http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/854.html
Tweet |
小沢元代表の初公判、10月6日を軸に調整
2011.7.21 22:44 産經新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110721/trl11072122450014-n1.htm
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の公判前整理手続きが21日、東京地裁(大善文男裁判長)で開かれ、初公判を10月6日に開く方向で調整していることが関係者の話で分かった。
現時点で9月下旬までに5回の協議が予定されており、進捗(しんちょく)状況によっては、10月14日になる可能性もあるという。
検察官役の指定弁護士は衆院議員、石川知裕被告(38)=同罪で公判中=ら元秘書3人のほか、取り調べを担当した前田恒彦元検事(43)=押収資料改竄(かいざん)事件で実刑確定=ら9人を証人申請している。弁護側は前田元検事について不要との意見を提出する方針。
調書不採用も証言重視 小沢氏公判「共謀」めぐり攻防予想
2011.7.20 20:51 産經新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110720/trl11072020520011-n1.htm
「国民に対する背信行為」−。検察側は論告で、元秘書3人による虚偽記載の悪質性を強調した。立証の柱として証拠申請した3被告の供述調書が不採用とされ、論告の一部変更を余儀なくされた検察側。だが、客観証拠などを材料に、「ゼネコンからの裏献金を隠すために虚偽記載に及んだ」とする当初の主張を、論告でも貫いた。
検察側は3被告の調書計40通を証拠申請したが、東京地裁は石川知裕、池田光智両被告分の計11通について、「威圧的な取り調べや利益誘導があった」と任意性を否定し、不採用を決定。虚偽記載について大久保隆規被告や小沢一郎民主党元代表に報告し、了承を得たとする調書も含まれていた。
一方、検察側は調書不採用を受けて、裁判官による勾留質問調書を大幅に盛り込むなど論告の修正を迫られた。検察官調書に代わる材料として重視したのは、客観証拠や法廷証言だ。大久保被告が、土地購入について小沢氏に提案していた点や、土地の登記時期の延期について自ら不動産業者と交渉したことなどに着目。大久保被告が会計責任者として、小沢氏からの4億円の借り入れが政治資金収支報告書に記載されているかどうか確認した上で、「虚偽記入を認識しつつ、了解を与えたものと推認できる」と主張した。
水谷建設からの現金の授受については、証人として出廷した同社関係者らの証言について、いずれも「信用性が高い」と認定。一方、授受を否定する石川、大久保両被告の証言は「当日のアリバイがない」と信用性を否定した。
◇
政治資金規正法違反罪で強制起訴された小沢一郎民主党元代表の公判は10月上旬にも始まる見通しで、元秘書3人の判決がどう影響するのか注目される。鍵となるのは元秘書3人の公判で不採用となった供述調書。小沢元代表の法廷は、「共謀」をめぐる激しい攻防が予想される。
小沢元代表の弁護側は、政治資金収支報告書の虚偽記載は「虚偽記載に当たらず、仮に当たったとしても元秘書3人との共謀もない」などと主張している。
最大の争点は小沢元代表と元秘書の共謀関係だ。東京地裁は元秘書3人の公判で、小沢元代表が虚偽記載を了承したとする供述調書を「任意性に疑問がある」として却下する決定をした。小沢元代表の公判で弁護側は、この決定を武器に無罪を主張する方針だ。
法曹関係者からは「別の裁判官なので元秘書公判の結果は即、小沢元代表の公判に影響しない」との声が上がる一方、「共謀関係の争いなので、元秘書が1人でも無罪なら、小沢元代表が無罪になる可能性も現実味を帯びる」との意見もある。
また、元秘書3人に対する論告で検察側は、小沢元代表の供述の変遷を指摘。土地代金4億円の原資について、任意の聴取に「家族名義の口座から引き出した」などとしたが、その後に「記憶もない」などと具体的な説明を避けたことに触れた。公判で小沢元代表が4億円の原資についてどう説明するかも注目される。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。