http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/914.html
Tweet |
「アンカー」日本から去らなきゃいけない!森田実氏も菅首相の献金批判
2011.07.23 Saturday ■7/22(金)放送 関西テレビ「アンカー」 ぼやきくっきり!
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1034.html
昨日のエントリー【「アンカー」菅首相の売国献金問題をなぜ他のメディアは報じない?】で、菅首相の拉致関連極左団体への巨額献金問題を重点的に報じてるのは産経新聞と「アンカー」だけ…という発言が宮崎哲弥さんからありましたが、今日(7/22放送)の「アンカー」でもこの問題が取り上げられました。
この日のコメンテーターは森田実さんとサニー・フランシスさんでした。
ダブルの献金問題で菅首相窮地▽アナログ放送終了へアナログ家電愛好家は地デジ化にどう対応?▽強制起訴から1年半明石歩道橋事故遺族が被告に求めるもの▽いったい何%節電したらいいの?
このようにテレビ欄ではトップに「ダブルの献金問題で菅首相窮地」と書いてあったので、私もそれなりに期待したのですが、残念ながら特集を組んで大々的にやるということではありませんでした。
政治の動きを取り上げたストレートニュースのあと、それについてスタジオで少しやりとりがあっただけでした。
とは言え、森田実さんが「菅首相が“マニフェスト”見通しの甘さを陳謝」の件も含め、かなり鋭く突っ込んでくれました。
せっかくなので、そこの部分を起こしておきます。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。
※「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「まずは、民主党マニフェストについての見通しが甘かったっていう、これは、あの、国政を司る立場の人の発言、国会での陳謝ですから、あの、見過ごせないところがあるんですけれども、サニーさんはいかがでしょうか」
サニー・フランシス
「えー、ね、2009年のマニフェストですから、そんなに古い話でも…」
山本浩之
「一昨年…」
サニー・フランシス
「ないですのでね、皆さんの記憶にすごく、まだフレッシュな感じで残ってると思うんですけど。やっぱりこう、それまでけっこう長年ね、自民党がこの国をね、管理してきて、やっと民主党にこう変わった時にね、国民が、民主党にも一回チャンスあげてみようじゃないかってことで、えー、民主党がそのチャンスを得て、こっから絶対何か、せっかく来たチャンスだから何かやりますよっていうのがね、たぶんスタートだったと思うんですから、けっこうエキサイトして、あの、難しいんちゃうかなーっていうこともありながら、そういうマニフェストを作ってしまったっていうのは、間違いないなと思うんですよね。でもそのマニフェストの中身ね、子ども手当をはじめ色んなその、ポイントがあったと思うんですけど」
山本浩之
「ええ、ええ」
サニー・フランシス
「えー、国民がその時もね、ま、かっこよく言うてるのはいいんですけど、ほんまにできんのかと。えーっと、その時もみんな言うてたっていうのがね、皆さん、今でも覚えてると思うんです。で、結局2年足らずで今、えー、そのマニフェストの中身には、ま、菅さん今でも、やや見通し、あの、甘かった、と言ってますけど、えー、今となっては国民は、ほら、ざまあみろ、やっぱりそうやないかって、絶対なってるわけなんですよね」
山本浩之
「ええ、ええ、ええ」
サニー・フランシス
「これはね、あの、何で民主党って今まで見てる感じではね、全部、やります、やりますやりますっていうのが多すぎて、あの、やりましたっていうのがほとんどないなっていうのがね、政治的には、僕はね、とても恥やと思うんですよね」
山本浩之
「高速道路の無料化もね、目玉でしたし、それから高校無償化、ま、これ先どうなるかまだ分かりませんよ、だけどこの、子ども手当も含めて、これ目玉って言われるものが全部じゃあ、これなくなっていくのかと」
サニー・フランシス
「全て、没になっていってますよね。残念ですね、ほんとに」
山本浩之
「やっぱり、最初からそうやって約束しない方がいいんでしょうか」
サニー・フランシス
「そうなんですよね、やってから言うてほしいですよね」
山本浩之
「そうですよね。えー、森田さん、この菅総理、それから岡田幹事長の陳謝、えー、どういうふうにご覧になりますか」
森田実
「あの、政治権力っていうのは巨大なものでしてね。そして、その、衆議院で多数を取って、もう何でもできるわけですよね、率直に言って。で、それほどの大権力が、色んなことをやってるんですけれども、ここにね、その、国民を謀(たばか)ったりね、その、嘘があったりなんかしたら、これ厳しくね、処断しないといけないんですね。で、処断する方法っていうのは、あの、衆議院の解散で、あの、出直しの選挙をやるしか、ないんですよ。で、それは政治家が自己に厳しくならないと、できないことなんですね。これ甘くしたら、あの、いっぺんの謝罪で何でもできるってことになったら、政治権力者はどんな悪いことでもしますから」
山本浩之
「そうですね」
森田実
「で、私はね、民主党政権ていうのはまず、鳩山さんの内閣の時代に、その、普天間基地について、最低でも県外、そして、その、国外へ持ってくんだと、いうことを言って、鳩山さん自身が、それをやめてですね、そして、自由民主党時代に決まった案に戻って、そして全部、公約を反故にして、裏切ってしまってから、その、総辞職してるわけですよ。で、この時にもう民主党政権は、終わらなきゃいけなかった。で、菅さんが出てきて、今度は消費税10%で参議院選挙やったんですよ。ところが、消費税は上げませんと、いうのが衆議院選挙の公約で、全く正反対の事をやって負けて、そしてこの人は知らん顔です。知らん顔ですね。そして、色んなことをやってきましたが、今度は、その、民主党が政権を取る大きな契機になった、つまり、国民に対して、十分なサービスをいたしますと、で、そのサービスのできる資金もありますと、それ、なぜならば、今まで無駄遣いをやってたのが、十数兆円もあるんだから、その十数兆円を使えば、子ども手当も何にしても、みんなこれだけのものができますと言って、選挙に勝ってるわけです」
山本浩之
「そうでしたね」
森田実
「で、それが今になってですね、ごめんなさい、謝罪しますで」
サニー・フランシス
「(笑)」
山本浩之
「それじゃ済まないと」
森田実
「大人でも済みませんよ、これは。政治家だったら絶対済みませんよ」
山本浩之
「ほんとそうですね」
森田実
「普通だったら腹切るような話ですよね」
山本浩之
「政治家である以上、それだけの責任は取らなきゃいけないということですよね」
森田実
「そうです、そうです。ですからやはり、少なくともそれだけの声明をするんだったら、もう、民主党政権は、終わりですと、そして選挙管理内閣を作って、衆議院解散総選挙で出直しますと、やらなければ、政治っていうのは根本で正直でなければ成り立たないわけですから」
山本浩之
「あー、それが政治家の姿でしょうね」
森田実
「そうです」
山本浩之
「それともう1つ。その、2つの献金問題ですね。ま、これ自体が、本当でしたら今日(7月22日)成立予定だった2次補正予算案、えー、これも遅らせてしまってます。で、この献金問題の中身を見ましても、まあ限りなく、グレーというか、まあ正直申し上げて黒に近いグレーと言った方がいいと思うんですけれども、ダーティなイメージは拭えませんけど、これに、対処する仕方はどうですか、菅総理の」
森田実
「これはね、あの、前原さんが、ま、菅さんの5分の1ぐらいの(在日韓国人からの)献金で、外務大臣辞職」
山本浩之
「そうでしたね」
森田実
「だったんです。その直後に、その、前原さんの5倍ぐらいの献金で、問題が出て、もう明日には総辞職かと言われてる時に、その、東日本大震災が起こってですね、この問題で、議論がなくなっちゃったんですね。つまり、菅さんは、その時に、その、責任を取らなきゃいけなかったんですよ。で、しかも国会において、これ返しましたと。私はね、あの、放送で聞いてますよ」
山本浩之
「ええ、発言しましたね」
森田実
「返しましたと。で、今度はじゃあ、領収書見せろっつったら、出さないと」
山本浩之
「そうですね」
森田実
「そして、発言を聞いてましたら、これから払うって趣旨のことを言ってるわけですよ」
山本浩之
「ってことは、また、それも嘘ついた…」
森田実
「嘘ついたんです。でね、こんなデタラメな嘘をね、通しちゃいけませんから、これは菅氏は、辞職して、私は、内閣総理大臣の辞職でとどまるような話じゃないと思いますよ。法律違反ですから」
一同
「はあー……」
森田実
「国会議員としてもね、辞職しなきゃならんような話だと思うんですよ。しかも自分がですね、拉致問題の本部長ですよね」
山本浩之
「はい、そうです」
森田実
「総理大臣として。そして、その、拉致する側にいた団体に対してですね、自分自身の政治献金が、何千万円ですよ」
山本浩之
「そうですね」
森田実
「ええ、しかも、その民主党全体の関係者で、億の単位の、献金をしてるわけですよ」
山本浩之
「はい、そうです」
森田実
「で、これだけのことをやっておいてですね、そして、粘って粘った上に、謝罪一言でもって通そうっていうのはですね、こんなけしからん話はないんです」
一同
「うーん」
森田実
「私は、彼はですね、国会議員も辞職してね、その、私は、日本の国からもね、去らなきゃいけないようなことやってるんだと思いますよ」
山本浩之
「確かにそうですね。菅総理自身は、この先の見通しについてどういうふうに考えているのか。決して甘くはないと、いうふうに思いますが…」
____________________________内容紹介ここまで
森田さんGJ!(^o^)
ただ、ひとつだけツッコミ入れさせていただくと、領収書提出問題について「(菅さんの国会での)発言を聞いてましたら、これから払うって趣旨のことを言ってる」と言われてるのは、客観的事実ではなくて、あくまで森田さんが感じられたことではないかと思います。
もっとも、菅さんが国会に領収書を提出しない(できない)のは、領収書が存在しないからではないか、すなわち本当は返金してないからではないかという見方は、7月21日の参院予算委員会以降、ネットを中心に少しずつ広まってきているようです。
あるいは、返金して領収書もあるんだけれども、返金日が菅さんがこれまで言ってきた「3月14日」ではなくて「3月10日」なのではないか、という見方もありますよね。
そう、21日の参院予算委で自民党の山谷えり子さんが指摘した「10日(朝日新聞の報道が出た前日)に神奈川県の保土ヶ谷パーキングでこっそり返却したという情報もある」というやつです。
(山谷さんのと同じ情報源なのかどうか分かりませんが、「週刊朝日」6月17日号には、永田町関係者の「週刊朝日の質問状に驚いた菅首相サイドが10日、秘密裏にK氏(菅首相に献金した在日韓国人)側と接触して、領収書と引き換えに返金しています。なんで14日に返したなんて言ってるんですかね」という証言が載っています)
領収書が存在しない(返金していない)のであればもちろん大変なことだし、また実際の返金日が「3月10日」であれば菅さんは国会で虚偽答弁をしたということになり、これまた大変なことですよね。
いずれにしても、今や菅さんは崖っぷちに立たされている状態……のはずなんですが、マスコミの追及が甘いせいか、まだまだ余裕ぶっこいてるように見えます(-.-#)
そんな中、産経新聞と「アンカー」だけは今後も菅さんのこの2つの献金問題を追及していってくれると思うので、そこに希望を見出したいと思います。
ってことで……
皆様にご心配いただいた「めまい」もお陰様ですっかり沈静化したんですが、さすがに3日連続文字起こしはしんどい(^^ゞ
やや短めですが、今日はこのへんで(^_^)ノ""""
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。