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記者団から「理解できない」の声も 菅首相の地元に鞍替えする横粂議員の会見
http://news.livedoor.com/article/detail/5725142/?p=2
2011年07月21日16時31分 BLOGOS編集部
民主党を離党して、現在は無所属の横粂勝仁(よこくめ・かつひと)衆院議員(29)が21日の定例記者会見で、次期衆院選で菅直人首相の地元である東京18区から出馬する考えを正式表明した。
横粂氏は06年、フジテレビ系恋愛バラエティ番組『あいのり』に出演。「総理」というニックネームでお茶の間の話題になっており、09年の衆院選では神奈川11区から民主党公認で出馬した。小泉純一郎・元首相の次男である自民党候補・小泉進次郎氏(30)と激戦の末に敗れるも、比例復活。今年6月には菅首相や民主党執行部を批判した上で、内閣不信任案に賛成。民主党を除籍されていた。
この日の会見で、「菅総理の暴走を止めるためには直接対決しかない」と、意気軒昂に訴えた横粂氏だったが、記者団からは「菅首相が辞任したら、対抗馬として出馬する意味がないのでは?」「私には理解できない」などと冷たい指摘が相次いだ。横粂氏はやや動揺しつつも、「私自身の勝手なこだわりかもしれませんが、首相辞任を迫るのであれば、自分の政治生命を賭けたい」と強調。決意は揺るがなかった。
内閣不信任決議案の再提出を目指して始めた署名集めについても「(提出に必要な)50人の賛同者を募りたい」と話している。詳しい発言内容は以下の通り。
■「選挙が怖くて政治はできません!」
横粂勝仁氏(以下、横粂氏):本日もお忙しいところ、横粂勝仁定例記者会見にお出で頂き、まことに有難うございます。本日の記者会見におきましては、私の重大な決断について皆様にご報告させていただきます。
私、横粂勝仁は地盤も看板もカバンも、そして政党もない無所属の新人議員でございます。しかし、国家のため、国民のためであれば、我が身を投げ打つ覚悟を持っております。菅総理が偽りの退陣表明により内閣不信任決議案の可決を免れ、また被災地の皆様を置き去りにした脱原発宣言により、ただひたすらに自らの延命を計り、被災地の復旧・復興は遅々として進んでおりません。
菅総理にとっては、「心被災地にあらず」。心は延命に、または脱原発解散にあるんではないでしょうか。「信なくんば立たず」と言います。信なき政治により、被災地の皆様がないがしろにされ、また、信なき政治により日本が破滅してしまうことを、重たいバッジをいただいている議員の一人として看過することは到底できません。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」と言います。
「こんな時期にまた政局か」と国民の皆様からのご批判を各議員は恐れております。また「菅総理は脱原発解散するのでは?」という憶測が、各議員の手足を縛っております。しかし、ご批判が怖くて、選挙が怖くて政治はできません!菅総理の信なき政治を終わらせるためには、たとえ我が身が粉々に砕け散ろうとも本望でございます。
そこで、私は重大な決断をいたしました。被災者、国民の皆様のため、そして日本の誇りを取り戻すために、信なき政治の暴走を止めるべく、私、横粂勝仁は菅総理の選挙区であります東京18区において出馬し、菅総理と直接、堂々と戦わせて頂きたいと思っております。
政治家「横粂勝仁」を誕生させていただいた場所は、横須賀・三浦であり、そこで頂いたご支援とご縁は生涯忘れるものではございませんし、横須賀・三浦を見捨てるつもりも逃げるつもりもございません。横須賀・三浦で選挙活動をすることではなくて、政治をより良く、日本をより良くしていくことこそが、横須賀・三浦の皆様に対する恩返しだと信じ、これからもただまっすぐ突き進んで行きたいと思っております。
ここに改めまして、これまで私をご支持・ご支援いただいた全ての皆様にお詫びと御礼を申し上げ、また、これからは市民活動を原点とする現職総理にしっかりと胸をお借りするつもりで、しかし同時に一国のリーダーとしての道を踏み外している現在の総理とは臆することなく堂々と戦わせていただくことを、その決意を、覚悟を皆様にお伝えさせていただきます。
以上が私からのご報告です。有難うございます。
■「大義が理解できない」記者団からは厳しい質問も
―仮に民主党の代表選が行われて、菅総理とは別の方が総理になられた場合は、その別の方の選挙区から出ることになるのですか?
横粂氏:まず、私の行動の第一、根本は「信なき暴走する政治を止めたい」ということであります。今、菅総理が完全に暴走しており、そして被災者の方々を置き去りにした「脱原発解散」ということに踏み切るのであれば、堂々と戦わせて頂きたい。しかし、その上でも、これまでの被災地の方々を置き去りにした、そして政治をもてあそんだ結果は消えるものではありませんので、いかなる結果になろうとも、選挙の前に退陣されるにしても、菅総理と(18区で)戦わせて頂きたいと思っております。
―18区に立たれるのは次の選挙だけでしょうか?それとも菅さんが総選挙に立たれる限りずっと戦うつもりなんですか?
横粂氏:私自身が前回神奈川11区、今回が東京18区と、結果として転々としてしまっているので、また次も別のところで戦うことになるのではないか?と思う方もいらっしゃるとは思うのですが、私は決して選挙区や選挙をもてあそぶ感覚は毛頭ございません。ただ、菅総理の暴走を止める手段として、また、私がいただいてる議員バッジを賭けるものとして、不信任案の再提出と、選挙での直接対決の二つから逃げたくないという思いです。
しかし、また菅総理が出られるのであれば堂々と戦いたいし、18区の皆様のご支援をいただけるのなら骨を埋めたいと思っております。ただ、そこだけに囚われることなく、日本の国会議員だということ決して忘れることなく、全体を見ながら考えていきたいと思っております。
―「菅総理の暴走を止める」というのが東京18区での出馬理由ということでしたが、ただ、菅総理が辞めちゃったらその大義名聞がなくなっちゃうのでは。先生の大義名聞って何なのですか?
横粂氏:「菅総理の暴走」の定義でいいますと、今、総理をしていて暴走をしているというだけでなく衆院議員としての不的確性があると思います。やはり、政治の世界において、信用・信頼ということが重要であって、だからこそ政治家は言葉に魂をこめるわけです。それを壊してしまった方が元総理になったとしても、その責任を問われないのであれば、今後も何でもありの政治になってしまいます。私としては「菅総理憎し」ではなくて、今後の政治のあり方について、「信なき政治」をなくすために戦っていきたいと思っています。
―暴走を止めるっていうのは、最高権力を持つ現職総理に立ち向かうのなら話は分かるんです。ただ、全く権力の手綱を握れない元総理と戦うという大義は、私には理解できないんですが
横粂氏:果たして出馬したからといっても勝てるわけでもないですし、内閣不信任案の再提出がこれが一番、菅総理を止められる戦いです。ですが、これだけをやるのは、どうしても対岸の戦いになってしまいます。諸先輩方が「菅総理、即時辞めるべきだ」と言いますが、対岸の戦い。本当に政治生命を賭けるのであれば、やはり直接戦わせてもらうのがいいと考えました。私自身の勝手なこだわりかもしれませんが、その二つをセットとして信念を通していきたいと思っております。
◇
[横粂勝仁] パフォーマンス出馬に2匹目のドジョウなし
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3444.html
2011/7/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
スッカラ菅が相手なら勝算ありと考えたのだろうか。無所属の横粂勝仁衆院議員(29)が、次期衆院選で菅首相の地元である東京18区から出馬する考えを明らかにした。
横粂は「菅首相の震災対応には問題がある」として、先月、野党から出された内閣不信任案に賛成し、民主党から除名された。今月10日には元航空幕僚長の田母神俊雄氏と共に18区の武蔵野市を練り歩き、「菅首相はリーダーとしてふさわしくない。今すぐ辞めろ」とシュプレヒコールを上げていた。
「横粂氏の本来の地盤は神奈川11区ですが相手は自民党の小泉進次郎。前回の選挙で5万票以上の大差をつけられているし実力も知名度も圧倒的に進次郎が上。この選挙区では絶対に勝てないし、比例復活も出来ないと悟ったのでしょう。菅に不満があるので、東京18区から出馬することは大義名分がある。勝てる可能性ありと安易に思ったのでは」(永田町関係者)
それにしても、この時期の“出馬表明”はいくら何でも早過ぎないか。前出の関係者は続ける。
「先週発売の週刊誌に、『東国原英夫・前宮崎県知事は東京18区からの出馬が有力』という記事が載ったのです。横粂は『彼が先に手を挙げたら、後から出馬する自分なんか見向きもされない』とかなり焦ったようです。とにかく一番最初に手を挙げて、東国原氏を封じたい。浅はかとしか言いようがない」
こんな男が国会議員であること自体、この国の民度の低さを証明している。
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