で辞職した。東京地検特捜部長や同地検次席検事などの要職を歩んだ幹部が、定年(63歳)まで7年近くを残して去るのは異例だ。
大鶴氏は特捜部副部長として日本歯科医師連盟事件の捜査を指揮。2005年4月の特捜部長就任後は、旧ライブドアの粉飾決算事件や村上ファンドによるインサイダー取引事件を手がけた。
特捜部による昨年初めの陸山会事件の捜査は、最高検検事として指導。小沢氏本人の立件を目指したが、元秘書3人の起訴にとどまった。その後、東京地検次席検事、最高検公判部長に異動したが、昨年から辞職の意向を漏らしていたとされる。
辞職の真相は不明だが、検察内部には「現場に近い立場で小沢氏立件に向けて積極的に捜査を進めたが、検察上層部と対立があり、不満を募らせていたのではないか」との見方がある。
◇
[西松・小沢事件]“暴走”検察ツートップが辞職、異動
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3520.html
2011/8/1 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
きょう(1日)付の法務省人事で、最高検公判部長の大鶴基成氏(56)の辞職が発表された。
大鶴氏は、西松事件や小沢事件など一連の捜査を主導した人物とされる。今後は弁護士として活動するとみられるものの、「元特捜部長の肩書があるとはいえ、今の状況では大手事務所でも雇うのは難しいのではないか」(法曹界関係者)との声もあり、再就職は簡単ではないようだ。
また、大鶴氏と同様に「検察不信」を招くキッカケをつくった元東京地検特捜部長の佐久間達哉・大津地検検事正(54)も「法務総合研究所国連研修協力部長」への異動が決まった。
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