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朝日新聞・若宮啓文主筆の「座標軸」欄の論説は、はかない屁理屈、デタラメ、誠にピント外れでおかしい(板垣英憲)
http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/258.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 7 月 27 日 18:30:53: dkOnWN./sADdA
 

◆朝日新聞の若宮啓文主筆が7月25日付け朝刊「3面」の「座標軸」欄で、「菅首相よ、ゲリラに戻れ」「さらば暗い政治」などという見出しつきの「菅首相よ、ゲリラに戻れ」と 誠にピント外れの論説を展開している。
 この論説のいかがわしさ、胡散臭さは、書き出しからプンプンしている。「真夏の夜の夢とでも言うべきか。ジャズ界の巨匠でアルトサックスの渡辺貞夫さん(78)が、米国の日本政治研究者ジェラルド・カーチス教授(70)のピアノを従える。そんなジャズセッションが先日、ルース駐日米大使の公邸で開かれた。教授は若いころプロを目指した腕前。昨年、ひょんなことからコンビができ、この日は大使がホストを買ってでた。『いま日本の政治を論じると暗くなるから、ジャズに力がに入って』と苦笑する教授だが・・・」
 ジェラルド・カーチス教授と言えば、表の顔は、コロンビア大学教授で、裏の顔は、国際政治関係者なら知らぬ者はいない米CIA要員で、中曽根康弘元首相が代表理事・会長を務める公益財団法人世界平和研究所の評議員(非常勤)に就任している。早い話が、米国のレッキとしたスパイだ。
 せっかく、この場に招待されのなら、オバマ大統領が、菅直人首相をどう見ているのか、日米首脳会談をどうようとしているのか、米国最大財閥のディビッド・ロックフェラーやその手下が何をしているのかなどの情報をちゃんと取材してきたのかと思えば、さに非ず、この論説に反映されたのは、ジェラルド・カーチス教授の「いま日本の政治を論じると暗くなる」という言葉だけだった。かつて、朝日新聞は、反米の牙城のような気概と自負を持って、新左翼に味方する論調で販売部数を1000万部に拡張した輝かしい歴史を誇ってきた。
 ところが、このごろは、どうだろう。何かへんなのである。気持ちが悪いくらいである。それは、あの筑紫哲也記者に代表される、嫌になるほどの新左翼ぶりに、ある意味で読者が傾倒する論調に隠微な魅力があったからであろう。その隠微さが、いまは「卑猥」に変質している。
 この原因は、新左翼振りを装いながら、実は、親米、あるいは、もっと言えば、朝日新聞そのものが、「米CIA化」したところにあるのではないかと、疑われる点にある。この意味で、朝日新聞は、変質してしまっている。気持ちの悪さは、ここから生まれているのではないか。このなかで、まだまともなのは、朝日新聞社会部である。
◆若宮啓文主筆は、四面楚歌の菅直人首相の「憎き相手」について、「大別して4つあるよだ」と分析して、次のように述べている。
 「@自民党などの野党A民主党の「親小沢」グループB原発を守ろうとする東京電力や経済産業省、それに近い政治家たちC首相交代へ走る官邸の実力者・仙谷由人官房副長官ら、である」
 残念ながら、若宮啓文主筆の分析は、正確ではない。菅直人首相に対して「菅降ろし」を積極的に行っているのは、政府与党と民主党執行部のいわゆる「6人組」(枝野幸男官房長官、仙谷由人官房副長官、玄葉光一郎戦略担当相、岡田克也幹事長、安住淳国対委員長、輿石東参院議員会長)である。決して小沢一郎元代表ではない。
 それに、朝日新聞asahi.comは7月24日午後2時37分、「「野党とマスコミが…」 菅首相、高校同窓会で愚痴」という見出しをつけて、以下のように報じた。.
 「『ただ一つ、思うようにいかないのは野党とマスコミ』――。菅直人首相は23日、東京都内のホテルであった山口県立宇部高校の同窓会に出席し、400人余りの出席者を前に愚痴をこぼした。首相は同窓会に約20分間出席。あいさつの冒頭で『(余計な)ひと言がまた私の首を危うくするかもしれないので細かいことは申し上げない』と宣言した。ただ、旧友を前に気が緩んだのか、野党とマスコミについて『私が長く得意とした分野」と語り、「私も野党の時はこんなにひどいことを言ったかなあと思うことを毎日のように言われている』などと訴えた。最後に首相は、サッカー女子ワールドカップの日本代表の優勝に触れ、「私もなでしこジャパンに負けず、いくら得点されてもそれを逆転するため頑張り抜く」と当面の続投に改めて意欲を示した」
 若宮啓文主筆が、「憎き相手」から「マスコミ」を外しているのは、卑怯だ。とくに「朝日新聞」を外すのは、おかしい。 
◆さらに、若宮啓文主筆は、菅直人首相の気持ちを、次のように勝手に推測、分析している。
 「いざ辞任となれば、党の代表選で小沢一郎氏が影響力をもち、復権を許すことにならないか。誰が首相になっても、『脱原発』を逆回転させはしないか。粘りの裏にはそんな恐れもあるのだろう」
 この行は、実に気持ちが悪い。いまの菅直人首相は、実は小沢一郎元代表に支えられていることについての分析が完全に欠落している。加えれば、米国からも一定の支持を得ている。というよりも、米国の完全なる傀儡政権になっていることについて、詳しい解析が脱落している。とくに「脱原発」が、米国のアドバイザーの指示によって行われていたことを報道しないのは、おかしい。菅直人首相が永遠に続くわけではないことを考えれば、「誰が首相になっても、『脱原発』を逆回転させはしないか。粘りの裏にはそんな恐れもあるのだろう」というのは、はかない屁理屈である。デタラメな論説は、いい加減にして欲しい。朝日新聞の良識が疑われる。

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/c5be17133489befeb41a9edcf045b430  

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コメント
 
01. 2011年7月27日 19:34:31: tTrD7tBRQs

政権交代という国民の意志をつぶすために鳩山・小沢・菅のトロイカ体制に対して検察官僚を先頭に立てた番犬官僚群や番犬マスコミを総動員し違法デタラメな攻撃が仕掛けられて行った。
民主党に対する徹底した分断工作・分断策謀を仕掛けて追い込んで行ったのである。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/ozawa01.htm
・私はもう何年も、ことあるごとに、
日本の大新聞は日本の民主主義実現を阻む単独では最大の障害物だと書いてきた。
・(前略)日本の市民社会を最終的に乗っとったのは大新聞であった。
大新聞は、批判的な政治分析を邪魔だてし、官僚の権力をもり立て、世論を反映するよりむしろ捏造し、 巨大な偽りのリアリティを掲げることによって、この乗っとりをおこなったのである。
・今日、「世論の製造」に精を出しているのは新聞の編集者たちである。
社説や記事のなかで、彼らは「一般の人々」を自分の意見の論拠としてしょっちゅう引き合いに出す。
そのため、多くの人がそれは本当だと自動的に思ってしまう。
(中略)しかし、新聞が世論と呼ぶものは、日本人の本当の意見とは非常にしばしば食いちがう。
・日本における真実の報道は、ある不愉快な制度によって組織的に妨害されている。
改善の見込みはないから、もはや外科手術のようにすっぱりと取り除くしかない。
「記者クラブ」制度のことである。
『人間を幸福にしない日本というシステム』ウォルフレン著

02. 2011年7月28日 00:20:56: khHkhye38I
http://ac-net.org/common-sense/00b-wolferen.html
カレル・ヴァン・ウォルフレン(鈴木主税訳)
人間を幸福にしない日本というシステム

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100921/1285030033
「日本政治再生を巡る権力闘争の謎」(カレル・ヴァン・ウォルフレン)
 2010年3月19日 中央公論 (全文)


03. 2011年7月28日 05:05:01: 3LluuxRM0w
チョウニチ新聞
奸と無理心中
ちなみに奸は
ゲリラではないよ
単なる盗賊だよ

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