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昨日7月24日で、アナログTVが終了した。(-"-)
小さい頃からアナログTVっ子であり、また、生涯アナログ人間
でいたいと思っているmewは、アナログTVの終了を、本当に
寂しく思う。(ノ_-。)
<昨日も27時間テレビのラストで、大好きなやべっちのゴール・
シーンを見てウルウルし、毎回欠かさず見ている「やべっちFC」
90分ナマ放送もしっかり見たことは言うまでもない。(^ー^)>
仕事場AのアナログTVは、もう使えなくなるのよね〜。(-"-)
自分の部屋にあった&10年以上頑張ってくれてたアナログTV
は3月に壊れてしまったので、デジタルに買い替えたのだけど。
TVKが映らなくなっちゃったし。(MX2の大井中継、BS11
の中央競馬が見られるようになったのは有難いけど。(^^ゞ)
安物を使っているからかわからないけど。TVの反応も、HDD
録画の反応も遅いし。HDD録画は、VHSビデオの時みたいに
自分の好きなように録画映像を進めたり戻したりすることができ
ないし。何だかデジタルに変わって、却って不便になっている
ように感じるケースが少なくない。(ーー)
* * * * *
いつか時間ができたら、「日本人はアナログ性を大事にすべき
だ」という持論を書いてみたいと思ったりもするのだが。
冒頭に、生涯「アナログ人間」でいたいと書いたように、
mewは、デジタル的に「0か1か」「YESかNOか」「○か
Xか」「AかBか」という風に二者択一でものごとを考える人間
にはなりたくないと思っている。(・・)
確かに、人生の中では、YESかNOかの選択を迫られるような
時もあるのだけれど。
でも、日々の生活や人との関係は、「ALLorNOTHING」
では割り切れないところがあるし。「好きか嫌いか」とか、「賛成
か反対か」とかでも、100%どっちかとは決めつけられないもの
も多いのが実情だろう。
でも、そういう中に人生の機微みたいなものもあるわけだし。
少し前に流行った「ファジ〜」とか、「ビミョ〜」という言葉に
表されているような、繊細かつ曖昧な感覚こそ、人間を人間
たらしめるものなのではないかと思うし。
アナログ的なやりとりや微調整を行なう能力or技術は、人間関係
においても無用な争いを回避し、円滑な関係を保つ大きな要素に
なっているのではないかと考えたりもする。(・・)
かなりTVの話から、少しそれてしまったのだけど。(^^ゞ
mewは、政治について考える時も、二者択一ではなくて、
そういうアナログ的な感覚を大事にしたいと思っているし。この
ブログも、そのような感覚で書いて行きたいと考えている。(**)
****** ☆
それこそ日本の政局は、アナログ云々どころか、曖昧模糊、
<魑魅魍魎もかな?>という感じになっているようにも見える
のだが・・・。^^;
昨日の記事にもちらっと書いたのだけど。先週、mewの
目を引いたのは、連合の会長が、公明党の代表とTOP会談を
する予定だというニュースだった。(・o・)
この会談は、もしかしたら、今後の民主党内での実権争いや
政界再編などにも影響する可能性がある。(・・)
『民主党最大の支持組織である連合の古賀伸明会長と公明党の
山口那津男代表が近く会談することが22日、分かった。これまで
一部幹部や地方組織間での交流はあったが、トップ会談は異例。
強力な組織を背景とした両者の接触は臆測を呼びそうだ。
菅政権退陣を視野に、連合は重点政策実現に向けた連携を模索、
公明党は民主党に影響力を持つ連合との関係強化で政局の主導権
確保を探る。
関係者によると、公明党の井上義久幹事長も同席する予定。
「ポスト菅」体制での与野党協議の在り方や、連合が早期成立を
求める労働者派遣法改正案、公務員制度改革関連法案などに
ついて幅広く意見交換する見通しだ。<共同通信22日>』
産経新聞22日も『両組織のトップが会談するのは異例』だと
した上で、『連合側には「ねじれ国会」による混乱の打開に向けて、
民主、公明両党の「橋渡し役」を担う狙いもあり、今後も公明党
との間で定期的に協議を行いたい考えだ』と報じていた。(・・)
mewが、これらの記事を目にして、真っ先に思ったのは、
「連合は、小鳩&中間派が民主党の実権をとり、公明党と連携
して民主党政権を維持させることを考えているのではないか」
ということだった。(**)
<もしかしたら、小沢氏が連合会長と連絡をとって、公明党幹部
との会談を促したかセッティングした可能性も否定できないように
も思う。(・・)>
mewが、そう思う大きな理由をいくつか挙げると・・・
1・連合は、基本的に自民党との大連立には反対の立場だ。
2・連合は、前原・野田Gに多い保守タカ派や新自由主義者とは
考えが合わないし。とりわけ前原誠司氏が代表になることを
望んでいないのではないかと思われる。
3・連合は、小鳩派や中間派とは、それなりにうまくやって
来ているし。そして小鳩派は、最近、公明党との連携の動き
を見せている ・・・などなどがある。
* * * * *
連合(日本労働組合総連合会)は、様々な労働組合&その団体
が結集して、1989年に結成されたのだが。
労組と言えば、かつて左派系の政治活動の中心になっていた
&社会党や民社党の支持基盤になっていたところだし。
98年に社会系、民社系の議員が合流して、新しい民主党が
結党されてからは、ずっと民主党の最大の支持基盤として活動
しており、自民党とはずっと敵対関係にあるのだ。(@@)
連合も最近は、かなり現実的な考え方をするようになって
おり、自民党との関係も以前よりは良化しているのだけど。
でも、やはり自民党とは、基本的に考え方が合わず、<最近、
自民党はまた保守タカ派度が増したので尚更に合わないかも>、
お互いに相容れない部分が大きいし。民主党が自民党と大連立を
組んで、保守タカ派&新自由主義路線を進むことは望んで
いないのである。(・・)
<ちなみに、自民党の方も連合を好ましくは思っていない人が
多い。特に超保守系などは、今でもサヨク扱いして、強く批判
する機会が多い。(~_~;)>
* * * * *
また、民主党内でも、前原・野田Gには、ほとんど自民党の
議員と考え方が変わらないような保守タカ派や新自由主義者の
が多いので、彼らが民主党の実権をとった場合、基本的な理念
や政策が合わないことは目に見えている。(-"-)
特に前原誠司氏は、05年に代表になった際に(代表選の
時から)、「労組との関係を見直す」宣言を行なったこと
から連合との関係が悪化。
<TVでも「考えが合わなかった場合、どういう態度をとるのか。
妥協してまでおもねれば、政治家として自殺行為であり、政党と
しても同じだ。議論はするが、意見が合わなかった点は、たもと
を分かつぐらいの決意が必要だ」とまで発言し、労組依存からの
脱却を目指すことを明らかにしていた。(~_~;) >
wikipedia(コチラ)には、こんな記述もあった。
『前原が唱える日本国憲法の改憲路線、特に自衛隊海外派遣の積極
推進や中国脅威論の高唱などの外交・安全保障政策に反発し、
さらには「対案路線」を採る前原執行部の主張が小泉純一郎内閣の
「構造改革」路線に接近し、小泉から称賛されて大連立まで噂
される事態となると、改憲論議自体には柔軟な連合首脳陣まで前原
に反発するという疑心暗鬼も重なり、両者の関係は冷え込んだ。』
前原氏も、当時に比べれば、少しオトナに(ずる賢く?)なった
のか、以前よりも、周囲の意見に配慮を示したり、柔軟性を見せ
たりするようにはなっているのだけど。
でも、国政に対する基本的な考え方は、上の記事に書かれたもの
とはほとんど変わっていないので、連合も前原民主党や自民党との
連立政権を全面的に支持したくないのではないかと思うのだ。^^;
実は、連合は、06年に小沢一郎氏が代表になった時も、かなり
警戒感を示していた。
小沢氏は、もともと自民党の幹部だった人だし。90年台には、
どちらかと言えば、保守タカ派&新自由主義的な政策を主張して
いることが多かったからだ。^^;
しかし、小沢氏は民主党の代表になってから、政権交代を実現
することを第一に考えて、連合や社民党との関係を重視。彼らの
要望を取り入れたり、一緒に選挙活動を行なったりして、信頼を
築いて行った。(・・)
wikipediaには、このように書かれている。
『2006年に前原が任期途中で辞任すると、4月に就任した新代表の
小沢一郎は連合との関係修復に腐心した。小沢は元来自民党の
実力者だったが、悲願の政権奪取のためには企業団体との関係強化
に加えて連合との和解も必要と判断し、融和策を採った。一方、
小沢を警戒していた連合側も、小沢の主張に労働者保護などの要素
が強まったのを見て支持を強め、民主党との関係も改善されている。
第21回参議院議員通常選挙があった2007年には木会長と小沢が
一緒に激戦区を行脚し、選挙の応援に出かけたり労組幹部と会談を
持つなど両者の関係は緊密になっている。』
それゆえ、連合としては前原氏or前原・野田Gが民主党の実権
を握るより、小沢&鳩山派と民社系、社会系その他の中間派の
議員が押す候補が首相になって、実権を握った方がすっといい
と考えているはずなのだ。(**)
* * * * *
ただ、仮に小鳩派+αが実権をとり、自民党との連立or連携を
しないことに決めた場合、衆参ねじれ国会の状態が続くため、
また政権運営が苦しくなるし。
ここに来て、自民党が早期の解散に追い込もうとする姿勢を
見せていることもあり、万一、総選挙になった場合のことまで
考えておく必要がある。(・・)
小沢氏は、もともと公明党にパイプがあって、早くから同党
との連携を考えて秋波を送っていたのだけど。公明党の幹部には
菅首相を嫌っている人が多かったこと<菅氏は野党時代、公明党
の政教分離問題を国会で追及したりしていたので。仙谷氏も公明
党に嫌われてたし>や、今春の統一地方選に備えて、自民党と
選挙協力をする体制ができていたことから、民公連携の話は
なかなか進まずにいた。^^;
でも、『小沢派は、公明党との菅抜き連立を模索+バラバラ
迷走しつつある自民党』という記事にも書いたのだが。
小鳩派はこの4月に「震災に対応できる連立政権に向けた
総調和の会」なる勉強会を設立。その設立趣意を示した案内文
に「公明党との連携を軸」にすることを明記するなどして、
公明党と組むことを念頭に、仲間集めを行なっていたのだ。
小沢氏とすれば、公明党と組むことで、衆参ねじれ状態を解消
して安定政権を作ることができる上、公明党の選挙協力を得られ
れば、次の総選挙も戦いやすくなり、民主党政権を維持しやすく
なるだけに、一石二鳥だと考えているのではないだろうか?(・・)
* * * * *
ただ、公明党や同党の最大支持基盤である創価学会は、国政&
地方の選挙活動を重視する政党ゆえ、彼らを自民党から引き離して、
共に活動して行くためには、地方&国政選挙の立候補者の割り振り
や選挙協力のやり方などをどうするか、同党が納得行くように
決めておかなければならない。(**)
公明党が自民党と連立を組んでからこの10年余り、民主党の
バックにいる連合と、公明党&学会が各地の選挙活動で対立する
ケースが多々あっただけに、両者の関係が改善されて、協力体制
をとれる形にしないと、公明党が民主党との連携を決めることは
あり得ないだろう。^^;
それで、菅首相辞任後の民主党の新体制の準備をするためにも、
連合会長が公明党幹部と会談を行なうことを決めたのではない
かな〜と思ったりもしているmewなのだった。(@@)
THANKS
http://mewrun7.exblog.jp/15170861/
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