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自民、強硬論尻すぼみ=公明冷ややか、置き去り警戒−子ども手当
(2011/07/29-22:31) 時事通信
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2011072901189
自民党は29日、子ども手当の見直しに関する民主、公明両党との政調会長会談で、3党の実務者がまとめた案に沿った「微修正案」を提示した。自民党内では、内閣支持率を急落させた菅政権をさらに追い詰めることを狙い、実務者案の大幅修正を求める強硬論が台頭しつつあったが、結局、合意の方向で動いた。背景には、公明党が強硬路線を嫌い、民主党と連携する構えをちらつかせたことがありそうだ。
「3党の政調会長、幹事長会談で早急に結論を得るべきだ」。自民党の石破茂政調会長は「微修正案」を提示した29日の会談で、合意を目指す立場を強調した。
3党の実務者がぎりぎりの調整の末、案をまとめたのは27日午後。公明党内からは評価する声が上がったのとは対照的に、自民党内からは「情に流されない。政調会長会談では厳しい球を投げ返す」(政調幹部)と、実務者案をほごにすべきだとの声が広がった。追い詰められた菅直人首相が、破れかぶれの衆院解散に打って出ることを期待してのことだ。
しかし、こうした反応を耳にした公明党幹部は「自民党は無責任野党になりつつある」と批判。井上義久幹事長は29日の記者会見で、実務者案を基に早期の決着を目指す考えを表明し、自民党と一線を画す立場を鮮明にした。
自民党が次期衆院選で勝利して政権復帰を狙うには、公明党との連携は欠かせない。復興対応で孤立すれば、世論の批判を浴びかねない。党内の強硬論は公明党の冷ややかな対応を受け、抑え込まれたのが実情だ。自民党幹部は「民主党に歩み寄らざるを得なかった」と認めた。
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