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菅退陣騒動は茶番 「退陣3条件」などペテン 菅は辞めない
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2011/7/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
民主党内全員承知の上の田舎芝居が真相だ
--無能首相が進退を曖昧にし閣僚や党幹部が間もなく退陣と言い、悪法成立後は野となれ山となれの民主党政治のアナーキー
--彼らは次の選挙では大敗し政権転落必至を承知だから、あと2年は何があっても政権にしがみつき、その間に私利私
欲の政治的利潤を作ろうと国民生活無視のメチャクチャを続けている
やっぱり、この男は辞める気などまったくないようだ。
内閣不信任案が提出された6月2日に「一定のメドがついたら」と「退陣表明」しておきながら、不信任案が否決されると「私自身、首相を辞める、退陣するという言葉を使ったことはない」と平然と居座りつづけているスッカラ菅首相。
なでしこジャパンを官邸に招き、「劣勢になっても最後まであきらめない、なでしこジャパンの戦いは勇気をくれた」「私もやるべきことがある限りあきらめないで頑張らなければならない」と改めて“続投宣言”する始末だ。
首相は退陣条件として、「第2次補正予算」「再生可能エネルギー特措法」「特例公債法」の成立を挙げている。
国民の多くは「退陣3条件」が整えば辞任するだろうとみているようだが、スッカラ菅は3法案が成立しようが、絶対に辞めない。そのまま居座りつづけるつもりだ。
「民主党執行部は、なんとしても会期末の8月31日までに“3条件”をクリアするつもりです。自民党も3法案を成立させて首相を退陣させる“太陽政策”に傾きつつある。会期中に3法案が成立する可能性は高い。ところが、首相は9月以降のスケジュールをどんどん入れている。9月前半にワシントンで行われる日米首脳会談に出席するつもりで調整を進め、9月下旬にニューヨークで開かれる国連総会にも出るつもりです。国連総会では“脱原発”を訴えるなどといわれている。“退陣3条件”などお構いなしの状況です」(官邸関係者)
首相の広報担当である下村健一氏が、菅首相のことを「これだけ言われても精神的に追い込まれない人」「(鈍感力を)持ってます」と評していた。国民から「嘘つき」と罵倒されようが、本人は少しもこたえていない。どんなに批判を浴びようが、政権にしがみつくハラなのだ。
◆「退陣3条件」が成立しても辞めない
民主党議員は「首相は3条件がクリアしたら辞任する」「代表選は8月末だ」などと、あたかも「菅退陣」が迫っているかのように喧伝しているが、茶番もいいところだ。
菅首相に辞める気がないことも、辞めさせる方法がないことも、民主党議員なら全員、知っている。3条件ウンヌンは、自民党を3法案に賛成させるための「国会対策」みたいなものだ。
そもそも、本気で首相を退陣に追い込むつもりなのかも怪しい。閣僚や党三役が揃って辞表を叩きつければ、さすがにスッカラ菅だって退陣せざるを得ない。ところが、捨て身の行動はゼロだ。
このままでは、冗談ではなく、いつまでも菅政権がつづくことになる。政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「退陣3条件がクリアしても首相が辞めなかったら、自民党は秋の臨時国会でもう一度『内閣不信任案』を提出するはずです。問題は、民主党議員が賛成するかどうかです。もし、不信任案が可決されたら首相は解散する可能性が高い。総選挙となったら、民主党は大惨敗し、民主党議員は次々に落選していくでしょう。果たして、落選覚悟で不信任案に賛成するのかどうか。最後は腰砕けになり、6月2日の不信任案の時と同じく否決という結果になるのではないか」
2回も不信任案が否決されたら、菅首相が「私は信任された」と、さらに居座りを決め込むのは間違いない。
秋の臨時国会を乗り切れば、そのまま2012年度予算の編成に突入し、年が明ければ衆院議員の任期満了まで残り1年半。菅首相は解散もせず、任期いっぱいつづく可能性が高まる。
民主党議員にとっても、首相を支える気はサラサラないが、落選するくらいなら、あと2年間、解散しない菅政権がつづいた方がマシなのである。
◆「政治空白」があと2年つづく悪夢
しかし、あと1年も2年も“死に体”の菅政権がつづくなんて冗談じゃない。
ただでさえ日本は千年に一度の大震災に襲われ、かつてない国難に直面しているのに、無能無力の菅首相がつづいたら、この国は本当に崩壊してしまう。
最悪なのは、「退陣表明」した“死に体”首相が居座ることで、政治からケジメが失われ、仕切り直しも出来ないまま、いつまでも「政治空白」がつづくことだ。
震災の復旧復興だって進まない。いまや、首相の存在自体が復旧復興の妨げになっている。
「ガレキの処理も、撤去できたのは全体の3割と一向に進んでいない。復旧復興が遅れている最大の理由は、首相に求心力がないことです。国難の時は、トップが強いリーダーシップを発揮するしかない。しかし、退陣表明した“死に体”首相に、政治家や官僚が従うはずがない。政治家は自分の利権確保に走り、官僚は省益を拡大しようとするだけです。実際、閣内も党内もバラバラ。これではモノが前に進むはずがありません」(政治評論家・山口朝雄氏)
スッカラ菅が延命して喜ぶのは、首相を裏から操って「太陽光エネルギー」で一儲けしようと企んでいる“平成の政商”孫正義ぐらいのものだ。
◆このままではニヒリズムが広まる
いったい、2年前の政権交代はなんだったのか。自民党政治にウンザリした有権者は「国民生活が第一」を掲げる民主党なら、自民党とはまったく違う政治をしてくれるはずだと期待して一票を投じた。
ところが、解散を恐れ、「退陣表明」した首相を誰も交代させられないのだから話にならない。
菅首相を引きずり降ろすどころか、どうせ次の選挙で民主党は消えてなくなると開き直っているのか、国民と約束した「マニフェスト」を簡単に撤回し、後は野となれ山となれと「大増税」路線を突っ走っているのだからトチ狂っている。
「このままでは猛烈な勢いで政治不信が強まりますよ。すでに『支持政党なし』が多数になり、国民は政治を見限りはじめている。ニヒリズムが蔓(まん)延(えん)するのではないか。菅首相を観察していると、国民のことも、民主党のことも頭にない。あるのは自分の都合だけです。それは民主党全体に言えると思う。自分の保身しか考えていない。首相を全力で支えるでもなく、引きずり降ろすわけでもない。政党としての体を失っている。せめて、実力者の小沢一郎が健在なら、態勢を立て直す可能性もあったでしょうが、代わる人材もいない。2年前、民主党に期待した有権者ほど不信と怒りを強めているはずです」(山口朝雄氏=前出)
自民党の石破茂が「菅直人を甘く見ないほうがいい」と警告していた通り、菅首相は絶対に辞めない。国民はとんでもない男を首相に持ってしまった。
こうなったら民主党ごと国民の手でブチ壊すしかない。
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