http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/180.html
Tweet |
菅首相の延命は国と国民の大損害
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3467.html
2011/7/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「3.11ですべてが変わった」と主張する居座り首相の鼻をつくいかがわしさ
-大地震と原発災害を自分の政権延命と蓄財に利用していると疑われている
-それでも菅が辞めないのは政商・孫正義との密約があるともっぱらの噂だ
津波がなにもかものみ込んだ3月11日。フザケたことに菅首相は「これであと2年間は総理をつづけられる」と叫んだそうだ。政界でまことしやかに流れている話だ。
もし、大震災が起こらなかったら首相は確実に政権を追われていた。ちょうど3月11日の震災当日、外国人からの「違法献金」が発覚し、絶体絶命のピンチを迎えていたからだ。ところが、大震災が起こったことで疑惑はウヤムヤになり、スッカラ菅はまんまと延命してしまった。ホント悪運の強い男だ。
どうやら、この男は「大震災」を持ち出せば、なんでも許されると思っているらしい。最近は、「3・11ですべてが変わった」と詳しい説明もせず、重要政策まで転換し始めている。
震災前は、「原発輸出」を新成長戦略の柱に掲げ、ベトナムやトルコに自ら売り込んでいたくせに、手のひらを返すように「今回の原発事故を受けて、もう一度きちんとした議論が必要だ」と百八十度違うことを言い始めている。
「原発輸出」の見直しは悪い話じゃないが、なんでもかんでも「震災」を持ち出すのは、調子が良すぎるというものだ。真剣に考えた痕跡さえない。
「一内閣、一仕事といわれるように、どんな内閣だって大きな政策を実現できるのは、せいぜい1つか2つです。ところが、就任後に首相がブチ上げた政策は、消費税増税、TPP、社会保障と税の一体改革……と4つも5つもある。要するに、どれも本気じゃないということです。菅首相にとって政策はどうでもいい。民主党のマニフェストについても『財源の見通しにやや甘い部分があった』と簡単に謝罪しています。頭にあるのは、どうすれば政権の延命につながるかだけです。“原発推進”から百八十度転換したのも、“反原発”のほうが政権延命につながると計算したからです。しかし、本気で実現したい政策がひとつもないのに、なぜ、批判を浴びてまで総理のイスにしがみつくのか不思議です」(政治評論家・山口朝雄氏)
◆いまや「平成の政商」孫正義と一心同体
スッカラ菅は、なぜ、ブザマな姿をさらしてまで首相のイスにしがみつこうとしているのか。政界の裏側では、不穏な情報が飛び交っている。
なんと、首相として「脱原発」「太陽光エネルギー」を実現させ、一財産、築くつもりだというのだ。
菅直人は、貧乏な市民運動家から総理になった典型的な成り上がりだ。野党時代はカネがなくピーピーしていた。それだけに、年間12億円の機密費を自由に使い、連日連夜、伸子夫人と高級レストランをハシゴする贅沢な暮らしは夢のようだろう。あの頃の貧乏生活には絶対に戻りたくないはずだ。
そこで目をつけたのが「再生可能エネルギー」だとみられている。巨大利権になるのは間違いないからだ。そのパートナーと目されているのが、「太陽光発電事業」を立ち上げた「平成の政商」孫正義(53)である。
いま首相が進めている「再生可能エネルギー法案」は、電力会社に「自然エネルギーを全量買い取らせる」というもので、事業者の孫正義は絶対に損をしないシステムだ。ソーラーパネルさえ設置してしまえば永遠に儲かる。ボロい商法なのだ。
スッカラ菅が首相のイスにしがみついているのは、パートナーの孫正義から「辞めるな」と背中を押されているからではないか。政界ではそう噂されているのだ。IT業界に詳しい井上トシユキ氏が言う。
「菅首相と孫社長は、よく似ています。孫社長は幼少期に苦労した。在日差別にも泣いた。いわば2人とも成り上がりです。コンプレックスと自負心が同居し、野心を隠さない。思いつきでアイデアをぶち上げる点も似ています。孫社長は既存勢力と闘いながら、政府と手を結ぶこともいとわない。計算高いところも一緒です。菅首相は『孫さんに会うと元気が出るんだ』と周囲に語り、『自然エネルギーの比率を20%に引き上げたい』と孫社長の持論をそのまま話している。2人が意気投合しているのは間違いありません」
スッカラ菅はクリーン面しているが、違法献金がバレたように、一歩裏に回ると「政治とカネ」の問題が多い。「3・11ですべてが変わった」と居座り、脱原発を進めている裏になにがあるのか。どうにもいかがわしい。
◆旧ソ連はチェルノブイリの5年後に崩壊した
こんな男に総理をつづけさせたら、日本は破滅だ。ただでさえ、遅れに遅れている被災地の復興だって、進まなくなってしまう。
そもそも、10兆円規模の「第3次補正予算」の編成を先伸ばししているのも、延命策の一環である。本来は、最初にドーンと大型補正を組むべきなのに、復旧復興が進むと、用済みにされてしまうので、わざと遅らせているのは明らかだ。
3月11日の大震災によって政治生命を救われたのに、被災地より保身を優先させているのだから許しがたい。
このままズルズルとスッカラ菅の延命を許していたら、日本は旧ソ連の二の舞いだ。かつて世界第2位のGDPを誇った旧ソ連は、チェルノブイリの原発事故後、急速に国力を低下させ滅びてしまった。原発事故により穀倉地帯の土壌は汚染され、食糧生産が減少し、病人が増加。86年の爆発から、わずか5年後に15カ国に分裂し、崩壊してしまったのだ。同志社大教授の浜矩子氏(国際経済学)が言う。
「今のような国難の時代に求められるリーダー像は『ドン・キホーテ』であることです。すなわち、ピュアであり、下心がなく、失いたくないものが何もない。まさに、菅首相とは対極に位置します。市民活動家というドン・キホーテにふさわしい出自なのに、最もかけ離れてしまったのは、首相にとって市民活動は単なる踏み台に過ぎなかったからでしょう。場当たり的なウケ狙いの連続で、全体観は何ひとつない。目の前の木を倒すことには夢中でも、木の奥にある森の存在に気づいていない。想像すら及ばない。政権交代の歴史的意義をひとりで食い潰している。政権交代に期待した一市民として、“菅忍袋”の緒は完全に切れています」
◆「恥の意識」が欠落している菅首相
政治評論家の森田実氏は、菅首相の「本質」をこう喝破する。
「菅直人という人物はウソとダマシが平気で、“自分さえ良ければ主義”の男です。驚いたことに『原発に依存しない社会を目指す』と大見えを切った会見の翌日、トルコの首相に原発の受注交渉の継続を働きかける祝電を送っていた。日本国民はおろか、海外の首脳までペテンにかける。マトモな政治家なら、これだけで“切腹モノ”です。菅という大ウソつきには、『恥の意識』が欠落している。こんな男に、いつまでも国のトップに居座られたら、日本という国が国際的に信用されなくなってしまう。彼の延命は国と国民にとっての大損害。権力の座から引きずり降ろすべきです」
巨大メディアも菅という男の人間性の怪しさ、後ろ暗さ、さらに孫正義との関係も分かっているはずだ。なぜ、性根の腐った権力亡者の本質を突かないのか。旧ソ連のように国が滅びてから、国民が菅の正体に気づいても手遅れなのだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK117掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。