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ホントこの「悪党小沢一郎に仕えて」は
おもしろかった。
著者である石川さんがおっしゃられるように
今までの「小沢一郎」について本とは、
まったく違う視点から書かれている。
何年も小沢さん家に
住み込み、その内側から見た
「小沢一郎」を
実によく描いている。
また、ほんの先日
石川さんのインタビューのシーンを見た。
言葉もしっかりしているし、
一人の人間として、彼が発する言葉の
「重み」のようなモノを感じた。
一人の人間として
「地に足がしっかりついている」というか、
「自身の考えをしっかりと持っておられる」というか、
いろいろな鍛錬を積まれた人だな〜と
感じた。
石川さんは、「小沢事務所」という
「虎の穴」のようなところで、
一人の人間として、
一人の政治家(悪党)として、
修行をつまれた。
しっかりと「雑巾がけ」
なされた。
このような「雑巾がけ」が
今後の人生にとって
どれほど重要か、
計り知れない。
その経験が
石川さんの肉となり、
骨となり、人生の上で
しっかりとした土台となって
いくであろう。
さらに国の行く末を判断する
政治家を育てることが
いかに大事なことか。
民主党の先生方に是非とも
言いたい。
「仕分け」のような
パフォーマンス頼みでは、
本物の政治家にはなれない。
「パフォーマンス依存型政治家」では
官僚にもマスコミにも、もてあそばれ、
自分の秘書にだって馬鹿にされる。
そして、誰からも信用されなくなる。
特に一年生議員の方々に言いたい。
どんな職業でもそうであるが、
ぺーぺーのうちにやるべきことを
やっておかないと、
後でどえらい目に合う。
もし、幹事長のような
一年生議員を預かる役職ならば、
そのようなことを教え込むのが
本物の優しさではなかろうか。
小沢さんや鈴木宗男さんの一番の「強み」は何か。
それは「強固な支持者」の存在だ。
その存在があれが、
マスコミにも官僚にも
はたまた検察による
地獄のような仕打ちにも
立ち向かうことができる。
誰にはばかることなく
言いたいことが言える。
ただ地元をまわっているだけでは、
強固な支持者など確保できない。
鍛錬を積んで、人間的に成長する。
そして、下向きに必死になって
自身の主張を訴えていく。
鍛錬を積めば積むほど、
物事がよく見えるようになり
自身の政策にも磨きが掛かる。
人のいやがる仕事を引き受ければ
引き受けるほど、
自身の信用が増す。
一人の人間として、
そのような土台がなければ、
政治家として、だれも相手にしてくれない。
下っ端のときに
「雑巾がけ」をしっかりやり、
さらに「どぶ板」的に地元を
まんべんなくまわる。
そして、国民が何を求めているか、
何に困っているのか、
よくよく研究を積む。
真の政治家に育つためには、
このようなことが遠回りのようで
一番の近道だ。
小沢事務所では、
そのような政治家を育てる
環境がまだ残っているのではなかろうか。
それから、もう一つ
この本の中で、注目するべきところがある。
それは小沢さんと石川さんの対談の中で
石川さんが
「これだけ諸外国に好き放題やられているのは、
やはりリーダーの責任でしょうか?」
と、問うた。
そして小沢さんが
「リーダーのせいではあるけど、
それ以前に日本人自身の問題だな。
よく言うように、国民のレベル以上の
リーダーは出ねえんだよ。
衆愚の中からは衆愚しか生まれない。
だから国民がレベルアップしないと
いいリーダーは育たない。
その意味でどうしたらいいのか。
そういうことを日本人はもう少し
考えなきゃいけないな」
と、、、。
今までのように、政治にも
行政にも無関心。
蓋を開けてみたら、
お上がとんでもないことを
やり続けていた。
さらに、自分で考えることを
放棄し、テレビに自分の思考を
丸投げしている。
テレビという洗脳装置に
この期におよんでも、
まだ離れることができない国民も
多数いるようだ。
一人一人よくよく考えなくては
ならない。
今大きく変わらなければ、
繁栄し続けることは
極めて難しいし、
生き残ることすらむつかしい。
原発、「核のゴミ」という
大変な危険と同居する事になってしまった。
さらに日本の伝統文化もことごとく破壊され、
さらに地縁、血縁、社縁などで、
しっかりと結ばれた「絆社会」から
自殺や孤独死が多発する
無縁社会に急激に移り変わろうと
している。
無縁社会であればあるほど、
実は支配層にとっては、
支配しやすい。
気が付けば、
外国資本に占領され、
一部の大金持ちと、
大多数の貧乏人の
ような社会が訪れることになる。
外国勢力の植民地にならず、
独立が保たれたのも、
日本人同士の「絆社会」で
あったからだ。
さらに戦後の奇跡の復興も
自身の我欲を押さえ、
多くの人が献身的に
復興のために貢献したからだ。
自身の我欲中心の社会では
社会自体が持たない。
そのことをしっかりと認識しなくては
ならない。
我々は大きく今変わらなければならない。
小沢さんが昔から言っていた言葉であるが
「変わらずに生き残るためには
変わり続けなくてはならない」
と、、、。
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