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菅が続けば国が滅びる 刺し違える救国の英雄が必要
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2011/7/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
汚染牛は全国に拡散流通、日本中が電力不足、こんな事態でも責任も取らず居座り続けている狂人首相をクビにできない国会議員もみんな異常だ
腐っても総理大臣である。批判の集中砲火を浴びながらも居座るのは、この国を思ってのこと。いくら何でも、1%ぐらいは国民のために粘っているはず――。そんな淡い期待さえ、菅首相は見事に打ち砕くのだ。「ムダの削減を図ったが、実現できないモノがある」と答弁し、マニフェストを投げ出したのである。お人よしの国民も、さすがに目が覚めただろう。
菅は、ワールドカップで優勝した女子サッカーにあやかり、「私もあきらめないで頑張る」とはしゃいでいた。だが、地位には恋々としても、国民との約束はあっさり破る。追い込まれても踏ん張って、「石にかじりついてでも実現してやる」という気迫や執念が感じられないのだ。
政治評論家の山口朝雄氏がこう言った。
「マニフェストは政権交代の原動力。それを反(ほ)故(ご)にするのなら、2年前の選挙で示された民意もご破算です。一日も早く解散して、選挙をやり直してもらいたい。それが多くの有権者の思いでしょう」
国民の暮らしよりも自分が首相を続けることが大事。そんな私利私欲だけしかない男が首相をやっているのである。夫人の伸子氏は「あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの」という本を出版しているが、答えは明白だ。あなたのダンナは日本を破壊し、終末に導くのである。
◆10年間で23兆円の大増税
くだらない延命騒ぎで政府の機能はマヒし、被災地の復興は遅れに遅れた。1次補正で計上したガレキの処理費は、いまだに6%しか執行されていない。すでに4カ月以上が過ぎたのに、国内の生産も震災前の9割程度だ。
それでも国民からは搾れるだけ搾る。政府は復興費用を10年間で23兆円と見積もっているが、うち10兆円は所得税の引き上げなどで賄う方針だ。残りも増税を財源にするのはミエミエだから庶民は暮らしていけない。その上、放射能に汚染された牛肉を買い上げるとか言っているが、いったい、どこにカネがあるのか。
思いつきで言い出した「脱原発」も、日本をガタガタにする。「原発に依存しない社会を目指す」と宣言しながら、閣内でゴチャゴチャと言われると「個人の考え」と逃げた。
その程度の覚悟で原発を止めるのだから、日本中が振り回されるのは当然だ。
鉄鋼メーカーの業界団体は、脱原発で年間1兆6600億円の負担増になるとの試算を出している。
この数字は多少オーバーな値だとしても、電気代アップはドスンと重い。企業の日本脱出が加速し、国内産業は空洞化する。そんな悪夢が現実となってしまう。
原発の耐用年数は40年だ。原料のウランも、石油と同じで限りがある。未来を見据えて再生可能エネルギーに移行するのは当然だが、唐突にブチ上げれば現場は大混乱するだけだ。
不足する電力を補う知恵もないくせに、大衆ウケを狙って言うのは無責任。仮にも最高政策責任者たる首相が、やっていい振る舞いではない。
◆血税80億円せしめて知らんぷりの国会議員
海江田経産相は、左の手のひらに「忍」の一文字を書き、参院予算委員会に臨んでいた。平常心を忘れないようにするためらしいが、国民の「忍」はもう限界だ。菅はやることなすことすべてデタラメでも、ノウノウと居座り続けているのである。これほど国民を裏切った首相は過去に例がない。菅が大好きな歴史に名を残すのは間違いないだろう。それぐらいひどいレベルである。
ところが、国会議員には危機感がない。実にのんびりしている。
「民主党の国会議員は、講演会や勉強会に呼ばれると、『期待を裏切って申し訳ありません』と謝罪します。ただ、二言目には『菅首相が辞めないので、われわれは何もできないのです』とゴニョゴニョ言い訳をする。菅延命を逃げ口上にして、自分たちの無能や非力をごまかしているのです」(政界関係者)
自民党だって同じだ。野党のくせに頼りにならない。状況が変わり、民主党の造反が期待できないと分かったのに、内閣不信任案を提出してあっさり否決された。一度しか使えない必殺カードをいとも簡単にドブに捨てたのだ。自民党の石破政調会長は「内閣改造があったから提出可能」とか言っているが、戦略ミスは明らかである。
国会は右を向いても左を向いても、役に立たない連中ばかり。それでも我々の血税にたかり、「政治活動」とやらをやる気らしい。この20日、共産党以外の9党は、シレッとして政党助成金を受け取った。総額は80億円。もちろんすべて税金だ。震災直後の4月支給分も、平気な顔で同額を受け取っていた。本気で被災地のことを考えるなら、なぜ、助成金の支給をやめて復興費に回す法案を成立させないのか。
「国会議員はみんな口では復旧、復興を叫んでいますが、いったい、どこまで真剣に考えているのか。そもそも企業・団体献金と政党助成金の両取りはおかしいし、やるべき仕事もできない政治家のために税金を使うなんてふざけた話です」(山口朝雄氏=前出)
◆大臣が5人そろえば菅政権を終わりにできる
元外務省主任分析官の佐藤優氏は、週刊誌で〈政治家ひとり一人にテロを覚悟しろと言いたい。こんなチンタラした政治をやっていると、自分の命を持っていかれるぞ、と〉と警告していた。
国民はそれぐらい追い詰められている。菅と刺し違える政治家が出てこないと、暴発しかねない状況なのだ。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「任期途中の首相が退陣するのは、内閣不信任案が可決したときと、本人が辞めると言ったときだけ。不信任案を使えないいまは、菅首相に、“ペテンじゃなく辞める”と言わせる必要があります。難しいのは確か。でも、方法はある。全閣僚が菅首相に辞表を突き付けるのです。代わりの人材はいないし、首相が兼務するにも限界がある。さすがに万事休すです。辞表を出すのが5人でもインパクトは大きい。今月初旬、松本復興相の辞任や海江田経産相の辞意表明が重なったときに、あと2、3人続いていたら、菅政権は終わっていたでしょう。菅首相がダメだと言うのなら、行動に移すべきです。鳩山首相は小沢幹事長と刺し違えて退陣しました。それぐらいの覚悟を持った大臣がいないのは、情けない限りです」 前原前外相は「民主党の代表経験者がそろって官邸に乗り込み直談判する」とか何とか言っているが、ノラリクラリとかわされるのがオチだ。
菅が続けば、国が滅びる。「自分だけが大事な男」と刺し違える英雄が必要になってきた。
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